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8人目、巫女姫 シルキー が参加しました。
巫女姫 シルキーは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 祭の後:首都ブラバンド ―
そろそろ先発で向かった方々が、シュビトに着いた頃でしょうか。
[動きやすい装束に身支度を整えながら、巫女姫が呟く。
次に赴くのは祭祀ではない。ほんの少しの長旅だ]
反政府活動など、嘆かわしいこと。
なるべくなら事を荒立てることなく収まって頂ければ
宜しいのですけれど。
[鎮圧部隊の後続として、王府が繰り出す増援。
その旗頭となっているのが巫女姫だ。
王府としては、鎮圧部隊だけで事が済むとも思っており、
この増援は、シュビトの集会に乗じて浮き足立つ
周囲諸侯や国民への心理的な圧力を兼ねている]
ああ。それを、こちらに。
[用意させた軍服を受け取り、最後に肩に羽織る。
慣れない衣装に、気恥ずかしそうな笑みが浮かぶ口元]
…、似合いませんか?
けれど、軍を担う皆様方と共に赴くのですから、
形だけでも添いたかったのです。
さあ、参りましょう。
勝手なおせっかいも、自己満足も。
全て無用の代物です。
重ねてきた変わらぬ世界は罪でしょうか。
愛おしい伝統は守るべきもの。
平穏を壊す理由になりましょうか。
[脳裏を過ぎるのは、先日受け取ったマチュザレム共和国の親書。
そうして、シュビト――…かつて密やかに学んだ地のこと。
懐かしい面影は、今何を語り、何を目指しているのだろうか]
止めましょう彼等を。
千年の想い紡がれし此の地を、
短慮な土足に踏み荒らさせては――――なりません。
[真珠の胸飾りに、彼女の決意が煌いて揺れた**]
― 回想:シメオンと ―
[それは、首都ブラバンドに巫女姫が到着して
間もなくの頃だっただろうか]
マチュザレム共和国の…?
[王府の文官から届いた報告に、彼女は静かに目を瞬かせた]
大変珍しいことですね。
外国の方が此方に来られるというのは。
[ナミュールは結界に守られた島国だ。
ゆえに、外国からの来訪者は殆どいない]
遠路はるばる来られたのですから、
此方も相応の礼は尽くしましょう。
王府の方々に異論が無ければ――…
[意を伝えれば、やがて面会の場が設けられることとなった**]
/*
四季祭とか、ナミュールの文化をあれこれ勝手に捏造して
大丈夫だったでしょうかと内心そわそわしつつ(
いや、ほら。
千年の文化って言葉だけだと薄っぺらな気がしてね、
多少なりとも其れっぽいものを盛ってみたのですけれど。
ただwikiに南欧文化と書いてあったのは承知していたものの、鎖国という設定的に、どうしても日本のイメージが抜けなくて…(とおいめ)
和風ぽいものとなってしまいました御免。
/*
あ、そういえば村の入り直しはすみません。
最初の巫女シーンのロルは平服でやりたかったもので、つい…。
巫女姫だから、そのまま平服でも良かったのですけれど。
軍服シルキーが好みだったんです仕方が無い。
くるくるお団子髪好き…。
全然関係ないけれど、
RKの表情一覧見ていると、シルキーの前がジルで
なんだかそわっと嬉しくなります。そわっと。
/*
皆さん出揃ってきましたね。
アレクシスにお会い出来るのも楽しみです。
ところでソマリさんは、腹心立候補していただいたソマリさん…ですよね、多分。たぶん。
家柄設定同じですし。
わあ。ソマリさんで参加してくださったの嬉しい。
こちらの陣営に来ていただけるかは、分かりません、けれど!
がんばれ私…。
しかしソマリさんのロル読みつつ……
自分で巫女姫描写積み上げましたが、更に積み上げられると恥ずかしい……くっ(*ノノ)
/*
んー、よし。灰でごろごろしていたら、
ちょっと頭痛も落ち着いてきたかな。うん。
実は中の人が、インフルエンザに掛かったと昨日判明しましてね…(
ほんとにもう!! なんで村が始まるこのタイミングで!!!!!
泣いた。
3陣営での序盤は仲間集めあるから、特に重要なのに。ふぇぇ…。
がんばる。
― 5年前・ベルサリス学館 ―
[姫王の魂を受け継ぎし者として、幼い頃からドルマール神殿での
生活を課せられたシルキーは常々思っていた。
…――――此れでは、足りないと。
世間を知らぬ巫女姫、何も考えずに平和を祈る象徴としてのみ
存在するを受け入れるのならば構わないだろう。
だが、それならば人形を神殿に置いておけばよい。
人の形をした巫女姫が、此の国の象徴として在る意味。
其れを知りたくて、神官長に無理を言って1年間の自由を貰った。15歳の時だ。
四季祭の祭祀は務める。けれど、それ以外の時間は
シュビトのベルサリス学館で、学ばせて欲しいと。
ベルサリス学館館長ジョゼフ・ジェフロイに便宜を図ってもらい、
彼の遠縁の娘“キール”として入学した。
彼女の正体を知っている者は、学館でも一握りしかいなかっただろう]
[巫女姫姿では結い上げている髪は、今は真っ直ぐ下ろされている。
背中で揺れる毛先や、簡素な平服に、
慣れたような慣れないような――曖昧な心地を抱く昼下がり。
なにやら熱心に議論を交わしている声>>4に、
自然と耳は傾けられた]
ロイ兄様がおっしゃる意味は分かります。
……、でも。
[熱弁が途切れた合間を縫って、議論の場に近づいた少女は疑問を零す]
軍属の方々は此の国の自衛のために、
今この時も鍛錬に励んでいるのではありませんか?
[“その時”が来るまでは過去も未来も変わらぬであろう、平和ゆえに弛緩した軍の現状>>18を、少女は知らない。
故に、自衛の力は既にあるだろうと信じて疑わぬ宵藍の双眸が、
不思議そうにジェフロイを見上げた**]
[巫女姫姿では結い上げている髪は、今は真っ直ぐ下ろされている。
背中で揺れる毛先や、簡素な平服に、
慣れたような慣れないような――曖昧な心地を抱く昼下がり。
なにやら熱心に議論を交わしている声>>4に、
自然と耳は傾けられた]
ロイ兄様がおっしゃる意味は分かります。
……、でも。
[熱弁が途切れた合間を縫って、議論の場に近づいた少女は疑問を零す]
軍属の方々は此の国の自衛のために、
今この時も鍛錬に励んでいるのではありませんか?
[“その時”が来るまでは過去も未来も変わらぬであろう、平和ゆえに弛緩した軍の現状>>18を、少女は知らない。
故に、自衛の力は既にあるだろうと信じて疑わぬ宵藍の双眸が、
不思議そうにクロードを見上げた**]
書状、ですか。
[差し出された封筒を見つめ――、そちらへ歩を踏み出す。
衣擦れの音に混じって、布地に焚き染めた香木の匂いが仄散った。
巫女姫との面会前だ。
事前に危険物を持たぬことの確認は済んでいるだろうから、
警戒することなく指を伸ばし、マチュザレム共和国からの親書を受け取る]
拝見いたしましょう。
[封筒から紙片を取り出し、ゆっくりと視線で文字を追う]
[こちらに転じた赤眼へ、]
まず最初に、お訊ねしても構いませんか?
[ひたりと宵藍の瞳をぶつけて、柔らかな唇を開く]
…――――、何故。求めるのでしょう。
私共は、私共の国の中で遣り繰りをしております。
開国に意味を見出すことが出来ません。
何の権利があって、開国をお求めになりますか。
私共はそちらの属国ではありません。
従う理由は、ございませんよね?
そしてこれが国同士の取引だと言うのであれば、
[親書の入った封筒を顔の位置に掲げて、
冴えた笑みと共に緩く振る]
――――条件が足りません。
開国および国際復帰と引き換えにする、我が国の利は何でしょう?
其れが提示されていない此の親書は、片手落ちですよ。
開国の取引条件について、
口頭での追記があるのならば伺いましょう。
全ては正使の御方の頭の中にのみ……とのことでしたら、
お会い出来るまで回復されたのち、御来訪ください。
[今度はこちらが、相手がどのような反応を示すか観察する番だった**]
― 北ナミュール島南西 アレイゼル領 ―
[シュビト親征中、必ず通るのがアレイゼル領である。
特に事前の触れは出さなかった。
出さずとも把握しているだろう――治めるに難しき地>>47を難なく纏め上げている、此の地の領主の技量を正しく推察した結果だ。
未だ青空が続く、穏やかな気候の春日和。
細いすじ雲が幾重も描かれる空の模様は、この季節ならではの物。
その白筋は、北東から南西。丁度、目的のシュビトの空へと続いている。
オプティモを過ぎ、あの丘を越えればアレイゼル領。
と、なだらかに起伏した丘の稜線に、此方を出迎えるように整然と並ぶ兵馬の姿があった。その数、百五十。>>52>>111]
出迎えまでは推察通り。
…、けれど此の後は、どう動かれるのでしょうね。
[尖兵からの知らせを朱馬車の中で受け取った巫女姫は、
口元に穏やかな笑みを刷いた。
何処か楽しむような、微笑みを]
[ソマリ率いる兵と合流し、行軍にしばしの休息を与える。
その間に、朱馬車から降りた巫女姫は、ソマリとの時間を作った]
ソマリ殿、此度は御足労ありがたく。
未来ある学徒たちの反政府活動に気を病んでおりましたゆえ、
貴方の領地を通らせていただく為の礼を失したことをお許しください。
[出迎えの礼を労い、無断通過の非礼を詫びる。
巫女姫の親征軍に許可など不要だが、いわゆる形式的な遣り取りという奴である*]
[少女は俯いて、耐えるように、ぎゅっと唇を引き結んだ。
自分は、――…巫女姫だから。
結界も宝珠も“在る”ことを具体的に知っている。
その力を信頼も出来る。
けれどそれらから縁遠い一般国民にとっては、
結界も宝珠も、手に取るように“在る”と断ずることは出来ないだろう。
抽象的な事柄を信頼して、完全に背を預けよというのは
おそらく―――きっと、難しい。
それが分かるから、 分かったから、――――… 悔しい]
では、――っ、――どうするのですか。
軍に任せられないのであれば、民が武器を持つのですか?
戦は、人の命を奪います。
本来であれば戦わなくて済む方々の手を、血で染めるのですか?
簡単に、自衛の力、…なんて
おっしゃいますけれどっ。
何を以って、自衛の力と為すおつもりですか…!
[食って掛かるような剣幕で、きりりと眦を吊り上げる*]
― 回想:王府にてシメオンと ―
[ひこうせん、と慣れぬ単語>>85を繰り返したのは胸の裡。
難破というのであれば船の一種だろうが、ひこうが『飛行』であれば
文字通りの意味をなぞれば空飛ぶ船となる。
当然ながら、ナミュールには無い技術だ。
進んだ外の国――かつて学館で学んだ事実>>71を改めて苦く噛む]
……、痛ましいこと。
早くお仲間の皆様が見つかると良いですね。
[だが表に出すのは心配の色のみ]
そうですか、クレメンス殿が…。
であれば、クレメンス殿にお任せいたしましょう。
慣れない異国の地。少しばかりでも世話になった相手の方が、貴方がたも寛ぎやすいでしょうし。
[滞在の希望地を聞き届け、ゆるりと頷く]
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