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[ 古い型であり、長いこと使用していなかったため
通信機となる魔法石の魔力が眠ったままであることが。
偶然にも、幸いした――。
通信力を持たない魔石は、ただの石と同じ反応しか齎さず、
帝国の計器を素通りしたのだ。>>514 ]
――カサンドラ…主席代理、聞こえますか?
[ まだ通じないかもしれない石に、話しかける。 ]
あっ、ミヒャエルが妹の設定を漁ってるwwwwwそこ触る人はいないと思ってたからふいたwwwwwww
俺が死ぬ前には白ログで出すと思うけど。
グレートヒェンが殺されたのはグリーンの眼を魔石通信機製造に使ったから、という設定。(だから眼をえぐられた惨殺死体なのである)
しかしヒンメルが引きこもりって言ってたけど、俺も大概ひきこもりやで…。強縁故がNPC中心だからな…ww(しかも皆死んでる)
それでもユーリエとの縁故はヴィンセントとの繋がりになったからいいんだけど。
カサンドラと縁故作ってなかったらひどいことになってそう。
[ リエヴルからの通信が聴こえれば、落ち着いた声で。 ]
シロウ・ファーイーストの件は、
准将がご無事だった事が何よりかと。
――今回の
どうも公国の対応が早すぎた気がしています。
事前に情報を流されていたのかもしれません。
主席代理には、時間を空けながら時々話しかけてみます。
#2からの通信が一番、反応しやすいと思われますので…
それでは――
[ 通信を切ると、公国の空を見上げて。
あぁ、そういえば、ここはシュヴァルベじゃないか、と。
一瞬だけ学び舎を思い出し、眼を細めた。** ]
[ 返事のない#1通信機に、話しかける。色々な呼び名で。
レイヴンウッド主席代理――カサンドラ――教官。
――先生。
聴こえているだろうか。無事でいるだろうか。
もし聴こえたら、返事を…。
――――何処に囚われていても、助けに行きます。** ]
[ ナイジェル・ラムスドルフは科学バカだった。
母はその理解者で、父の繰り広げる魔石話、科学技術の話、
何でも耳を傾けていた。意味を理解していたかは不明だが。
ナイジェルは魔石と同じように人体にも魔力は宿ると考え、
妊娠したシュテラに魔石と一緒に煮詰めたミルクを飲ませ、
時には太陽の光で十分に乾燥させて粉砕した魔石を
食べさせたことすらあった。
そうして生まれた長男は快活で身体能力の高い子供だった。
次も同じようにした。生まれた長女は、足が悪かった。
グレートヒェンの足の神経組織が破壊されたのが
魔石のせいだったかは分からない。
また、健康に見える長男ノトカーは心に何かが欠けていた。
それは表面化しづらい問題だったので誰も気づく事はなく。
二人は育っていった――。 ]
― 回想・ラムスドルフ家惨殺事件の後 ―
[ 事件の直後は、心配するユーリエが付き添ってくれた。
家族の遺体は回収され、軍で検死が行われることになる。
司法解剖のため帰ってくるまでは少々時間がかかるだろう。
大丈夫だからとユーリエを一旦フェルゼンベルクに帰した。 ]
婚約したばかりなのに、何だかこんな事になって…。
ごめんな。
――うん。ありがとう…。
[ 結局、婚約者と両親の顔合わせをする事は叶わなかった。
最後まで心配顔のユーリエの額にキスをして、
「大丈夫、愛してるよ」と囁くと、馬車で送り出す。
――この時、彼女をフェルゼンベルクに帰さなければ――。
誰もいない自宅に入ると、そこはまだ散らかり、荒れていて。
居間には血痕が飛び散り、あちこちにビニールシートが
被せてあった。
やはり、ここにユーリエを何日も寝かせるわけにはいかない。 ]
[ 父の書斎にある本棚を大きく右に動かすと、地下室に続く
扉が現れる。よくある隠し部屋だ。
ここの存在はまだ軍には知らせていないが、教える事にはなるだろう。
ギシギシと鈍い音を立てる本棚をスライドさせ、
ランプを手にして地下室に続く梯子を降りる。
そこは父の研究室だった。
妹と入籍したギリアンは、ここの存在を知らされただろうか。
知らされずとも、おそらく調べつくして見つけたのだろう。
そして、欲しい情報を入手して――
遺体の状態から、両親は銃火器による発砲で即死。
妹は、両眼がえぐりとられていた。
抵抗したのだろう、全身に打撲の痕。
他にも色々あるが思い出すだけで
全身の血が煮え滾り、気が狂いそうになる。 ]
[ ギリアンは家族を殺害した後、この研究室で
魔石通信機を作ることに成功していた。
グレートヒェンの眼球を触媒に使ったのだ。
魔石通信機を作るためには膨大なエネルギーが必要とされ
父が見つけた理論はたまたま、ヒトの眼球を使うものだった。
だが悪魔の理論だとそれを仕舞い込み、動物実験も中止した。
ギリアンはその理論と研究室の器具と、グレートヒェンの眼球を使って
魔石通信機を生み出したのだ。
グリーンエメラルドの眼球をふたつも使用して作成された
その通信機は、他に類を見ないほど美しい緑色を放つだろう。
――――囁きすらも緑色と感じるほどに。 ]
[ 魔石を浴びて生まれた子供の眼球だったからなのかは
分からない。
ただ少なくとも、ギリアンがその場で魔石通信機を
完成させていった事実が意味しているものは、
生きた人間の眼をすばやく使用する必要がある――
という事だろうと、素人目でも推測できた。
フェルゼンベルク焼失事件と葬儀の後、ノトカーはしばらく
科学技術庁で極秘裏に篭りっきりになる事となる。
そこから出てきた時に彼が手にしていたのは、
昇格した階級と勲章、それから
帝国軍がこれから使用していく事になるだろう魔石通信機。
試作品#1と、実用品第一号となる#2だった。
#3以降はノトカー直属の上司カスパル大佐などに与えられ、
そして科学技術庁から出てきたノトカーは、
右眼を失い、左眼の色を変えていた。* ]
そういえばグレートヒェンの眼を使った通信機が、カサンドラの元にも行った事になるのか…縁だなw
しかしカサンドラが窓みっつになるという事なのね。
………
(原下商店街の矢鴨カナンを思い出しながら)
>>*87
鍾乳石の洞窟(MAP:J)ですか?
6年前くらいからモンスターが増えて問題になってましたね。
地形の話でしたら、西側には小さな森があって、その外側は海ですね。
抜ける方法がわからないので何とも言えませんが、鍾乳洞の周りは山が多いですね。海側が森。入口のあたりは観光名所だったこともあって、平地です。
もっとも今は観光どころではなく閉鎖してると思われます。
地図を見る限り、西はやはり森ですね…
ただ自分は現地に行った事がないので、他に誰か詳しい者がいれば…。
モンスターが出るため兵の配置されてない場所はあると思います。勿論それなりに危険な場所となるでしょうが。
― 帝国前進拠点・どこかの部屋 ―
痛てて…っ。
[ 目を覚ますとそこは、見覚えのある部屋の天井だった。
記憶を辿っても、自分でここまで来た覚えがない。
誰かに運んでもらったのか。 ]
肩が痛ぇ〜。そんなに酷使したか?
[ こきこきと音を鳴らして肩を回す。
着替えないまま眠っていたせいか、シーツが一部
赤く染まっていた。軍服の返り血だ。
ふと己の顔を撫でると、頬や髪にも血が残っているのが
わかった。 ]
[ 身体を動かしているうちにだんだん意識がハッキリしてきた。
ジェフロイのところに帽子を届けに行ったところまでは
覚えている。
とすれば此処まで運んでくれたのはジェフロイだろうか。 ]
しかしよく寝た気がする…。起こされなかったという事は
今は待機中か。シャワーでも浴びてくるか…
[ のろのろと起き上がり、麻のタオルを探してシャワーに向かう。
記憶をどんどん辿る。大量の公国兵を殺した事。
主席代理を一度は確保したが、奪われた事。
奪ったのは――覆面の――公国の――… ]
………、なんかあいつ、やっぱ見覚えあるんだよな…。
― 回想/襲撃事件後・帝国内某所 ―
ドーベルニュ少佐か。お久しぶりです。
[ >>746
呼びとめられて振り返れば、見知ったスモーキークォーツの
瞳の持ち主だった。
襲撃事件以来、会うのは久しぶりになるだろうか。
事件の顛末については当然耳に入っていた。 ]
大体の流れは聞いてたけど、ふーむ…。
魔法石弾の効果はとてもニュートラルなものだけど
おかしな倒れ方、とは…?
[ 襲撃事件での詳細をウェルシュから聞き出すと、
しばし考え込んで口を開いた。 ]
魔法弾、本人の虹彩の色に加えて、
同じ色の貴石を所持していれば効果は増幅すると話したよな。
貴石の種類、純度、大きさによって増幅率が変化するとしても
おかしくはないと思う。
それから勿論、発砲距離――。
述べた通りニュートラルな力を発揮する武器なので、
この大きさならこう、とはっきりした実験結果は
出ていないのだけどね。
――条件さえ揃えば、殺傷も可能かもしれない。
[ 最後の言葉はあくまで密やかに。* ]
― 帝国拠点・シャワー室 ―
[ 赤いのか白いのか分からなくなる程に血濡れた軍服を脱ぎ、
シャワーで全身の汗と血を流す。
身体のあちこちに軍人らしい傷跡が生々しく残るが、
それでも戦績を考えれば傷は少ない方だったろう。
熱い湯を浴びながら、ずっと覆面の男について
記憶を手繰り寄せていた。 ]
……うーん。
何か、もうちょっとで糸が繋がりそうなんだが。
声、も……何か聞いた事がある気がする…。
背格好、ちらりと見えた目元、身体能力から見て
20代の男だと思うが。
士官学校の同級生か誰か…か?
― 帝国前線拠点・某所 ―
[ シャワーを浴びて軍服も着替え、すっきり顔で拠点内をうろつく。
>>919 ダーフィトの私室の手前、丁度出るところだろうか。
ヴィンセントの姿を見つけて駆け寄った。 ]
ヴィ…アイゼンシュタイン少尉!
ちょっと聞きたい事が…。
[ 周囲の目を気にして見回すが、辺りに兵士はいないようだ。
十分に確認してから話を続ける。 ]
主席代理を攫っていった公国軍人のことなのだけど。
どうも見た覚えがある気がして…
……いや、単刀直入に言うとね。
士官学校で一緒だった、ヒンメルに似てるなと思い至ったんだ。
― 帝国前進拠点・自室にて ―
[ 勲章に付けている#2通信機を外し、麻布で磨く。
返り血は付着していない代わりに砂埃まみれだったそれは、
ほどなくして本来の輝きを取り戻す。
――あれから、何度か繰り返している通信を。
今もまた根気よく、続けた。 ]
――主席代理、まだ聞こえませんか。
もし聞こえていたら……そして無事だったなら――
どうか安全な時刻に返事を。
[ カサンドラがまだシュヴァルベの前進拠点にいるならば、
根気よく通信を送っていれば魔石も目覚めるだろう。
――だが、国境城砦を超えて本国中心部に行ってしまっていたら
距離的問題で通じないかもしれない――。 ]
…本国に移動した可能性はある、か…?
いや、主席代理の持つ情報が欲しいのは、前線の筈だ。
必ずまだシュヴァルベにいる。
主席代理…
カサンドラ――先生。
俺はこれ以上、家族に近い人を失くしたくないんだ。
どうか連絡を――。
[ 何度も語りかけるうちに、ただ一人の相手に対する
言葉を紡いでいた。
他の通信機所持者がそれを聞いていたかどうかは、
深夜だったため、確認する事もしない* ]
― 少しだけ前/帝国前進拠点 ―
[ >>1:997 ウェルシュの呟きに、ふっと振り返り、
犬の方を見やった。 ]
ふーん…あの犬、そういえば見覚えあるな。
最近ここらへんに居着いているのか?
ウェルシュも見た事ある?
[ 確かに犬や猫が好きで、すぐに餌付けしたがる人種は
何処にでもいるものだ。
叩けばそこらの兵士の中にも、犬の餌になりそうな物を
所持している者が居るかもしれない。 ]
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