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[テウティドドリルス号の外壁に垂直に立ちながら、管理区からの通信を受け取る。]
《おはようございます、XB-109》
[放った挨拶は他の兄弟たちのそれと重なる。>>71>>86]
[視線を上げれば頭上方向(=地表と平行方向)から搭乗橋の先端が近づいてくる。
ハッチの上に立った自分自身を位置マーカーとしてビーコンを送り、接続の補助となった。>>73
搭乗橋が設置されれば、そこが作業の足場となる。
ふたたび地表に垂直に立てば、白銀の髪は元のように肩にハラリとかかった。
ハッチの両側の気圧が等しくなるのを待つ間に、指先をコネクタ代わりにテウティドドリルス号外壁の操作盤に差し込んで、ロックの解錠を試みる。
救難信号により外部からの操作を受け入れた扉は重々しく振動したが、スムーズには開こうとしない。
着陸時の衝撃のせいか、歪んでいる部分があるようだ。]
[左手で扉の端を掴み、抉じ開けんと力を込めるも、扉は重い。]
《AG-047 : calling…
扉の開放に際し、出力不足を確認。
テウティドドリルス号内部もしくは外部からの合力を要請します。》
[外部の方はHK-099が支援に来てくれるとのこと。>>86
と、宇宙船内部でかすかに悲鳴が聞こえた。>>82
今一度、力を込めると肩と肘の関節に負荷がかかり、鈍い音がした。
それでも、扉はわずかにしか開かない。]
/*
あ、今度は搭乗橋が繋がって発声できるようになったのに、通信にしてしまった。
慣れてないからSF難しいぞw
[扉のすぐ向こうに熱源反応。>>105]
ようこそ、アステロイド・タロスへ。
[非常事態とはいえ、挨拶から。]
こちら側はブリッジを設置しました。
扉を開放してくださって問題ありません。
[発声により、エアコンディションも整っていることを伝える。]
[扉の向こうから返事がある。>>118
比喩を直接解釈して、この後、宇宙船が動くのかと身構えたが、特に跳ねることもなかった。]
了解、そちらより扉に圧をかけてください。
こちらは引きます。
[ちょうどそこに担架を移送してきたHK-099が到着して支援の手を伸ばす。>>113]
助かります、兄弟。
扉のすぐ内側に人がいます。
また、それとは別の声紋で悲鳴を確認しています。
[コンタクトをとり、ダブルパワーで扉を開けにかかる。]
/*
>>120でホントは「悪いけどこじ開けるなり引っぺがすなり吹っ飛ばすなりしてもらえるかい?」の指示にランダム判定しなきゃいけないとこだけど、忘れてた (←
>>25の判定結果流用で許されよ。
あああ、なんか今回、ポカミス多いぞおれー
[特に聴覚センサーの感度を上げるまでもなく、合図の声は聞こえた。
それにきっちりとあわせて引く力を込める。
傍らにはHK-099、テウティドドリルス号乗務員側はひとりのようだったが、パワーアシスト装置のおかげで出力に不足はない。
ほどなく歪んだ扉は開き、通路となる。]
[救助活動には似つかわしくない上等なリネンの衣服をまとったアンドロイドは、外れた扉の向こうに立っている人間にまっすぐな視線を向ける。]
お怪我はありませんか。
この先へ進めば、ケンペレン研究所です。
[その言葉に被さるように、質問が投げられた。>>129]
後ほど、確認しておきます。42(100x1)
[「睡眠を邪魔してはならない」と厳命した博士が起き出してくるのがいつになるかはわからないけども、そう答える。]
[扉を開けた乗務員の発言によると残りの乗員は2名のようだ。
管理区のCC-011に相手の発言どおりの報告を送り、乗員名簿との照合を頼む。
先程の質問が撤回されたことに頷いた。>>135]
確認の停止を受諾しました。16(100x1)
この先へ進めば、ケンペレン研究所です。
行っていただければ、別の者が出迎えるでしょう。
[もう一度、案内を繰り返して通路の先を示す。
CC-011からの通信によれば、出迎え準備担当はXB-109のようだ。>>137]
[自らはテウティドドリルス号の内部に向かうつもりで足を向けた。
もっとも、船の内部設計は把握していない。]
救難信号により、乗船許可の申請を省略します。
[負傷者についてはCC-011に任せる。]
積み荷に酸素が不可欠なものがあれば、移送します。
[そう知らせたのは、乗務員を降ろしたのちに搭乗橋を外して真空消火を行うつもりだからだ。
密航者が潜んでいたら命の危機であったろう。]
/*
CC-011 指揮担当
HK-099 医療担当
XB-109 さっき起きた
AG-047 力仕事担当
SG-610 人間
こんな把握
ようこそ。
私たちは“ジークムント”
研究所の管理に従事するアンドロイドです。
用事がある場合、お呼びいただければ最寄りの“ジークムント”が参ります。
修理が済むまでの間、快適に過ごしていただけますよう努めさせていただきます。
[次々と姿を現す乗務員たちに挨拶をし、そこからの主導権は人間に任せて、粛々とテウティドドリルス号の収容作業に従事した。
左腕にいくらか不調が確認される。
後でメンテナンスする必要があるだろう。**]
シロウ・K・アイゼン様からの質疑・要請を整理します。>>139>>153>>160
1.「髪を洗わせて欲しい」[63(100x1)]
2.「打ち身がねぇかみてやれ」[49(100x1)]
3.「ここの管理者はどこか」[49(100x1)]
4.「衛星から外部通信は出来るか」[79(100x1)]
5.「代わりの宇宙船チャーター出来ねえか」[49(100x1)]
6.「まず飯食わせてくれ」[83(100x1)]
続いて、アカデミー研究所のミリアム様からの要請を整理します。>>147
7.「モッコモコ泡のお湯たっぷりなお風呂入りたい」[63(100x1)]
8.「研究所の人と話したい」[65(100x1)]
9.「怪我人を医療施設に案内してほしい」[94(100x1)]
あわせて、トール様からの要請を整理します。>>156
10.「指定荷物の搬出」[65(100x1)]
[恬淡と処理しながら、保安上の必要に従って乗務員の身体スキャンする。
研究所を爆破したりする類の危険物は隠し持っていないようだ。]
[最終的に確認できた乗務員は5名。
名簿と照合できない者が1名いるが、人間たちが平然としている以上、書類の不備と判断し、CC-011にもそのように報告した。
その人物に注視することはない代わりに、保安検査の中、かつてこの研究所に暮らしていた少女と同じ社会登録番号を持つアデルには、しばし長く視線を留める。]
おかえりなさい。
[彼女にだけは、ようこそ、ではなくそう言った。]
[搭乗橋へ出てきたアデルは、「気づいていたのか」ではなく「バレていたのか」と応じた。>>164
隠匿があったことを把握。
ただし、それに関して叱責はされなかったので、対応は間違っていなかったと判断した。]
識別名、および博士についてのご質問ですね。[*依存*][*期待感*]
[瞳孔拡大→僧帽筋弛緩→発声停滞とアデルの身体反応の推移を見守っていたところに質問を投げられ復唱する。>>165>>166]
[アデルは「気づいていたのか」ではなく「バレていたのか」と応じた。>>164
隠匿があったことを把握。
ただし、それに関して叱責はされなかったので、対応は間違っていなかったと判断した。]
識別名、および博士についてのご質問ですね。[78(100x1)][9(100x1)]
[瞳孔拡大→僧帽筋弛緩→発声停滞とアデルの身体反応の推移を見守っていたところに質問を投げられ復唱する。>>165>>166]
このボディの識別名は ”AG-047”
あるいは “ジークムント” と呼んでいただければ。
[後者は個別の名前ではないし、他の呼び方をされることもあるけれど、名乗りとしては登録されていない。]
博士については、さきほどの質問3)、8)とあわせて回答いたします。>>161
この研究所の管理者・アングラメル博士は、現在、自室にて睡眠をとっています。
自然に目覚めるまで起こすなとことです。ご了承ください。
博士の他に人間は居住しておりません。
[回答に続けて、アデルからのふたつの依頼を復唱する。]
博士への面会希望を承りました。[38(100x1)]
滞在する部屋についてのご希望を承りました。[69(100x1)]
[来客準備を担当しているのはXB-109だが、オフライン活動中の彼には遠隔指示が出せない。
所内放送するにはプライベートな依頼だと判断する。]
[直接、L区画へ赴いて伝達することと決定。]
部屋の準備ができましたら、お知らせいたします。
それまで、食堂なり図書室なり、お好きなところでお待ちください。
[知らせにくるのはAG-047であるとは限らないけれど。
研究所内はアデルが暮らしていた頃と大きな改築はされていないから詳しい説明はしなかった。]
[移動の前に、先程の質問と依頼の処理を済ませるべく、向き直る。>>161]
質問 4), 5)に回答します。
外部通信は可能です。管理区へどうぞ。
当研究所が所有する星間航行船は防災上義務づけられている緊急脱出用小型ロケットのみとなっております。
それ以外をご希望の場合はチャーターを行う手配会社を選び、予算・用途等の絞り込みを行ってください。
医療関連 2), 9)は、この者が担当します。
[と告げて、傍らのHK-099を示す。]
滞在中の生活 1), 6), 7)は居住区画にて対応可能です。
これからご案内します。
[シロウとミリアムへ、掌を上にして同行を促した。]
作業 10) は居住区画から戻り次第、作業を開始します。
こちらでお待ちになられますか?
それとも、先に入浴や食事をなさいますか?
[トールに問いかけた。]
/*
どうせなら可愛い若奥さんに言われたいですよね。>>175
あなた、お食事? お風呂が先? それともベッド?
[最後の人間がこちらを観察するような視線を向けてくる。>>177
「なんだか気持ち悪い…」という発言を聞き取って、HK-099に注意喚起の電波を飛ばしておいた。
体調の経過観察が必要かもしれない。
乗務員名簿にない男が自分でM区画の方へ向うのを見届ける。]
荷物の運び出しについて、承りました。[56(100x1)]
[トールの言葉に頷き、休養を求める人間たちをL区画へ案内する。>>181
ストックルームにある食料品やゲストにも使用が許可されている端末などを教え、後はL区画にいたXB-109に引き継いだ。
乗員数訂正と滞在する部屋に関するアデルの希望を伝えることも忘れない。>>168]
[荷物の運び出しに戻る前に、一端、管理区に立ち寄ってCC-011に語りかけた。]
施設管理者──博士への面会希望が出ている。
救難信号そのものは部屋に届けられているはずだが、博士はいまだお目覚めにならない。
[アデルは「冬眠」と称して納得していた。>>188]
わたしたちは「起こすな」という博士の命令に背くことはできないが、他の人間が博士を起こそうとするかもしれない。
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