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─ 王宮内・廊下 ─
えぇと、此処から一番近い水場は…あら?
[まずは顔を洗ってこなくては、と近くの水場に移動しようと踵を返す。
そこで聞こえた声に、動きかけた足を止めた]
ロスリンちゃん、来てくれた──
[さっき×つけられた時に上げた声で心配してきてくれたのだろう。
礼を言おうとした刹那、こちらの顔を見た彼女の激昂>>5に面食らい思わず声を失った。
が、早く取らないとという言葉と差し出されたハンカチで我に返って]
─ 王宮内・廊下 ─
あ、ありがとう。
でもこれ、墨だから。
ハンカチ汚しちゃったら悪いわ。
[と、一旦断りを入れたものの再度差し出されればありがとうと礼を言って受け取った後]
ロスリンちゃん、その足。
貴女もあの子たちにやられちゃったのね?
[軍服に走る黒々とした一文字に気付き、もう、と溜息を吐いた]
ごめんなさいね、私が捕まえられてたら良かったんだけど。
それ、今書かれたばかりなら洗えば落とせるかもしれないわ。
私も顔を洗いに行かないとだから、ロスリンちゃんも一緒に行かない?
─ 王宮内・廊下 ─
[誘いに頷いた彼女と連れ立って移動し始めて。
ロスリンから切り出された話>>6にぱちり、瞬いた]
各務さんが原因じゃなかったの?
ごめんなさい、私朝からお掃除してて気が付いたらこうなってたから。
[何も知らないと彼女に頭を振った後、眉を下げて]
此処って割と何が起きても不思議じゃないとは思ってるけど。
よりによってお客様方がいらっしゃる日にこんなこと起きなくても良いのにね。
[そのお客様(の御付)が現状の起因であるとは知らず、ぼやいた後。
水場で自分の顔と、ロスリンから断られなければ彼女の軍服の墨を落とそうと移動した**]
/*
ロスリンちゃん来てくれてたからまずは行動補完して、と。
落胤無くなったから何になるかなーと思ってたら銀狼…銀狼とな。
空間の歪みの影響を受け、異空間とのバイパスとなっている者。
…のーぷらんだけど、がんばる。
─ 王宮内・廊下 ─
あら…じゃあ、うん。
ありがとう、ロスリンちゃん。
[一度は遠慮したハンカチだが、ロスリンの熱意>>31に絆されて有り難く受け取る事にした。
その後彼女の軍服に走る真一文字に気付いたことから、彼女も筆から逃げられてたと知り>>32]
ロスリンちゃんもだったのね。
あの筆の持ち主達、よっぽどすばしっこいのかしら。
[こちらは持ち主を知らない為、悔し紛れの推測を口にして。
誘いに乗ったロスリン>>33と共に、水場へと移動した]
─ 王宮内・廊下 ─
[移動の最中、原因について知らない事を詫びた後。
こちらのぼやきに対してのロスリンの言葉>>34にきょとり、瞬き]
それって…
もしかして、お客様が原因、ってこと?
[浮かんだ推測を口に出すと、こちらも何とも言えない表情であらまぁ…とか呟いた]
─ 王宮内・水場 ─
[ともあれ、今は人前に出るには恥ずかしい×印をどうにかせねばと水場に着いて。
ロスリンの服を先にと思ったけれど、こちらの顔の墨を優先してと言われて手早く顔を洗った。
まだ薄っすらと残ってるかもしれないが、鏡を見る間も惜しいからと後に回し]
さ、ロスリンちゃん。
落とすから、足をこっちに向けてくれる?
[水場の片隅、用具入れからブラシと石鹸粉を持ち出してロスリンに声をかけると、彼女からの問い>>35があり]
えぇ、そのままで大丈夫よ。
流石に濡らさなきゃだから、冷たい思いはさせちゃうけど。
[そう言って、彼女に断りを入れた後軍服の墨がついた部分を摘み上げ石鹸粉をつけたブラシで叩くように擦り墨を抜き始めた。
やはり薄っすらと墨の跡は残ってしまうけれど、それ程時間がかからぬ内に見目は殆ど戻せるだろう]
─ 王宮内・水場 ─
これでどうかしら。
元通りとまではいかないけれど、乾けば目立たなくなると思うわ。
[彼女から借りたハンカチで軽く叩いて水気を取り、墨がついていた部分を確かめる。
見るからに新しい軍服が汚れてしまって残念だろうと思いながら問いかけた後]
ロスリンちゃん、これからどうする?
私はあの筆を探しに行こうと思っているんだけれど。
ほら、散らばって逃げたみたいだから他にも悪戯されてたら事じゃない?
[そう言って、彼女の動向を問うた後。
自分はあの部屋から筆の行き先の見当をつけて、そちらに向かおうと**]
─ 王宮内・水場 ─
[お客様が原因らしいと、ロスリンから返った肯定>>51には何とも言えず言葉を濁した。
誰がそうか解れば状況の収束の目処もつくかとは思うが、そもそもこの状況が何でおきたかも考え始めると切りが無い。
悪意があってのことなら外交問題モノだし、そうでないなら原因元のお客様自体意図して起きた訳じゃないだろうし。
ともあれまずは目先の対処に専念すべき、と自分の顔<ロスリンの軍服の墨抜きを優先することに決めた]
ごめんなさいね。
お湯を使った方が後から余計冷たく感じちゃうから。
[大丈夫だとは言ってくれたけれど、やはり我慢しきれなかったロスリン>>52>>53に申し訳無さげな笑みを向ける。
水が温まるまで待っている時間も惜しくもあったので、水で敢行した作業は滞り無く進み]
─ 王宮内・水場 ─
そうよー。
無理に擦ると広がっちゃうから、こうやって石鹸で叩いて浮いてきた泡を取ると良いの。
[感心するロスリン>>54に説明するこちらは女子力というよりもオカン力が高いというべきか。
母親の仕事柄、掃除や洗濯は子供の頃から仕込まれてきた結果だが、こういう時役に立てるのは良い事だ。
元通りではないがそれに近くまでは戻せた所で目を輝かせるロスリン>>55にこちらも笑顔を返し]
─ 王宮内・水場 ─
どういたしまして。
折角新しいんだもの、綺麗に着れる内は綺麗に着たいわよね。
[言いながら使った道具を片付け、この後どうするか問うた後。
ロスリンの返事>>56に頷き、手をぱたぱたと振って]
そうね。
筆の他にも動いている子達もいるし、手分けの方が効率が良いわね。
[そう言って、道具倉庫に向かうらしいロスリンと別れ自分は来た道を戻っていった]
─ 王宮内・廊下 ─
さて、と。
四方に散らばって逃げたと考えると、結構骨が折れそうねぇ…
[ロスリンと別れ、手ぶらのこちらは筆たちの捜索をしようと元来た道を戻る。
あの落書きされた壁が起点だから、あそこから繋がる道を辿っていくつもりで、だが]
…ん?
[ぴり、と。
何かが引っ掛かった様な感覚に、ふと足を止めて周りを見渡した。
が、特に目立った変化はなく]
───…気のせい、かしら?
[首をかしげ、先を進もうとした、その矢先]
─ 王宮内・廊下 ─
……………
[一瞬何が通り過ぎたか解らなくて固まってしまったものの。
ひらひらとした見た目よりも早い速度で飛んでいるのに気付くと慌てて]
ちょちょ、ちょーっと待ったーーー!!!
貴方今朝掃き掃除したばっかりなのよ、汚れたらどうするの!
[と、傍から聞いている者がいればツッコミが入りそうな制止をかけつつ後を追った]
─ 王宮内・廊下 ─
[慌てて追いかけるのは、汚れたら困る、というのもあるが。
流石に付喪神になるだけあって年季が入っている絨毯だから、あんまり動くと解れてしまいそうで怖い、というのも有り。
早くとめないとという焦りが、失敗の原因だったのだろうか]
────へぶっ
[ハタキで叩いたりするのも怖くて、抱きついて止めようと跳んだ、までは良かったが目測を誤ってしまい。
顔から床に思いっきりダイブしてしまい、痛みに暫く起きられない程のダメージを受けてしまった]
― 王宮内・廊下 ―
ぅぅ…痛ぁ…
でも、早く追いかけない、と…
[身体を起こそうと頑張るも、流石に痛みは簡単に引いてくれない。
明日以降に痣とか出そう、と内心思う程度にはまだ余裕があったが、絨毯の後を追いかけるまでの余裕は無かった**]
/*
まさに今朝顔からダイブしたところだったのでロールに反映させてみた。(
人間慌てて行動すると良くないね…
顎と右膝超打った。
― 王宮内・廊下 ―
[顔からダイブした痛みやら情けなさやら何やらで暫く倒れたままで居たが、いつまでもこうしている訳にいかない。
というか、第三者にこの状況を見られたりしたら恥ずかしいどころの騒ぎじゃないし]
…どこ行きやがったのかしら、あの絨毯。
[筆に加えて増えてしまった追いかけなきゃいけない対象に対し、八つ当たりチックに声を洩らして身体を起こした。]
― 王宮内・廊下 ―
ん、もう。
子供じゃあるまいし、盛大に転ぶとか…
………鼻思いっきり打っちゃったけど、大丈夫かしら。
[ばつの悪さを独り言でごまかしつつ、まだ痛みの残る身体で立ち上がる。
当てた手が汚れない所を見ると、鼻血が出る程の強打ではなかったらしいと安心しつつ]
…に、しても。
今日は本当、上手くいかないわねぇ…
[筆軍団といい絨毯といい、ことごとく逃がしてしまっている自分に溜息を吐いて。
どちらに飛んでいったものやら、と首を傾げた**]
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