情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
俺が指揮、ねえ。
[ ミリアムの申し出には苦笑が浮かぶ。>>195確かに、軍での在籍年数と経験値から言えば、一番指揮慣れしているのは自分だろうという自覚はあるのだが ]
それをお前さんの一存でやっちまうと、後で伍長の立場が悪くなったりしないか?
[ 男はただの民間人ではなく、要注意人物と目されるジャーナリストだ。能力的に可能であっても、後の責任を負える立場に無い男は、それを代わりに負わされるかもしれないミリアムを案じてそう口にして ]
...だが、そのゲーム形式てのは使えるな。
軍の指揮じゃなく、一般参加のゲームの仕切りなら、俺がやっても問題ないかもしれない。
それでどうだ?
[ そんな提案を返した ]
[ 「面白そう」>>199「安全第一」>>201と、口にするカレルに、男は愉しげな視線を向ける ]
このマハラ上等兵に、仕切りを手伝って貰えば、民間人保護も大丈夫そうだしな。
どうよ?
[ 使えそうな助手確保♪と、内心の声は、ミリアムには聞こえていたかも ]
/*
ふはは、意外とカレルくんが賢者かもなー
妖魔と賢者のコンビとか、凄い楽しいんですけど。ま、全てはラ神次第でもあるんですけどね。
ほんとに使えない奴を置いとくほど、この基地も呑気じゃないさ。
失敗は成功の元って言うだろ?
俺は、お前さんのアタック精神は買うね。
[ 自信なさげなカレルに>>205男の告げる言葉は本音だった ]
[ その後の、ミリアムに対する言葉は、黙って聞いて「能力」と口にされるのを耳にすると、僅かに目を細める>>206 ]
/*
それにしても安定の兄貴位置キープである...どうしてこうなt...明らかになかのひと属性ですね、はい。
[ 信頼に足る、と口にしたミリアムと、それに応じて協力を受諾したカレルに、一瞬、男は先刻メレディスに向けたと同じような、眩しげな表情を見せる ]
[ そして、告げられたカレルの能力についての情報は真顔で聞いて>>210
使用条件を理解すると、静かに頷いた ]
了解した。マハラ上等兵。
[ 応じた声は、今では滅多に使う事のない、軍人としてここに在った時と同じトーン ]
君の信頼に感謝する。
だが、俺が君にその能力の使用を指示することは恐らく無い。
もしも、君自身が能力行使を必要だと判断したら、俺にそれを伝えてくれ。
制限を解除するために、指示という形式が必要なのなら、それは請け負う。
[ つまりは、カレルから要請があれば、指示をする、と、そんな逆説的な事を言った ]
ま、要はゲームの元締めだしな。
そんなに大層なことにはならないっしょ。
[ 次の瞬間には一転、お気楽にそう嘯くのもお約束の部類か ]
そんじゃとりあえず、一度会場に戻って、打ち合わせるか。
そろそろメレディスの手も空いたころだろ。
[ やがてそう促して、もとのイベント会場へと向かう。集まるのはリラックススペース辺りということになっただろうか?** ]
― リラックススペース ―
[ 途中、色々あったりなかったりしたかもしれないが、三々五々、声を掛け合う形で、リラックススペースの一角に、会場内に取り残された軍人達の内下士官以上の者が集まって来た。その中にはメレディスや、彼に案内されたサシャ達もちゃっかり混ざっていたかもしれない。
あまり秘匿情報もない臨時会議だったから、その辺りはアバウトだった ]
[ まず決められたのはもふ捕獲のためのチーム分けと、担当部署、おおよそ1チームに指揮官1人と3〜4人の兵士という単位で動くことになる。
サブリーダーまで設けるには、人手が足りなさすぎたのだ ]
[ 各チームの人選は指揮官に一任、一部は、くじ引きになったかもしれない。民間人であっても士官学校の学生や、ある程度の実力が見込まれる者には、個別に協力要請もされた。
捕獲に必要な機材は倉庫で各自調達、作戦も、結局、当面チームごとの工夫に任せることになる。勿論有効な手段を見つけた時は情報交換して助け合うのは大前提だった ]
はーい!では、ゲーム参加者の皆さんはこちらに集合願いまーす!
[ ミリアム発案のもふもふ捕獲ゲームは、主にドック内の重要機材が少なく見通しのいい区域=出店ブース周辺で行われることになった ]
三人ずつのチーム組は出来てますかー?人が足りない場合は申し出て下さい、軍からサクラの人が加わってくれるそうです。
あ、ずるいとか言わないように。
大丈夫です、ここに回されてる人は、新人が多くて皆さんとあんまり変わりません。
[最後の部分を、わざとらしく小声で強調すると、くすくすと笑いが起きた]
― 出店ブース周辺 ―
地図はお持ちですね?その地図の中の黄色で色分けされた区画がゲームのエリアです、他のエリアにはなるべく立ち入らないようにお願いします。
うっかり立ち入ると、軍の捕獲部隊に猫や兎と一緒に捕獲されちゃいますよ?
[ ジョークを交えつつ、説明は続く ]
お手元の捕獲袋(土嚢の袋の流用である)に、捕まえた兎や猫は詰め込んで下さい。一つに二匹が限度です、無理してつめると破れちゃいますから気をつけて。
捕まえたらリラックススペース横のコンテナに持っていってカウントしてもらって下さい。
もちろん休憩も御自由に。
制限時間は、ここが解放されるまでの間です。
あはは、確かにいつになるか判らないですよねー?
でも大丈夫、軍の方でも対処はされてますから、そんなに長くはかからないはずです。
その間、ゆっくり楽しみましょう!
捕まえたのが猫なら3点、兎なら1点のポイントになります。10ポイント貯めた時点で、屋台の飲食物から好きなものがプレゼントされますから、どうぞお楽しみに。
もちろん、成績優秀なチームには後で軍からスペシャルプレゼントも御用意しています。
[ この辺りは、完全に独断の口約束だが、それくらいは軍でもケチる筈が無いという判断である。というか、ケチったら脅して何とかさせるくらいのアテはあった ]
何かトラブルがあったら、俺かこちらのマハラ上等兵にご相談下さい。会場内を回ってますから。
では、スタートです!皆さんがんばって!
[ やたらに場慣れした様子には、カレルから何かしらツッコミがあったかもしれないが ]
軍に居た時から、こーゆーの得意なのよ、俺。
[ にこぱと笑う男が、イベント事には逐一張り切る宴会係、お祭り男と認識されていた事は、恐らく旧知の同僚も証言してくれる筈だった ]
[ やがてわいわいと、あちこちでもふもふ捕獲作戦が展開される。目標が出来た事で、効率はかなり上がったようで、ミリアムの作戦勝ちといったところだろう ]
さて、それじゃ俺達も回ってみるか。
子供とかエリアを外れちまいそうだから、危険なとこに入り込まないように、特に気をつけてやってくれな?
ああ、あと、参加者を邪魔しない範囲で捕まえられそうなのは、俺等でも捕まえとこう。
[ カレルと、他に数人配置された兵士達にそう声をかけて、男は動き出す ]
マハラ上等兵は悪いが出来るだけ俺の傍にいてくれ。なんかあったら指揮交代頼むからな。
[ さらっと、そんな言葉を投げたのを、カレルはどう受け止めたやら** ]
― 出店ブース ―
[ 指揮交代の一言に、派手に驚愕の声をあげたカレルを>>227見やり、男はにやりと人の悪い笑みを浮かべる。その表情もメレディスには>>231見覚えのあるものだったろう ]
とーぜんだろ?ここの指揮を任されてるのは俺だけど、お前さんは俺の副官だ、指揮官に何かあった時は副官が指揮を引き継ぐのが当たり前だ。
そもそも、ここの配置人員にお前さん以上の階級の奴は居ないしな。
[ ゲームの説明でも言ったとおり、ここに配置されたのは新人隊員中心で、むしろ少年部隊と言ってもいいくらいなのだ ]
つってもまあ、そう構えなくてもいいって。
俺だって人間だからな、トイレにも行くし飯も食う、そういう時に、トラブルが無いか気をつける程度で充分だからさ。
これは命のかかるような作戦行動でもなけりゃ、実戦でもない、イベントの引率だ。
いつか士官になって、指揮する時の練習くらいに思っとけよ。
[ 男がイベント事を仕切る時、グローランサの素質を持つ新人を副官に選ぶのも、やはり以前からのことだった。
彼等に指揮を委ねると言って驚かせ、気楽にやれ、と笑うのもいつものこと ]
[ グローランサは、能力の発現次第で、年齢や階級に関わらず作戦行動に駆り出されることも想定される。
だからこそ、慣れる機会は多い方がいいのだ、と、男が、そう口に出して言う事は無かったが ]
習うより慣れろって、ね♪
[ 呟く声は妙に楽しげ ]
/*
さて、今日は動きが鈍そう&能力者COぽいっものがほとんど見えないので、ちーっと動きに迷うとこなんだが。
一応目標的にはフレデリカが居たら絡む、てとこかな。
あと小動物頭に乗せてるだけじゃ色々あれだから、妖魔COをもうちょっとはっきりする...は、夜があけてからでもいっかあ...
― 出店ブース ―
[ そんなこんなでカレルをつついていたら、状況把握出来てないのが丸わかりのフレデリカの顔が見えた>>245 ]
アルムスター少尉。
そーゆーわけなんで、食料を、ちょーしこいた、もふ共に奪われないよう死守してくれよ?
[ ので、遠慮なく、無茶振った ]
[ 実際に、疑似生命体であるラヴィやスノウが屋台の食べ物を食べるかというと謎だが、とりあえず、出店ブース自体の責任者をフレデリカに依頼するというのは、階級的にも、状況的にも規定のコース、ではあるのだ ]
とりあえずこいつらの数が減れば、事態収拾も見込めそうだしさ。
それまで腹が減っちゃ戦もできねーってことで、ひとつ、よろしく。
[ 続けた言葉は、半分は真面目に聞こえたか ]
― 出店ブース ―
頼むぜ。
てか、
[ フレデリカの良いお返事に>>256男は笑う。こう言っても、彼女は元々民間人かどうかなどあまり意識していないのだろうな、と、は、思っていた。
多分、少し頼りなく見えたとしても、そこが彼女の強みで魅力だ ]
ところで、その兎捕まえたのか?
それともペット?
[ 話が通った所で、ようやく確認するのは、フレデリカの腕の中の茶もふの存在。
いや、そういう男の頭の上にも、ペットよろしく白猫が丸まってるわけですが ]
[ フレデリカと話している途中、キアラがカレルに質問を投げかけたのが聞こえた>>266
どうするかな?と聞き耳をたてていたら、カレルは自分で答えを出したようだ>>278 ]
...いい判断だ。
[ ゲームという形をとってはいるが、実際には優先されるのは、効率よくもふ達を捕獲すること。そこを間違えていないのは、正しいと、小さく呟く ]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新