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( ゚д゚)どこから手をつけたらいいものやら……
っていう顔。うん。
そしてマーティンのログが正視できなかった、このやろう。このwwwやろうwwww覚えていろよ。
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WWwwWWWWwwww
オクタヴィアスの律儀さに感銘を覚え続けているよ!!!
wwwwwwマジ律儀でいらっしゃる、すげえ。
― 回想:8年前 ―
[思えばマーティンらとこうして酒を飲み交わして、もう8年になる。
ディークがエディを連れ、キュベルドンのクマことマーティンを従えて戻ってきて以来のことだ。
そう8年前、クマ退治に男は同行していない。
しそびれた───というよりは、気づいた時には少年らはクマ退治を終えて戻ってきていたというのが正しい。
やって来た豪快なクマを眺めて、男は軽く眉を上げた。
ディークは今は森の民に紛れ暮らすとはいえ、その素性はラモーラルを統べるべき王の血筋だ。
その一党たるに相応しき器たるや否や。
あからさまにそう値踏みする視線は、クマにとって愉快なものであったとは思い難い。]
…… 貴 様、
[手を上げたのは、さてどちらが早かったか。
切欠はささいなこと、山賊の風習そのままに過ごすクマへと男が幾度めかの注意を行った直後のことだ。
面倒だとばかりに投げ捨てられたジョッキ、向かい来る拳に男もまた、拳で応じた。
巨体のクマに比べてみれば、男の身体も些か小さい。
それでも負けじとばかりに拳を交わし、互いに殴りあって如何程か。
幾分ふらついてきた拳を受けながらも返した拳が、クマの腹を捉えたように記憶している。
ぐうと声を上げて倒れた巨体、それが地面に伏したと見る間もなく、重なり合うようにして己も倒れた。
次に互いの顔を見たのは、並べられ横たえられた寝台の上である。]
… …、 …っ
[痣に膨れた顔に笑おうとして、痛みに顔を顰めた。
どうやら唇が切れているらしい。
そう知覚するに続いて、己の顔もまた、同じくらいに膨れていることを知った。
情けないような気分が半分、だが軽く面白さがこみ上げてもくる。
やたらに真っ直ぐに打ち来た拳、それに己は途中から爽快感を覚えてはいなかったか。
それはどこか子どもの頃の喧嘩にも似て、嘘のない気持ち良さを伝え来ていた。
だから自分もそのままに、体術というよりはもっと原始的な殴り合いを彼へ仕掛けた。恐らくそれは、彼にも伝わっていただろう。
殴りあいながらも途中から、どこか楽しむかのような気配が漂ったのは恐らくは気のせいではない。
……もっとも、だからと途中で止めるものでもなかったわけだが。]
…やれやれ、
[とはいえこれでは、ディークに合わせる顔がないな、と。
落とした感慨が傍らへ響くと知るに、時はさしてかからなかった。
僅かに目を見開いて、再び傍らのクマを見遣る。
似たように驚いた顔をそこに見出せば、自然頬が上がった。
すぐに傷が引き攣れて、痛みに顔を顰めて変な笑い顔になる。]
──── 仕方ないな、
[と、告げた声には嬉しげな笑みが滲む。
言葉よりは響きが雄弁に、男の心情を語っていた。
微かに顎を引いて、確かに頷く。]
改めてよろしく頼む、… マーティ。
[名に親しみを篭め響かせて、息を大きく吸い込んだ。
そして続く鈍い痛みに、また笑った───*]
……ふむ。承った。
儂がその500預かろう。
ウェストマールからの援軍をここに引き止めて進ぜる。
それで構いませんかな?
[言葉の最後、確認は盟主へと向けられた。
そうして黙って目を細める。]
─── 死守はお約束致しかねるが、
[音は兵らに聞かせることなく、ただ二人へと向けてのみ紡がれる。]
いざという折には、キュベルドンの森へ。
無論、持ち堪える間に州都を陥れて下されば重畳。
お頼み出来ますかな?
[柔らかな笑みが、静かに二人へと向けられた*]
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投げたけど怖いよ(
た、たぶん砦は壊れる想定あると思っているんだけれど!!!ww
not石ですしね、そうだね木と土ね。燃えますね、崩れますよね…
あとテレピン油。
火ですね?火なんですね???となっているけど、違うのかも知んない(((
[クリーク砦は砦とはいえ、石造りの城砦ではない。
堀もなく、木と土で造られたいわば平時の関所に近い代物である。
ゆえに守るに堅い拠点ではない。
あるのは木で出来た簡易な柵に、見張り台くらいのものだ。
それでもそれでどうにかしてみせようと、虚勢ではなく、男は若き主に*請け負ったのだ*]
[拳が避けられればそれを収めて、くっくと笑う。
そして緩く腕をふるって、次はがしりと青年の肩を掴んだ。
かつての少年の背は記憶より伸び、
目を見交わす視線の角度は以前よりも格段に緩くある。
それに眼を細めて、少ししっかりした肩を確かめるようにぽんと叩く。]
…親父さんのこと、残念だったな。
[と告げるのは、昨年亡くした彼の養父のこと。
平原の民である父のない少年が、かつてどこか見知らぬ「父」を───「親子」を見るような視線を、自分らに向けていたことを男は知っている。
その彼が州都の軍医に養子として赴くことになり、環境の違いを案じはしたものの、以来良く過ごしているようだと風の便りに聞きながら、それは良かったとも思っていたものである。
その養父が昨年暮れに亡くなったとは、やはり風に聞いた。
風運ぶ者…即ちカークの齎してくれた情報により、男はそう聞き知っていたのだが。]
何もしてやれんで、すまなかったが。
…───いい顔になったな、エディ。
[言外に彼の養父への賞賛を篭め、ひとつ、頷きをみせ]
呆けていたら、拳骨一発じゃ済まさんぞ。
走り回らせてやるから覚悟しておけ。
[そう、笑った*]
― クリーク砦 ―
[かつて州都より落ち延びて、主の幼き息子を抱えて平原を目指した。
すぐに宛があったわけでなければ、準備があったわけでもない。
それこそ隠れ家を転々とするような生活に、ダンクラードは良く耐えた。
それから少し、漸く落ち着いた生活を得た時分、次第にエディやカークといった友を得て駆け回るディークと少年たちを、時に怒鳴りつけ叱り飛ばしながら、ほっと安堵するような思いでいたことを覚えている。
ダンクラードが己の運命を悲観するではなしに、素直に立派に育ってくれていることに。
そして、彼にそうした環境を与えてくれている平原と森の民たちに、男は感謝の思いを抱き続けていた。その思いは今も尚、変わることがない。]
[かつてカークには、幾度か武芸の手解きをした。
手解きをした…というよりは、彼の武芸を磨くための相手をしたというのが正しいか。
チャールズの扱う武芸は、いわばどれも正統のものである。
基本とする型は全て、武術といった名のつくようなものである。
自由な森の民や平原の民らが扱う武芸とは違う。
我流で作り上げたようなものでもない。
正統な武術は極めればきわめて効率的であり、隙が少ない。
そういうものだ。
一方で使い手も多く、ゆえに対峙する機会も多いが為、相手を知れば応じやすくあるものでもある。
そういったものでもあった。
だからこそ、我流で技を磨くカークの相手には適していた。
その弱点を見抜くことも、裏をかく手を指南することも出来た。]
違うな。その手を使うなら、もっと素早くだ。
或いは一度打って相手の目を晦ませてから、こう。
お前さんの強みは力押しじゃないだろう。
だから……、そうだ。
そう来られれば、こちらは武器を出すことが出来ない。
[請われればこんな風にして、彼に教えた。
恐らく試合をすれば、それでも彼が勝てる見込みはなかったろう。
が、それを求めていないことは互いに良く分かっていた。
戦い、そして生き抜くために。
そう特化したカークの武芸は、戦場で会えば討てぬかも知れず、ひょっとしたら討たれることもあるかも知れぬ。
時にそう思わせる強かな印象を、クマの息子は男に残していた。]
[チャールズは見張りを立てながら、砦の北側、ズワンズ谷方面に工兵を出した。
彼らの役目は主に、馬の足止め用の杭を打つことである。
大急ぎで打たれる杭の数は、そう多いものではない。
よってそれを補うように、少し背の高い草がせっせと結ばれた。
ごく単純といえば単純な罠である。
元はといえば草原に、動物をしとめる為の単純なる仕掛けだ。
熟練の騎兵に効果が高いとは思えぬものの、そうした努力も行われた。
つまり、形振り構わぬ足止め工作が砦の北側で展開されている。
別段隠す努力もしてないから、動きがあるは遠目にも分かるだろう。
そうこうするうちにはいずれ、森からの伝令も砦に届こうか。
砦は徐々に、戦いの前の活気と慌しさを*増しはじめている*]
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