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5人目、朱雀のいとし子 カスパル が参加しました。
朱雀のいとし子 カスパルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
……おっと。
[不意に響いた音色、それと共に伝わって来た声。
それに、いとし子と称される朱雀の眷属は一つ瞬いて歩みを止めた]
朱雀様?
……迷い仙花の捜索隊に……?
……御意。
主命、しかと承りました。
[短い応えに返るのは、満足そうな響きの鈴の音。
それに、いとし子は小さく息を吐き]
まったく。
……我が主は、これだから。
[次いで、零れ落ちたのはぼやくような声、ひとつ]
ま、そういう事ならのんびりはしておれんな。
……市場への顔出し、早めに済ませておかんと。
[元より、主と離れて歩いていたのはそのためだった。
祝祭の賑わいを直に感じるの好むのは昔から。
地上へ向かうとなれば多くは回れないな、などと悠長に思いつつ、歩みが向かうは祭りの賑わい。*]
― 天上宮・城下 ―
やあ、今回もいい出来みたいだな。
……うん、先代殿を追い越すのも、そう遠くないよ、これなら。
[光を弾いて煌めく飴細工の並んだ屋台の前、まだ若そうな店主に向けるのは穏やかな笑み]
いや、先代殿の真似をする必要はないよ。
君の細工は君にしかできない良さがあるからね.
[技術不足かと嘆く店主にそんな言葉を投げかけて。
色鮮やかな細工をのんびりと検分していると、ふと、覚えのある気配を感じて]
……おっと。
[振り返った先に見えた姿>>26もまた、覚えあるもので。
自然、口の端に浮かぶのは、笑み]
やあ、お久しぶり……かな。
[向ける言葉が軽いものなのは、ここが公式の場ではないから。
元より、自然体が基本というのもあるのだが。*]
― 天上宮・城下 ―
[呼びかけに背筋伸ばす姿に目を細めたのは、ほんの僅かな時間。
主が楽し気に褒めてたっけなあ、なんて思考は隅に追いやって]
ん、いや、俺は朱雀様のお供で、討伐から戻った所だよ。
そのまま祝祭に、って予定だったんだが、色々と慌ただしくなったからね。
今の内に、少しでも祭りを楽しんでおくかな、と思った所さ。
[問い>>37に答える口調はさらりと軽く。
それから、伺うような視線に僅かに声を潜めて]
……その様子だと。
君も、俺と同じく……かな?
[問い返しつつ、こて、と首を傾いで見せた。*]
― 天上宮・城下 ―
ま、いつもの事だよ。
我が主は、飛ぶと決めたらどこへでも行かれてしまうからね。
[労いの一礼>>41に、こちらも礼で返した後、冗談めかした口調で言ってゆるく肩を竦める。
潜めた問いへ頷きを返され、やっぱりか、と思いつつ。
零れた呟きと、言い直すような物言い。
それに、ひとつ、瞬いた]
……ああ、今回の勤めには、主に変わって俺が行く事になってる。
[言葉と共に向けるのは楽し気な笑み]
主を休ませるにはいい機会だし……俺も、地上には少なからぬ縁があるんでね。
君も一緒に行くなら、心強いな。
[言いながら、まあ、あの方は休みゃしないだろうけど、とも思いはすれど。
当然の如く、それは表に出てこない。*]
― 天上宮・城下 ―
[慌てて口を噤む様子>>48に、零れるのは楽し気な笑み。
そういう印象を持たれるのが常とわかっているから、特に気にする事はない。
常に先陣を切って飛ぶという事、それに込められた主の想いは軽々しく漏らすものではない、と知るから何か言う事もなく]
休めと言って休んでくださる方じゃないからね。
自然と休める状況を作るのが、俺たちにできる最善なんだよ。
[それは自分も思われていたりするのだが、それはそれとして]
そう、か。
まあ、中々降りる機会もないからね、あちらは。
[地上に降りるのは初めて、という言葉。>>49
彼に限らず、そういった者の方が多いのは理解しているからそう言って。
向けられた問いに、ひとつ、瞬いた]
ああ……幾度か、降りた事もある。
と言っても、まだほんの子供の頃の事だけどね。
あの頃とはだいぶ変わっちまってるだろうけど……全く知らない場所じゃない分、気は楽かな。
[地上との縁、その全ては往来で語れるものではないから、一部を告げるに留めておいて]
ま、それはそれとして、だ。
そういう事なら、今の内に楽しめる所は楽しんでおくべき、かな!
……というわけで、遠出に持っていけるような菓子を見て回るつもりなんだけど、君はどうする?
[笑いながら問いかける口調と表情は、城下の祭りで名物扱いされる常連としてのものに変わっていた。**]
― 天上宮・城下 ―
[輝く瞳>>60に、こんな所はまだ無邪気なのかな、なんて思ったのは一瞬。
頼もし気な視線はほんの少し、面映ゆくも思ったりしたけれど]
ん、じゃあ行くとするか。
手頃な大きさで味のいい飴玉を売る屋台が、祭りの時には必ず出てくるんだ。
[お菓子に興味を示す様子>>61、その明るさが生み出すものに僅かに目を細めつつ、お勧めの屋台を幾つか廻る。
携帯用のものの他にも、祭りならではのものも幾つか廻ったのは、少しでも楽しめるように、という気持ちから]
さて、それじゃあ俺は顔出ししないとまずい所があるんで、宮に戻るよ。
[祭りの賑わいに飲まれそうにはなるものの、そればかりというわけには行かないのも事実。
一通りお勧めを巡った後、やるべき事があるから、と]
じゃ、また、明朝に、な。
[出発までの別れを告げて、向かうのは領主としての事務仕事。*]
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