情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
8人目、黒透輝石の運び屋 ゾフィヤ が参加しました。
黒透輝石の運び屋 ゾフィヤは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[『コルムナ』において中小国同士の小競り合いがなかなか止まぬ北西部に、ひとつの街がある。
ミットヴィンターという名のその街は、
戦争により行き場所をなくした者たちが寄り集まってできたところだ。
最初は寒風吹きすさぶだけの場所だった、とは、街に住んで長い者の弁。
そんな街にある食堂は陽の高い頃合い、賑わいを見せている。
今も、そう、牧歌的な雰囲気にはやや似つかわしくない機械仕掛けの乗り物――二輪車が店の横に停まり、
乗り手が客としてやってくる]
―― ミットヴィンターのとある食堂 ――
やあ、おおよそ二日ぶりかな。
[彼女は運び屋の仕事を終え片道半日はかかる「隣町」から帰ってきたところであった。
おつかいにしては長い道のりだ。しかし彼女はそれを難なくこなす。
ゆえに“運び屋”として一定の需要を得ていた。
ランチメニューを注文し、お冷を飲んで一息つく。
食堂の入り口近くの壁には木のボードがあり、
何やら書かれた紙が何枚もピンで止められている。
不在の間はたまに街の人がここに『運び屋』への依頼を貼っていくことはあるが、
今はそれらしきものはない]
あ、そうだおばちゃん、
明日からまたちょっと遠出してくるから。
『常連さん』にもそう伝えておいて。
[食堂のおばちゃんはあからさまに「またかい」という顔をしたが、
痛くもかゆくもない。じいいっと見返してやれば先に折れたのはおばちゃんの方だった。
その後出されたランチメニューのメインのオムライスはいつもより心なしか大きかった]
今回はちょっとだけ前より長い旅になる、かもねぇ……。
[行き先を思い描く。
『神魔の領域』。まだ踏み入ったことすらない場所だ。
……運び屋をしつつ、暇な時にふらっと気まぐれにあちこちを渡り歩いていれば、
色々、あったものだ。出会いも別れも。
探究の旅。彼女は放浪をそう位置付けている]
[で、あればこそ、伝承に語られる地にもいつかは行ってみようと思っていた。
そのいつかを明日からにしようと思ったのは――ちょうど10年、だからだ。
記録をつけるとすればそう記述する他ない。
そうして彼女は翌朝にまた街を発った*]
/*
脳内でめちゃめちゃ呻いている もきゃー
想定している願いがとりあえず相方とあわねえと発生しないものなので行く動機に悩む悩む
ふたごのきょうだいやろうぜ!→せっかくだから有翼種やりたいぜ!→バトルスタイルも固まったぜ→以下ノープラン まあよくある話やね(しろめ)
―― 『神魔の領域』・外周の森 ――
[いっさい人の手が入っていない様子の道に、蒸気機関をエンジンに積んだ二輪車の走行跡がついていく。
主に生えている草を踏み倒すという形で、だ。
森に踏み入ってはみたはいいが、さっきから似たような景色ばかり続いている]
ずっと森……?
『神魔』って存在がいるなら、お屋敷とかあってもおかしくはなさそうだけど。
どんな家に住んでるんだろう。
[なにやら想像を巡らせようとしたその時、進む先で何かがきらりと光ったのが見えた。
木漏れ日にしては高度の低い位置で。
思わず二輪車を止めたその時――
ふわり、と吹いた風に乗って、光の主は目の前まで舞ってきた]
これは、花だね。うん。
形はサンダーソニア。だけど、……うん。色違いだね?
[花どころか茎や葉まで漆黒で塗りつぶされているが、
ところどころが煌めいていて、まるで宝石のようだと思う。
小ぶりのベルのような特徴的な花を見やれば、
これまた特徴的な十字型の光が走っているのが見える。
花よりも何よりも見てきた、己の天命石のように。
我知らず首元に手をやった。
二輪車を駆る時いつも着ている上着に隠れて今は見えないが、
そこには天命石を埋め込んだチョーカーが巻かれている。
その星じみて十字に走る光を思い描いた]
[次いで何気なく葉を観察してみる。
花とは違うきらめきをした黒を前に目を丸くした。
過るのは古い記憶だ。
10年という区切りよりもさらに前。
このきらめきと同じ天命をやどした者に夢を語ったことだ。
たくさん、たくさん、この世界を旅をしてその話をするのだと]
………むっ。
何事? ていうか誰?
[そこに誰かの声が――姿もないままに響く。>>6]
…………お屋敷は見つからない、けど。
第一関門突破、じゃなくってようやく入り口に立った感じかなぁ。
[誰? と訊いてはみたがこの台詞、まるで試練を与えているかのようではないか。
だから伝承通りならこれは『神魔』の声なのかもしれない。
とりあえずそう思うことにした。
いずれにせよ進むしかないならば、希望を持って進んだほうがよほどいいのだから**]
/*
・∀・「早くバトルしたいでござる」
ゾフィヤ「え」
・∀・「え???」
・∀・「まあ気持ちはわかる。しかしわたしははやくばとるがしたい」
/*
んーあとは眷属さんずだけーか
そしてこう、回想を見てそういえばこじらせるルートもあったね!!! ということを思い出すやつ……
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新