情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
6人目、水破の精霊師 ガートルード が参加しました。
水破の精霊師 ガートルードは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 回想・霧の海/『蛟』甲板 ―
[それは突然の変化だった。
どこから湧いたか視界を白に塗りこめる霧、それに伴うかのように利かなくなった舵と狂った磁石。
追い討ちをかけるかのように次々と唐突な眠りに落ちる船員達。
声をかけても揺すっても目覚めない彼らをそのままになど出来ず、けれど事態の対処も行わなければいけない]
…それじゃ、先遣を頼む。
ディーもヤクモも、気をつけてな。
何か見つけるまでとは言わん、危険を感じたらすぐ戻ってこいよ。
[原因を探る為に先遣に出る幼馴染とその相棒に常の笑みを向けて見送るのは、不安を感じさせぬよう。
先行き見えない現状に彼らを案じる想いは、艦長代行として表に出す訳にはいかなかった**]
─ 霧の海/『蛟』統制室 ─
で、舵も磁石も相変わらずか?
…そうか、どっちも利かないまんまか。
[先遣に出たディーク達を見送った後、統制室に戻って何とか機能回復しないかと試したものの結果は出なかった。
取れない舵と、ぐるぐると回り当てにできない磁石にお手上げという状態に、あー…と声を洩らす]
どう考えてもこの霧からおかしくなってんだよなぁ…
眠り込んじまった皆も、本当急にだったし。
ディーク殿とヤクモが何か見つけてくれてりゃいいんだが。
[理由は推測できても原因と対策が解らない以上下手に動けない。
先遣から何か解ればと思う言葉は、多分以前ならば一人で突入しないかなんて不安や心配が混ざっていただろうが今はその欠片も無く]
─ 霧の海/『蛟』統制室 ─
ま、ぼやいててもしょうがねぇ。
引き続き周囲の警戒と、他艦との連携維持。
新たに眠り込んじまってる奴を見つけたら、ホールに設置してある寝台に寝かせるようにな。
[現状わからぬものは仕方ないと気を取り直し、副艦長以下に指示を出す。
それから暫く、先遣に出ていたディークの帰還を聞くと副艦長に断り甲板へと迎えに出ていった]
─ 霧の海/『蛟』甲板 ─
ディー、ヤクモ、お帰り。
どうだった?
[舞い降りてくる陽竜と、その背に在る幼馴染を出迎え、端的に問いかける。
報告する必要があると思うものだけ報告すれば良いというスタイルは、義父から引き継いだものだ。
同じく端的に、だが重要な所は押さえてある報告>>51>>52を受け取ると、少し思案して]
─ 霧の海/『蛟』甲板 ─
その調査、俺も一枚噛ませてくれ。
此処にいても原因は解らねぇし、何も出来ないで待ってるのは性に合わない。
ゲルト殿も出るなら、俺も入って問題無いだろ?
[付け加えた部分は安心というより、自分が動ける理由になってしまったようだ。
蛟の指揮は副艦長が居るから心配無いし、と告げ、首を傾げた*]
― 霧の海/『蛟』甲板 ―
んじゃ、決まりな。
[言葉に詰まるディーク>>65に反して嬉しそうなヤクモ>>66の羽をもふもふ撫でて微笑む。
どうしても渋るようなら有無を言わせず同行すると言い張るつもりだったが、ディークの表情は腹を括ったようで。
無茶はしないでくれといわれると、そりゃ俺の台詞だ、とは心の中でだけ呟いた後]
解ってるって。
ディーこそ、俺とヤクモに心配かける真似しないでくれよ?
[こちらも笑顔で釘を刺した後、ぱん、と両手を合わせ]
さって、そうと決まればのんびりしてられねぇな。
副艦長にこの後の指揮を頼むのと…
あぁ、そうだ。
カナン様に連絡を頼む、蛟からは俺とディーが出るってことで。
ディーとヤクモは先遣から帰ってきた所だし、出発までゆっくり休んでてくれな。
[そう言って二人に手を振って離れると、付近の艦員を呼び止め、八幡への連絡を頼み。
自分はこの後の指示を副艦長と話し合う為出発まで統制室に戻っていった**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新