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8人目、専門学校生 メレディス が参加しました。
専門学校生 メレディスは、恋天使 を希望しました(他の人には見えません)。
― 街中の公園―
[その日は、木漏れ日が似合うとても暖かな日だった。
家族連れや、休み中の子供達。会社の休憩時間に羽を伸ばしにきたサラリーマンやOL。
数多の人が陽気な天気に誘われて、それぞれ休息を求めこの街の中央にある公園に集っていた。
空席ができては次の来客が訪れるベンチ。
その中の一つ、ふたり以上は有に座れるであろうベンチを占領するように、暖かな陽射しの中で眠っている男が一人。
銀糸が、春風に攫われてふわりと揺れる。
ベンチの端に足を出して、心地よい眠気に誘われていたら、不意にドンッという音が遠くでなり、その音の原因がコロコロとその男の元へ転がり込んでくる。]
[コロコロと転がってきたものは、ポンと彼のさらけ出した足に当たると、また方向を違えて転がっていく。]
――……ン、…?
[その弾みに目を覚ましたら、ぱちぱちと幾度が瞬いて陽光に双眸を細めた。
ボールの主である子供が駆け寄ってきて、チラ、とこちらの様子を窺うので思わずじっと凝視する。
心地よい眠りを妨げられたのだ。こちらから笑いかける義理はない。
子供がどんな反応をするのかしばらく眺めていれば、子供はボールだけを拾い上げ、パタパタと足早に去っていった。]
……なんだよ。最近の子供は謝ることも知らないワケぇ?
[そういう自身も、それを正させるつもりはない。酷薄な地域コミュニケーションが多い昨今ではよくあることだと、首を竦める。
どこかへ行ってしまった眠気を引き戻せる気もせず、身体を起こしたら、とす、と背もたれに深く身体を埋め直してぼんやりと公園を眺めやる。]
[美容系の専門学校生という場所に身を潜めるようになってから来たこの街は、ベッドタウンと中小規模のビルが立ち並ぶ穏やかな街だった。
ずる、と身体を少しずり下げながら、相変わらずベンチは一人占拠したままだ。
周囲に目をやれば、先ほどの子供達や、井戸端会議をする主婦たち。昼食であろうパンを片手に談笑する会社員が目に映る。春の気配を思わせる匂いに皆が外へ足を運ぶ。
ふ、と口元に笑みを乗せたら、指をピストルの形にして狙いを定めるようにその中の一人、スーツ姿の男に銃口を向ける。]
バーン!
[口先でピストルを打つ素振りをしてみせた。指先から放たれた空砲。手首を軽く縦に揺らし、まるで本当に弾丸が放たれたような演技を見せる。]
[しかし、メレディスが放つものは弾丸ではなく、淡い色がついた羽を持つ細く長い矢。
メレディスが銃口を向けた先には、同僚と話を弾ませるスーツ姿の男性が居た。羽のついた矢は真っ直ぐに彼の元へと向かい、ついにはトスリと彼に刺さってしまう。
矢が刺さったスーツの男性は矢が刺さったことにも気付かず同僚らしき男性と楽しげに談笑していたかと思いきや。彼のそばを通り過ぎていく1人の主婦を、視線が追いかけていった。]
――……。
[恋天使だからこそ分かる。人を焦がれる視線。
スーツ姿の男性が見せた表情は正しくそのものだった。
その様子をくすくすと楽しげに肩を揺らしてしばらく見守る。]
[男はしばらくすれば、同僚に、別れを告げて立ち上がり、すれ違った女性のほうへと歩いていく。]
……さぁて、どうなるのかな。
[無邪気ささえ垣間見得る笑みを浮かべたら、重い腰を上げてその場を立ち去った。]
[恋を楽しむのも、悲しむのも自由。
恋をできない自身は色んなパターンの恋を作り上げてその恋愛模様に彩を加えるだけのこと。
綺麗な恋ばかりでいいはずがない。どんなどす黒いものであろうと、純潔さを見せようと、淡いピンクの色を浮かべようとも恋は恋だ。
恋をしたことのない自身にはないもの。人間を少し羨ましくも思う。
しかし、人に恋の矢を打つこの生業を、メレディスは楽しんでいる。
そんな日常を過ごしていたら、ある日、変な風体の男が目の前に現れた。]
――へぇ、
恋天使に恋の矢ってさせるんだ?
[人以外にも効果があると知ったその表情は、悪戯を覚えたばかりの子供のよう。
ましてや、自身が打たれることもあるらしいと思えば、興味がさらに湧くもの。
自身が今まで見てきた者達のように、恋に身を焦がすことになるなんて予想もつかないけれど。多少のリスクを追ったとしても、恋することを禁忌とされる恋天使に恋の矢を放つ機会は早々ないだろう。
興味が惹かれるままに、アヴェが差し出したプロフィールカードを受け取った。*]
/*
屋敷に入りたかったのに、たどり着けなかっただと……!?
ひとまずおふろ!
はじめまして。ししゃもんさんにお誘いを受けて飛び込ませて貰いました。
milkxxxxことミユと申します。
どきどきしながら一席いただきますね。
よろしくおねがいします(ぺこり)
/*
ところでほかりながらメモ見てたんだけど、テオさんだけ歳離れてない!?魅力的だね。
うちの子も年齢上げても良かったかなあ。
学生じゃなくて社会人にすりゃ良かったか。
カナンが詐欺師と聞いて絡まずには居られないよね。
プロで絡めるかな。
あと薔薇のつもりできたけど女の子も可愛いよね!
― 館前にて―
[アヴェに伝えられた通りの場所に、それは或った。
古めかしい洋館。
普段人が棲んでいるのかも怪しい。
しかし、館の中に灯りが見えれば人の気配がすることに気づく。
気怠げに立ち尽くした男はその館を見つける頃、一人の男が、>>32
丁度屋敷に飲み込まれていく処だった。
軽く眉山を上げて、興味深そうに一歩、また一歩。
館へと近づいていく。
間近で見ればより古めかしさがわかる。
相当な時代モノだろう。
人が先に入ったことを見てとれば、気兼ねなく重そうな扉を開いて、
屋敷の中へと身を滑らせる。]
[屋敷の中は重厚な作りだった。
手厚い歓迎に小さく口笛を鳴らす。
足音を吸収するカーペットの上を、静かに歩き、向かうは応接室。
この屋敷へと訪れたなら、まずここへと伝えられて居た場所。
近くまで来たなら中の話し声も聞こえてくるだろうか。
ひょこ、と覗き込んだなら、同じ年頃の男女や半裸の男が見えるだろう。]
どーも。
遅れまして。
[誰に声をかけていいものかわからず、軽い挨拶を部屋全体に投げかける。
声を拾うものが居たならそちらへと笑みを向けるだろう。
軽く会釈を交わして、パーティの趣旨として置かれているメモやカードが置かれているテーブルへと向かう。
自身のプロフィールカードは事前にアヴェに手渡している。
既に置かれたテーブルに自身のカードがコピーされていることを確認した。
もし、誰かが手にしていたのなら、そこから自身の名を知るものも居たかもしれない。]
[トントン、と男は肩を叩く。]
やあ、いらっしゃい。ジャスミン茶はいかがかな。
せっかくの縁だ。皆と謎を解いてみてはいかがだろうか。
[男は紙を差し出した。そこにはこう書かれている]
=================================
夜想曲はいつもロマンチックだよね。
でも、感傷的な気分にもなる。
君は、どんな時にこの曲を聞くのだろうか。
ところで夜想曲って英語で何て言うんだい?
=================================
[並んだプロフィールカードを人数分取り、謎が書かれたカードも手にした。
テーブルの側に居る傍らの男性に目が行くだろうか。
お茶を囲んでいる男女よりは、いくらか年嵩の行く男性。>>50]
あなたも参加者でしょう?
あっち、行かないの?
[敬語になりきらない言葉。話しかけながら、クイと視線で人が集まるほうを指し示す。]
[肩を叩かれたら、そちらへと視線が向けられる。
館の主かもしれないこの男。
その仮面から何を考えているかは読めないが、あまり嫌な印象は抱かないのが不思議だ。]
どーも。
いい香りだね、…貰います。
[笑みを返して、彼が差し出した用紙を受け取る。
謎掛けに眼を通したら、ゆるやかに目許が弧を描く。]
挨拶代わりなのかな?
思った以上に優しい問題だ。
[笑みに浮かぶのは、揶揄めいた挑発。
其の言葉を返したら、シャツの胸元のポケットへと用紙を差し込んだ。]
ふふ。あなたなら、分かると思いましたので。
あとは――
[と、言いかけて止め、笑みを返すに留める]
[アヴェに手渡されたカードを受け取って、少し彼と会話を交わしたら謎解きのカードは胸元のポケットへと仕舞う。
代わりに手にしたのは勧めれたジャスミンティー。
カップを受け取りながら、先に飲み物を口にした寺脇が自身の名を呼んだら>>63、それを肯定するように笑みを深める。]
謎、ね。俺も貰いました。
ストレートな謎で、思わず引っ掛けかな?と悩むものをね。
[大げさに肩を竦めて見せるけれど、気後れという言葉を聞いたなら、ここまで来て何言ってるの。と、笑いながら軽く寺脇の肩をぽんぽんと撫でた。
だが、それも続く言葉を聞いたなら杞憂と知る。促す声に頷いて、寺脇と共に人が集まっているテーブルはと足を向けた。]
[アヴェに手渡されたカードを受け取って、少し彼と会話を交わしたら謎解きのカードは胸元のポケットへと仕舞う。
代わりに手にしたのは勧めれたジャスミンティー。
カップを受け取りながら、先に飲み物を口にした寺脇が自身の名を呼んだら>>63、それを肯定するように笑みを深める。]
謎、ね。俺も貰いました。
ストレートな謎で、思わず引っ掛けかな?と悩むものをね。
[大げさに肩を竦めて見せるけれど、気後れという言葉を聞いたなら、ここまで来て何言ってるの。と、笑いながら軽く寺脇の肩をぽんぽんと撫でた。
だが、それも続く言葉を聞いたなら杞憂と知る。促す声に頷いて、寺脇と共に人が集まっているテーブルへと足を向けた。]
[オズワルドやアイリ、ナネットの元へと向かったら、アイリの戸惑いも捉えることが出来るだろうか。しかし、何に対する戸惑いなのかまでは察することはできない。
ナネッテの問いかけに>>65、片眉を上げて小首を傾けた。]
ああ、謎。
というより、俺のは翻訳めいたものだったけれど。
[胸元のポケットから、カードを引き出してもう1度確認するように内容に目を落とし、簡単に読み上げる。**]
夜想曲は、英語でなんと言う?…ってやつ。
/*
おう、ログ進んでる。
明日の19時までに第三希望だっけ?
夜しか顔出せないから実質今夜中だな。
ひとまずおふろ。
[首を傾げる青年の姿>>69に肯定の頷きを返し、答えを口にしようとしたけれど。
続く言葉を耳にしたら、口を噤むことにした。
おそらくアナグラムでもなく、ストレートな回答でいいのだろう。
ナレッテの側にいる同じ年頃の青年が顔を上げれば、プロフィールカードと見比べながら、そこに居る男女の名前を確認していく。
投げかけられた声に人のいい笑みを浮かべて>>75]
専門学生、ということは…小津クンか。
よろしく。
俺は美容の専門学校だよ。
[君は?と、問うたなら応えはあっただろうか。幾人かの人だかりでは声は小津には届かなかったかもしれない。
反応がなければ、特に後追いする風でもなく会話を終了させるだろう。]
夜想曲は、その名の通りノクターンだね。
よく耳にするものなら、ショパンが有名じゃないかな。
[話していれば、また新たに応接室へと現れた男女へと視線を向ける。
ロングヘアの小柄な女性と>>72、
やたらと愛想のいい笑みを浮かべる男性。>>73
集まり、会話が弾む其の様子を少しばかり。
和の中に身を置きながらも身を引くように眺めやる。
弾んでいる会話を無理に遮ることはない。
どちらかといえば観察しているほうが、楽しくもあった。]
ふぅん……?
それぞれの謎解きは、全部つなぎ合わせないとダメなの?
[会話の隙間ができたなら、思う疑問を口にして。
応えるものが居ればその声に耳を傾けるだろう。
ふと、周囲に眼を配れば、既に女性にプレゼントを用意している男性も居て>>95>>97
その用意周到さに、くすりと笑みすら浮かぶ。]
[隣を見れば同じような反応を示す寺脇の姿が見えた。>>112
謎が出そろうのを待ちながら、面白そうに其の様子を見守る。
タキシードの男性から、そこに居る男女へとゆるりと視線を侍らせて*]
これで、謎は全部出揃ったのかな?
名探偵が居るのなら、任せたいところだけれど。
…いち、に、…ン、日本語七文字の武器…?>>105
解けてないものもあるんだね。
[答えの分からないものに眼を止めたなら、苦笑を零す。]
[ナネッテが羅列していく言葉に>>121、ふむ。と肩の力を落として。
指先を口許に当てて、思案するように腕を組む。]
……日本語七文字。
ってことは、日本語であって、日本の武器という訳ではないのかな。
[ぽつり、つぶやくように声を落としたら、顔を上げてアヴェの姿を探す。
室内にその姿を認めたら、彼の届くほどの声を投げる。]
アヴェ、ヒントはないの?
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