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― 回想 ―
[ 彼女と出逢ったのは異形種を確実に見つけ出すという異能を買われ、ハンター協会に所属するようになってすぐの頃。
両親共に高位のハンターという、いわば純血種とも呼べる女性に些かなりと構えてしまい、当初は少なからず固い応対をしていたように思う ]
[ けれど、幾つかの任務を共にするうちに、彼女が戦う力には劣る自分を侮る事無く、対等に、公平に接してくれる事、己の力を信頼してくれることが伝わり、彼自身の見る目にも変化が生じた。
自分とは違うエリートハンターとしての彼女ではなく、共に戦う仲間として、やがては、共に在りたいと思う人間としての存在に ]
― 回想 ―
[ その想いを、はっきりと自覚したのは、相性が良いという理由で共闘することが多くなってからしばらくのこと。
少々手強い憑依体を片付けて、引き上げにかかろうかとしている時、不意に上空に高速で飛来した異形獣を察知して咄嗟に身体が反応した ]
シュテラッ―!
[ 彼女を狙い、異形獣の放った毒液から逃そうと突き飛ばし、結果、身代わりになる形でそれを浴びる事になった。
他の相手だったなら、そんな愚行は犯さない。相手の腕に任せ、もし及ばなければ、直ちに退却することに全力を尽くす。それが正しいやり方だと知っている。
しかし…ただその一度だけ、感情が理性を凌駕した ]
― 回想 ―
私の…ミス、です…シュテラ…申し訳、ない…
[ 襲ってきた異形獣を倒した彼女に、毒の齎す痺れと死の予感の中で、告げたのは夢うつつ ]
貴女が、無事、で…良か…
― 回想 ―
[ 結局、浄化の力を持つハンターが近くに居た事が幸いして、男は命を拾うことになった。
そして検査と休養のために一応入院した病院に訪れたシュテラに、何故、と問いを投げられて、答えに窮し、遂に ]
貴女が大切だから、です。他に理由はありませんよ。
[ 常の冷静は綺麗に飛んだ ]
[ その想いは彼女に受け入れられ、同時に、二度と感情に任せた無茶はしない、と、固く誓わせられる羽目となったのだが ]
…怒っているでしょうね。
[ 彼女はきっと、ここに来ている。
ヒトに探知の力は及ばないが、そう確信していた。いずれ対峙することが避けられない運命であることも。
その時、自分はどうするのか? ]
今更、ですね。
[ 苦く笑って、男は白いレザーコートを翻す。
せねばならないことは判っている、ならばそれをするだけのことだ** ]
/*
ベタすぎて、恥ずかしい事は判っているんだ。
しかし、これくらいベタな方が多分、バトルはやりやすい、は、ず...(恥ずか死んだ**
……ただし。
ソレを『獲物』と称するのであれば、いらぬ迷いに足元を掬われぬようにね?
[そ、と落とす囁き声は、ヒトならざるモノの冷たさを秘めたもの]
/*
うむ、真夜中のミス一カ所発見、融合者→融合体だね。
そしてヴェルザンディは自分でヴェルザンティと表記しているのは、わざとなのか間違いなのか。wikiからその表記なんだよねえ。
/*
ところで微妙な形態変化にしてしまったので、このこがどういう服装してるのかという問題は明後日に投げ捨てることにしています。
レザーコートはいちいち脱いで、後で拾ってるぽいけどね!下はもうデフォで半裸でいいかもしれない(
― 少し前/西五区 ―
[ 奏者の声音に含まれた真摯な響きに>>28思う所があったとしても、それは今は言葉にはせず ]
ええ、そうして頂ければ助かります。
[ 可能ならば男の願いを他の者へも伝えておこうという言葉には、素直に謝意を顕し頷いた>>29 ]
......迷いは、『種』を受け入れた時に捨てました。
[ 冷たい響きに返すのは、色も熱も失った如くに乾いた言葉ひとつ* ]
...迷いは、『種』を受け入れた時に捨てました。
[ 冷たい響きに返すのは、色も熱も失った如くに乾いた言葉ひとつ* ]
...――Search
......!
[ 広げた意識の探査の網の端、感じたのは一度に大量の異形獣が散る気配>>62その近辺にソマリの言う同胞...『融合体』の気配が無い事も判ったから、必然、それを為したのは、ハンターであるということになる ]
さすがに、強い方が来ているようですね。
[ 後方支援を主としていた男は、前衛となる高位のハンターについては、在る程度情報を収集していた。だからディークの名も、聞き知ってはいたが...相手がその人であるとは、さすがに気付けず、ただ警戒だけを強めた ]
/*
なんとなくジェフロイに会っときたい気がするんだけどね。まあ、チャンスがあれば、だな。
明日仕事だしなあ...(遠い目
[ 強すぎるハンターに出くわすのは、得策ではない。
ハンターであった時からの冷静な判断は、今も生きていて、感じた異形獣の消滅の気配から、相手の取ろうとしているルートを判断し、それを避けるように迂回する ]
[ 無論、相手が常識を無視して進む性格であれば、それも無駄な努力ではあったろうが ]
[ 形成された舞踏場に意識を向ければ、二つの気配が近付いていくのが判る ]
...奏者殿ではなさそうですね。
[ 他に居るとすれば、ソマリが、口にしていた、どこか危うさを感じさせる少年、ファミルと、この辺りの出身だと聞いているヴェルザンディだろうか?と、予想して ]
あちらへ向かうルート、潰しておきますか。
[ 異形獣を屠ることに、どこか憂いを見せる女性の元に、少しでも到達する者が減るように、と異形種の気配を追う ]
...―Hit!
[ 容赦なく異形獣を狩り、その核を取り込みながら、男は少しずつ舞踏場に近付いていく。その途上、見知った者>>41に出逢うことはあっただろうか?** ]
/*
シュテラ可愛いよね。
あんな可愛い彼女捨てて失踪する男とかさいてー!
と、思いつつ、バトルまでには、異形化の経緯固めとかないとなあ...なんとなくしか出来てないんだ、まだ!
[ その姿に気付いたのは、丁度異形獣の一体を散らし、核を取り込んだ直後のこと。確かめるように名を呼ぶ声>>99に、振り向いた瞳は爬虫類めいた銀のいろを残して ]
ジェフロイ...あなたも来ていましたか。
[ ゆっくりと瞬き一つ、銀は、青灰色に戻る ]
おひさしぶり、と挨拶するのもおかしいですね。
[ 微笑みかける姿は、同僚の一人として在った時と、少しも変わりなく見えたろう** ]
[ ジェフロイが男を狩ろうとする様子は無い。それは、同胞であったが故の躊躇いか、それとも、警戒の為せる技か。
いずれにせよ、男の方も、今は静かな佇まいのまま、その言葉を聞く>>104 ]
私が冗談の類いは苦手だというのはご存知でしょう?
ええ、甘いですね。私が何者かを確認したのなら、あなたは私を狩らねばならない。それがあなたの仕事ですよ、ジェフロイ。
それとも、まだ、自信がありませんか?
[ 十分な素質と、秘めた力を持ちながら、未だそれを完全には使いこなせない...と、そう、思い込んでいるように見える、この同僚に
「あなたに足りないのは一つだけ、自信、ですよ」
と、告げたのは、いつのことだったか。特に親しいわけでもなかった男の言葉を、ジェフロイがどの程度気に留めているかは謎だったが ]
[ 告げられたシュテラの名には、一瞬目を伏せただけで、何を思ったかを言葉に乗せることはなく ]
何があったかなど、今となっては瑣末な事...私は、自らこの在り様を選んだ。それが全てですよ。
[ 続いた問いかけにも、ただ、そう言い切るのみ ]
身の丈にあった自信と力を、ですか?
あなたこそ、真面目な方だと思いますね、ジェフロイ。
[ 苦笑めいた表情と共に、返された言葉に、男は目を細めて ]
ですが...人として生きようとするなら、それが正しいのでしょうね。
[ ぽつりと落とす声音は、僅かに沈む ]
[ だが、それも一瞬、剣を握り直す姿に>>112呼応するように、男は白いレザーコートを脱ぎ捨てる ]
なるほど...約束、ですか。
[ 男の腕は竜の鱗持つ翼に変じ、瞳は銀の虹彩に染まって、いっそ頭だけがヒトのままであることが不自然な異形の姿を曝す ]
あなたは、本当に、甘い。
[ ばさり、羽ばたいた暗緑色の竜人は、対峙するハンターの頭上へと身を運ぼうとする ]
頑固な方だ。
[ 上空へと身を運んだ男は、牽制に飛ばされた風の刃を、避けて身を捻ったきり>>124、攻撃に移ろうとする事はなく。呆れたような言葉をひとつ落として ]
では、彼女に伝えて下さい。ジェフロイ。
私を追うなら、本気で殺す覚悟をしてください、と。
[ ばさり、羽ばたいて更に高みへと上昇する、その先に、銀の輝きから、今生まれたばかりの、異形の鳥 ]
[ 暗緑の翼が、一閃して、異形獣を銀の光に戻す 。
異形獣の『核』を取り込んだ暗緑の鱗が、僅かに光沢を増したのはジェフロイの目にも映っただろう ]
さもなければ、私が...
[ 上空からハンターの前へと再び舞い降り、男はその姿を人のそれへと戻すと、白いコートを拾い上げて、一度だけまっすぐにジェフロイを見た ]
私が彼女を狩ることになるでしょう。
[ 感情の色を乗せぬ乾いた声で告げ、背を向ける。その背をハンターが襲うことはないと確信しているように* ]
本当に、覚悟していてくれれば、いいのですがね...
[ 最後に背に投げられたジェフロイの言葉に>>137呟いた声に滲んだのは、どこか柔らかな響き。それはやはり、あちらに届きはしなかったろうけれど ]
[ 先刻響いてきた旋律>>111は、探査の網を通して耳にしていた。その奏者を含めて、段々と『舞踏場』へと、全ての気配が近付いて行くのが判る ]
...牽制だけ、とはいきませんか、やはり。
[ 思考を切り替えるように、ひとつ呟いて、自らも『舞踏場』への道を辿る ]
/*
指差しさいかくにーん!
支配先、シュテラ...しかし恋人を隷従させるって、ある意味あれでそれよね(いまさら
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