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ちょっと息抜きでもしようか。
[…は脱衣所で一度顔を洗うと、目的もなく部屋を後にした。
船内の通路は必要最小限の標識しかなく、宿泊エリアはよく似た景色が続き、迷子になってしまいそうだ。
ー通路ー
ーーそれでもSFチックな雰囲気に心酔しながらフラフラ歩いていると、ある見通しの良い道で、会ったことはないが見聞きしたことはあるような男が、船員と話しているのが遠くに見えた。褐色の肌の金髪の男と、猫っ毛の小柄な船員だった(>>53、>>54)。]
……あの、もしかして、ロー・シェンさんですか?
[その男は、以前研究中にどこかで知った、同い年の考古学者にそっくりであった。男が人違いでなく、快く会話を受け入れてくれるなら、…は自己紹介をする。]
初めまして、俺はアデル。薬品の研究をしているんだ。以前古代植物について調べていた時に、君を聞いたことがあるんだ。……いや、特に用はないんだけど、同じ若手研究員として挨拶しようと思ってね。
[…は決してにこやかではないが、特に警戒心もなく話しかけた。男の反応を伺う。]
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ラヴィのメモ
■NG等:いじめたらやぁなのぜ
ピンポイントだなぁ……
ラヴィはいじめないよ、高確率で透けるから……(絡みに行かないとは言っていない)
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1人だけベッタベタベトベターな星の名前で既に透けてる感あるんだが……自分ネット人狼してると頭の作りが2回りくらい劣っている気がして涙、いいすか?
[やはり男はロー・ウェンだった、そして『薬品の研究』と言っただけで俺が難病について研究していることを知っていたのからして、やはり記憶のどこか遠くで面識があったのかもしれない。
ーー”お気になさらず(>>84)”とは言うものの、長々と話していては案内中であろう猫っ毛の船員に申し訳ないと思いつつ、今度は船員のほうにも話を振ってみた。]
まあ、そういうわけで俺も乗客でこの船のことはよくわからないんだ。差し支えがなかったらレストランの場所と、……君の名前も聞かせておくれよ。
[宇宙船内ではそれなりに長い時間を過ごすことになるだろうと、ただ船員の名前を聞いておこうと思ったのだが、果たして彼は教えてくれるだろうか。]
[レストランの場所(>>94)と、彼の名前(>>95)を教えてもらうと、…は笑顔で感謝の言葉を返しただろう。]
カレルか、いい名前だね。
[カレルと名乗る船員からネームカードを受け取り、何かお困りのことがあれば(>>95)という彼を、育ちの良さそうな人だと思い、うなずいた。
ーーロー・シェンからレストランへ行くのかと尋ねられれば、食事に誘おうかと思ったが、話しぶりと進行方向からあまりその気は無さそうなので、オススメのメニューを聞いた(>>100)。]
パン、か……。最近喉の乾く食べ物をあまり食べてないな。ありがとう、頼んでみるよ。
[ロー・シェンのオススメする料理を素直に食べたいと思いながら、”パン”で…は少し思い出した、昔人類と自然が共生してできた文明……そんなものがあっただろうか。科学の力だけでは解決できない難病も、自然の力で治癒することができると教えてくれたのはその文明だった。ロー・シェンがその研究に携わっていたのかはわからないが、やはり考古学と難病の治癒には切っても切れない関係があるのだろう。
ーー少し話した後、2人とは方向が違うので、別れを告げて、レストランへと向かった。]
ーレストランへの道中ー
[2人と別れて暫く経っただろうか。レストランへ1人で向かっていると、反対側から男の人が歩いてきた。メガネをかけて髭を生やし、不潔な見た目に吊り合わない高貴なスーツとネクタイをしている、いかにも『立派な学者』の見た目をした男だ。]
「君は、若くて、大して知識も実績もないくせに、有識者ぶって総会に参加するのかい?」
[目も合わせてないのに、向こうから話しかけてくる。]
……うるさい、お前には関係のないことだ。
「ふん、ちょっと有名なのに目をつけられたからって、勘違いして威張ってる奴になんて出て欲しくないね。」
[男は嫌味を言うだけ言って、すぐに通り過ぎてしまった。……歳だけとって、嫌な奴だ。
偉い学者ってのは、あんなんじゃない。研究を必要としている人のために一生懸命向き合っている人が、本当に偉い学者なんだ。
ーー権威だけで金を稼いでいる学者に憎悪のおもいを巡らせながら再び道を進んでいくと、レストランらしき看板が見えた。]
あそこがそうかな。
[周りを見渡せば、年配の船員と目が合った(>>127)。
どうかしたかい、と尋ねられれば、いきなり話しかけられて少しビクッとして]
いえ、意外と船員の方もこのレストランを利用するんだなと思ってですね。
[と、目を逸らしながら答えた。歳上の人と話すのは、無意識に抵抗があるのだろうか。
今回の総会の抜擢に不満を持つ研究者は少なくない。目上の者から冷たい目で見られるのは、決してさっき(>>116)のが初めてではないのだ。
しかし、ほのかにタバコの香りがするこの船員は、普通に考えれば仕事として話しかけてきただけだろう。…は少し様子を見て、特に何もなければ自己紹介をするだろう。]
俺は普段薬品の研究をしているアデル・フィルミストといいます。もしよければ貴方の名前を。
ー回想・数分〜数十分後・レストランー
[料理が運ばれる間に、お冷を取りに行ってから席に戻る途中、女性の船員の前を通りかかるとほのかに花の香りがした。
女性のほうをよくみてみると、Tシャツに制服を羽織い、ブーツは少し土で汚れているようだった。]
……ねえ、もしかして君、植物関係の仕事か何かしてるのかい?
[甘い、心地よい気分につられて、つい話しかけてしまった。]
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あれだ!俺の文章に足りないのは、皮肉とかの間接的な表現と比喩だ!今回はそれを意識してやってみよう。といいつつ、時間がなくて今日はもうおやすみ…**
[学者嫌い(>>198)と聞くと、彼の反応に納得するのと同時に、よくできた学者(>>116)のことが脳裏によぎる。あれが世間の学者に対する一般的なイメージなのだと、落胆よりも怒りが込み上げてくる。
それでも、俺の連絡先ね、と自分に名刺を差し出してくれる彼に一言お礼を述べて、ありがたく受け取った。……これでも警備部隊の隊長をやっているのか。本気を出せば、すごい腕前の人なのかと想像しながら。]
名刺ありがとうございます。
……あと、吸いすぎは身体に良くないですよ?
[じゃ、いい旅を?と言い去っていく彼に、少し言い返しの意も込めて去り際に声をかけて、…はお冷を取りに行った。]
へぇー、船内で花屋やってるんだ。
[不自然なほどに笑顔な彼女(>>207)は、カサンドラというらしい。人とあまり話すことが少なかった…は特に違和感を覚えることもなく、自分の名前を問われれば、]
俺はアデル・フィルミスト。難病患者向けの薬品を研究したりしているんだ。俺も仕事柄植物をよく扱っているから、自然が好きなんだ。
[デザートイーストやシーウェストにある植物のことなどを話しただろうか。好きなことを話す…は、ひまわりのように真っ直ぐな、そして素直な瞳が印象的だったかもしれない。話が盛り上がって、彼女からいろいろなことを聞かせてもらえたなら、ますます興味がわいてきて、]
また後で、お店に寄らせてもらうよ。
[彼女の思う壺ならそれはそれで構わない、花や薬品が気になった…は時間があればお店に行ってみようと思った。そう、時間があれば。
一度咲いた花に、そんな時間は残されてないんだよ。]
[さっきとは違うウェイトレス(>>14)が注文した料理を運んできて、届いたホットドッグを一口食べると、なるほど、美味しい。少し微笑んだ…を見たウェイトレスは嬉しそうだった。パンを食べたのは、故郷の星で住んでいた時以来かもしれない。
美味しいけれど慣れないパサつきに、思わずヤシのジュースを流し込む。何度も飲んだ味……には少し及ばないけれど、宇宙船で飲む飲料としては十分な味だった。]
ー回想ー
[デザートイーストは、俺が生まれたシーウェストに比べるととても暑くて、乾燥した星だった。砂漠が広がっていて水が少なかったから、ヤシの果汁が貴重な飲料だったんだ。
2人で遊んでいた時、よくお前のカーチャンが、ヤシの果汁に砂糖とジェリー草を混ぜて作ってくれたジュースはとても美味しかったよ。俺も好きだったし、お前はもっと好きだったな。
ふと、ジュースを飲んだ時に昔の記憶が蘇る。
……なあ、今回の総会、俺らで一緒に絶対成功させような。]
[食事を済ませて、会計をするために、…は小さな財布を取り出した。
決して下っ端研究員にとってレストランの料理は安いとは言えない。普段自分は、師匠のお手伝いをする代わりに、師匠に面倒を見てもらっている。今回も僅かなお小遣いと交通費だけ貰ってきたのだ。
それでも、…は今の生活に不満はない。研究職は給料じゃない……
さて、会計を済ませたら、もうレストランに用はない。
まだ花屋に彼女は戻ってないだろうし、他に行きたいところもない。自室に戻ってもいいし、船内をブラブラするのも悪くない。]
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二重人格設定がキャラ崩壊の地雷になる気しかしない(^O^)/というか、既に普段書かないような文章の読み書きで脳のキャパシティ超えてる。
すまない、資料を落としてしまって……
拾ってくれてありがとう。
[自分が謝罪と御礼を言い取りに行く前に、向こうから拾って渡してくれただろうか(>>279)。その男は、自分の落とした資料に随分と興味を持っているように見えた。
資料を受け取る際、彼は真剣な何か求めるような眼差しで尋ねてきただろうか。この資料は自分で用意したのか、発表で使うのか、と。]
いや、これは自分の研究のために、友人から借りた資料なんだ。だから、これは発表用ではないんだよ。
[折角資料を拾ってくれて、興味を持ってそうだったので何か力になれないのかと、よく見ると彼の視線は資料そのものではなく、1枚の画像に向いているようだった(>>277)。]
あの、どうかされました?
[天文学には詳しくないが、画像について問われれば記憶の片隅に何か引っかかりがあるかもしれない。]
ー回想・レストランー
故郷、か……
[ふと、母星の海の景色と、水の音と共にあの頃の暮らしが思い出される。今は拠点を正反対の星に置き、懐かしむことしかできない、が。]
……失礼。この写真はもちろん自分が撮ったものではないから、詳しくはわからないんだ。
[トゥランタ、と聞いて、頭のどこかにあるような、そんな気がして、画像を見る。なお一層、頭のどこかが掻き立てられて、でも、はっきりと出てこず、知っているとは答えられない。20年前、星が消えたニュースで知ったのか、研究に出てきたのか、いや、もっと違うところで……]
うーん、何か引っかかりがあるんだが、出てこないというか。
[キリッとした寂寞色の瞳を見ると、出てこないもどかしさと、故郷を想う自分の気持ちと重なり合って、ものすごく重い気分になった。]
でも、俺も故郷の星は思い入れがあって、この引っかかりと、ソマリの故郷の星のことも気になるんだ。
[用事があるという彼に、それじゃあ、と話を中断すれば、自分も大切なことを思い出しただろう。]
関係者って、総会のことだよな。
……やべえ!全然スケジュール確認してなかった!
[また後でお話ししましょうという彼には(>>329)、もちろん肯定的な返事をしたが、彼は焦りで周りが見えていたかどうか。]
ああ、また後で話そう。俺の名前はアデル・フィルミスト。研究員をやっている。
[名前もまだ知らない彼(>>329)から名刺を受け取ると、自分も後を追って向かっていった。]
[ところで、スケジュール表は昨日の枕にでもなってるのかな?]
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村建て様深夜の対応お疲れ様です。
初日〜に出てくる人狼などNPCが登場すると聞いています。
薔薇の下のイェンスを、実体のない、魂だけの友人としてアデルのRP内で登場させたいんですが大丈夫でしょうか。予約しておらず、現状未使用のキャラなのですが勝手に回すのはどうかと思いまして、確認のほどよろしくお願いします。アデルの身体の中から出ることはないので、アデルの裏人格以上の露出はありません。
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