情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
7人目、【嬢】豪遊令嬢 シルキー が参加しました。
【嬢】豪遊令嬢 シルキーは、守護獣 を希望しました(他の人には見えません)。
[村の情景に似合わない煌びやかな車から、1人の華美な女性が降り立つ。]
あら?ここは夢を現実に叶えることができる村だと聞いたのですけれど。何だか何もなくて退屈そうな村ですわね。
…まあいいですわ。今日はもう遅いですし宿に行きましょうか。
[彼女は再び車に乗り込み、宿へと向かっていった。]
[彼女は、不満そうに宿から出てきた。]
話が違いますわ。高級宿屋と聞いていたのに、布団が粗悪で寝心地悪くて眠れないですわ!…あまりに暇すぎて外に飛び出してしまいましたわ。やっぱり田舎は空気が美味しいですわね。
…うん?車のエンブレムが折れてますわ。猿か何かにやられたのかしら?
んー、結局よく眠れましたわ♪
エルフ「おはようございます、お嬢様。」
[彼はエルフ。彼女の家の執事で、今回の旅に同行している。]
シルキー「おはよう、エルフ。」
エルフ「お嬢様、昨夜はあんな時間に1人で何処に行ってたのです?」
シルキー「ちょっと外の空気を吸いに行っただけよ。」
エルフ「…そうですか。夜は危ないのであまり出歩かないで欲しいものです。…いつも言ってることですが。」
シルキー「大丈夫よ♪ それより、昨日車のエンブレムが折れていたのよ。こんな車に乗るなんて恥ずかしいわ。新しい車を手配してくださるかしら?」
エルフ「はい、かしこまりました。」
さあ、車が来るまでこの辺をブラブラしていましょうか♪
(道に迷ってしまいましたわ…)
…おや?こんなところに喫茶店がありますわ。ちょうど喉も渇いてきたし、入ってみようかしら。
[シルキーは喫茶店に入った]
[喫茶店にて]
店員「ご注文はお決まりですか?」
シルキー「そうねえ…まずはシャンパンをお願いしようかしら。」
店員「(シャ、シャンパン!?) …すみません、うちにシャンパンはございません」
シルキー「なんですって!?…まあ田舎の喫茶店なんてこんなものですわよね。じゃあコーヒーでいいわ。」
店員「か、かしこまりました〜!」
[そして…]
(不味い…普段飲んでいるコーヒーとは比べ物にならないですわ…。さて、これからどうしようかしら。)
[シルキーはコーヒーを飲みながらぼーっとしている。]
(はあ…このまま店を出ても行くアテもないですわ。どうしようかしら。)
[困り果てているシルキーの目に、遠い席で何やら作業をしている女性の姿が目に入った。]
あら、あの人なら宿までの道を知ってるかもしれないですわね。ちょっと聞いてみようかしら。
[シルキーは席を立ち、女性に話しかけた。]
「ねえ、そこの貴方…」
(なんでこの人こんなに落ち着きがないのかしら?)
「私、道に迷っ…コホン!! …宿に行きたいのですけれど、どこにあるかわからないかしら?」
「ありがとうございますわ。この村に来たの初めてで、予約していた宿が見つからなくて困ってましたの。貴方お名前は?」
(ブラブラしてたら道に迷ったなんて恥ずかしくて言えない)
…ええ。折角お礼をさせていただこうと思ったのに。まあいいですわ、ではまた。
[彼女は宿へ戻っていった。]
/* この改行癖はうみねこさんがディーターかな。後の人が全然透かせないぞ(真顔) 逆に私はこのRP補正でもすぐ透けそう。(一人称私を徹底する)
/* 中の人「敬語?ははっ、文末にですます付けてたら敬語になるわwww尊敬語?謙譲語?知らんなwwwはっはっは!」
って感じなのでおかしいところあると思いますがお気になさらず(願望)
[高級宿屋前にて]
[また黒く高級な車が、僅かな街灯の光を反射し輝きながら走ってきた。]
(ガチャリ)
エルフ「お待たせしました。新しい車をご用意致しました。」
シルキー「ありがとうございますわ。」
エルフ「さあ、お嬢様は今夜のパーティの用意は出来ましたか?」
[今夜は、シルキーの父のこの村に住む知り合いから、歓迎パーティに招待されている。]
シルキー「ええ。出来てますわ。」
エルフ「では行きましょうか。では車へ。」
[彼女は車に乗り込み、パーティへと向かった。**]
[人里離れた村外れの大きな館]
[パーティに参加している彼女は、その合間を縫って庭で1人星空を眺めていた。]
ああ…。パーティだなんて面倒くさいわ。仲の良い友達だって誰一人として参加していないのに。
…もっと質素な生活で良いから、自由に暮らしたいわ。田舎のお星様、綺麗。
[彼女の願いは、お嬢様としての生活を捨て自由になること。しかし家族と優雅な生活に慣れてしまった自分の身体がそれを許さない。彼女は、エルフに呼ばれてまた館へと戻っていった。]
[宿屋自室(数分前)]
[彼女は、カクテルを飲んでくつろぎながら、村の夜景を眺めていた。宿は少し高台の位置にあり、2階からでもビルの少ないこの村の景色はよく見える。]
…ん?あの人影はみたことありますわ。
[ふと、喫茶店で出会った女性が走っていく姿が目に入った。方角からして集会所だろうか?]
シルキー「…何かありそうね。エルフ。集会所に連れて行ってくださるかしら?」
エルフ「・・・?」
シルキー「はやく!」
エルフ「…え、ええ。かしこまりました。」
[2人は車に乗り込み、集会所へ向かって行った。]
(キキーッ)
[彼女を乗せた黒い車は集会所へ辿り着いた。]
何事なの!?
[集会所へ入った彼女の目に、たくさんの人と掲示板に貼られた不気味な紙(>>#44)が飛び込んだ。]
…夢を実現させたい者?この通信機を取ればいいのかしら…?
[集会所]
[人混みの中に、先程見かけた緑髪の女性を見つけた。 (>>389)。]
あなたは。…集会所へ走っていく姿が見えましたわ。掲示板のメッセージを見てきたのですわね。
[緑髪の女性は、何やら彼女から目を…いや、顔を背けている。そういえば、喫茶店で会った時も顔を伏せていた。]
…? 避けることはないですわ。私はただの一般人よ?私の名前はシルキー。あなたもこの試練の参加者でしょ?これからよろしくお願いしますわ。
[彼女は女性のいきなりの威勢の良い返事に一瞬戸惑うも、笑顔で。]
ローレルさんね。ええ、よろしくですわ。
(彼女はローレルの額に軽く挨拶のキスを交わした。ほんのりと口紅の跡がつく。]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新