人狼物語−薔薇の下国


238 奪還試験

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没落貴族 リエヴルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


没落貴族 リエヴル

― 旅立ちの時 ―

[男は、手袋をはめ、正装の姿で杖を手にし、立ち上がる。
 動きは、年相応のはずだが、不自由な脚はその姿を年齢よりは上に見せるだろう]

 どう考えても、
 待っていそうだしな。

[靴音は、特徴的なテンポ。
 膝から下、存在はあるが、感覚のない右脚。だが、状況からいけば、失わなかっただけでも上等だと言われた。]
 

(22) 2014/08/16(Sat) 01:45:37

没落貴族 リエヴル

[数年前、…とある事故により、若くして、走れなくなり、それまで見せていた明るさは影を潜めた。
 だが、陽気な子供だった彼が静穏になったのは、それは怪我だけが原因ではなく、
 同時期に、家自体も、王家からの呼び出しがかからなくなって、斜陽していったこともある。
 
 そして、リエヴルが怪我をしてから2年後の秋、
 父はあきらめたようにある日、ぽっくりと亡くなった。
 可哀想とも世間からは見えたかもしれないが、
 それなりに、家族には愛され、終わった最期は穏やかなものだった記憶がある。

 それから、母は、高名な家の出であったため、父がいなくなると、実家に戻ることになった。
 母は嫌がりはしなかった。なぜなら、お金がかかることを知っているがゆえに。
 実質彼女は、父の家のため、自ら戻っていったのである。

 今は、僅かな領地とともに、もう、形ばかりの公爵家を護る立場。それが、私、リエヴル・ブルーメントリットに残されたものである、はずだった。]

(29) 2014/08/16(Sat) 01:48:05

没落貴族 リエヴル

[外に出れば、彼の家の執事がそこにあった。>>14]

 やあ、心配そうだね。
 だが、

 心配していいとは思う。
 私はそんなに頼りになる男ではない。

[執事はその言葉をどう受け取っただろうか。
 全くヒーローとは程遠い台詞だと自分でも思う。

 彼の成人のパーティで、彼が魔族との契約で連れていかれたことを聞いたのは、
 既に彼が消えたあとだった。
 魔界に通常の人間ははいることはできない。
 なぜなら、その出入り口は分かっていても、その世界はまるで異質だ。
 だから、追うことが許されたのは、
 大きな代償を既に払っているもの。つまり魔界へ入り込むことの許される脚を持つもの。
 普通の人間はその魔界への一歩で、脚が違和に焼き切れるのだが、既にその神経が侵されている人間は。]

(30) 2014/08/16(Sat) 01:51:57

没落貴族 リエヴル

 だが、なるべく努力はするよ。
 彼の父上からの報酬は、我が家を再建させるに十分に事足りる。

[礼儀正しい執事から、彼の父上からの契約のカードを受け取り、
 そして、僅かな領地の民に笑みを残し、リエヴル・ブルーメントリットは魔界へ旅にでる。


 どうやら、お姫様を助けるために。>>16>>17>>18>>19**]

(31) 2014/08/16(Sat) 01:52:11

没落貴族 リエヴル、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 01:59:55

【独】 没落貴族 リエヴル > 【秘】 魔族の花嫁 フレデリカ

[その怪我は、彼が16歳あたりのこと。
 幼馴染のフレデリクより2年ばかりはやく、全寮制の寄宿学校への顔合わせをした帰りのことだった。

 馬車を使って迎えにこさせるのを断って、駅から町を抜け屋敷に向かう。
 その訳は、町の中にある活版所に立ち寄り、タブロイド紙のプリントミスを漁りまわし、いわゆる、家族からは見せてもらえないようなニュースや画像を見るのを楽しみの一つにしていたからだ。]

(-50) 2014/08/16(Sat) 19:10:57

【独】 魔族の花嫁 フレデリカ > 【秘】 没落貴族 リエヴル

―あの日のこと―

リエちゃんまだ帰ってきてないの?

[最近の幼馴染とは少し不穏である。
というのも、進学を迎えるに当たって、
当然良家の男子らしく、寄宿学校なるものに進むからだ。

いやだよだめだよいかないでよさみしいよ。

と言ったところでどうしようもない。
のはわかっているがわかりたくない14歳なのである。
今日がその学校を見に行ってくる日で、
でもまだ帰ってきていないらしい]

……迎えに行く。

[駅を目指して屋敷を抜け出した14歳、成金息子。
鴨がねぎとだしとなべ背負って走っているようなものだった]

(-82) 2014/08/16(Sat) 22:53:15

【独】 没落貴族 リエヴル > 【秘】 魔族の花嫁 フレデリカ

― 寄宿学校の帰り ―

[活版所に向かう途中、フレデリクが迎えにきていることは知らなかった。
 寄宿学校に進むことを彼は嫌がったが、ある意味、貴族としてはそこに進むのが当たり前な風潮は確かにあって。
 長期の休みや、まぁ、暇を見つけては帰ってくるよ、などとお茶を濁していたのは本当だ。

 けれど、その日以来、そのお約束の名門校の門をもうくぐることがなくなるなどとは思いもしなかった。]

 ――……

[駅から、あるく最中、駆けてくる、金色の頭。
 いつまでたっても子供みたいな顔の彼が、こちらに向かってくるのを見れば、やれやれと立ち止まる。]

(-85) 2014/08/16(Sat) 23:02:52

【独】 没落貴族 リエヴル > 【秘】 魔族の花嫁 フレデリカ

[その時、彼の背後から、確かに何か不穏なものが近づいてきた。
 その太い腕は、彼を背後から捕まえ、そして、その身を攫おうとする。]

 ――……まっ

[気がつけば荷物を放り出して走り出していた。
 とりあえず、速さには長けていた脚は、彼の元まで近づくのに、それほどの時間を要しない。]

 おまえっ、なにを!

[暴漢に向かい声を張り上げ、彼の身に手を伸ばした時]

(-86) 2014/08/16(Sat) 23:06:18

【独】 没落貴族 リエヴル > 【秘】 魔族の花嫁 フレデリカ


[それは、
 暴漢の仕業である、と後では証言をする。
 確かにその暴漢は強く、後にフレデリクのことを金目当てで攫おうとした、と言った。



 だが、
 フレデリク自身も、わからないかもしれない。
 だが、その時、僕はたしかに見た。]

 ――……ッ

[彼の身を護ろうとしたのは、自分だけではない。
 そう、咄嗟に伸びてきた黒い鞭のような、あれは、一体なんなのだろう。
 彼に誰も寄せ付けまいと放たれたその黒い閃光は、今では、魔の弾だったことがわかる。]

(-88) 2014/08/16(Sat) 23:10:11

【独】 没落貴族 リエヴル > 【秘】 魔族の花嫁 フレデリカ



[そして、その黒い閃光は、暴漢の身体を打ち、僕の右脚を薙いだ。
 途端に、崩れ落ちる身体。
 せめてとフレデリクに手を伸ばし、倒れた暴漢からその身は奪い返し、ただ、己も支えを崩し、倒れこむ。]

 ――……っち

[右脚は、激しく打たれ、たしかに鈍い音をたてた。*]

(-89) 2014/08/16(Sat) 23:14:00

【独】 魔族の花嫁 フレデリカ > 【秘】 没落貴族 リエヴル

リエちゃん!

[身なりのいい如何にも世間知らずは、
飛びつかんばかりの笑顔で駆け出していく。
ご機嫌斜めではあったが、顔を見たら一旦は忘れたようだ。

背後に何かいた、なんて、
まったく気づくこともないままで、
リエヴルの手から放り出された荷物に、きょとんとした。
そこで唐突に乱暴に腕を引かれたのを覚えている]

――え?

[そのあと起こった事象も、
その時は全く理解できてはいなかったのだ。
黒い影が走ったことだけは、わかったのだけれど、
それが何を意味するかなんて]

(-91) 2014/08/16(Sat) 23:30:41

【独】 没落貴族 リエヴル

/*
>>#01(10x1)
居場所ランダム

(-93) 2014/08/16(Sat) 23:32:26

【独】 魔族の花嫁 フレデリカ > 【秘】 没落貴族 リエヴル

リエちゃん……!

[伸ばされた手に、引き寄せられて、
庇われる様にそのまま崩れる体を支えられなかった。
まだ子供で対して力も無くて、何も出来なかった。だから]

リエちゃん、大丈夫?リエちゃん!
死んじゃやだ!しっかりして!!
やだ、リエちゃんが死んじゃう!!

[しがみ付くように名前を呼んで、
大声で泣き喚くことしか出来なかった。
その声が一応は人を呼んだらしかった、けれど*]

(-95) 2014/08/16(Sat) 23:32:47

没落貴族 リエヴル

― 塔の街 ―

[痛みに対しての感覚もなくした右脚で、魔界の入口に踏み込み、
 そして、その身は、不可思議な次元の法則とともに、人間界から魔界へと対応を備え変えた。

 そのようなことができるようになったのは、いつからか。問われれば、やはり、この怪我を負った時からだろう。
 駆ける脚はなくしたが、異界へ踏み入れる脚がリエヴルのものになったのは確かであり、
 そして、その人の世界の者が誰ひとりとして知ることのない秘密だった。]

(134) 2014/08/16(Sat) 23:41:33

没落貴族 リエヴル、魔界の中の塔の街へ、脚を踏み入れた。

2014/08/16(Sat) 23:42:04

没落貴族 リエヴル、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 23:42:48

没落貴族 リエヴル

>>134

 ――……魔界。
 助けるどころか、自身が無事でいられるかどうかもわからないな。

[塔の街と呼ばれているその場所。
 月光石の杖をつきながら歩く。

 杖は、感覚のない脚の元を照らし、そして、彼に街の様子を詳細に見せる。]

 まずは、自身を守る術と、フレデリクの行方か。

[一見、街は、穏やかな逢魔が時。
 それは人間の世界に似ているようでいて、どこかしら可笑しな歪みある。
 もちろん、気のせいにこしたことはない。むしろ、まだ制服を着ることのないような年齢であれば、
 子供からの問いには、なるべく、回答するように心掛ける。]

(149) 2014/08/17(Sun) 00:13:12

没落貴族 リエヴル、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 16:10:40

没落貴族 リエヴル

>>149

[そう魔界には人の世界の常識は通用しない。
 脚が魔に穢されたこと知るのは杖をつきはじめ、教会に行った時、
 その脚は、この現世で裂かれたものではないことを教会の神父から聞かされた。]

 (きっと、その脚運命だとすれば、君の未来にはそういった何かがあるのかもしれないね。)

[そんなこと言った神父の顔はもう覚えていない。]

(240) 2014/08/17(Sun) 16:16:46

没落貴族 リエヴル

>>240

[その予言は正しかったのか。
 今、塔の街にあって、己の目の前にはいつのまにか、>>#110(1x10)の幼体らしき姿が多数にあった。]

(241) 2014/08/17(Sun) 16:20:32

没落貴族 リエヴル

― 塔の街のドッペルゲンガー ―
>>240>>241
[塔がいくつも立ち並ぶ。
 その入口から黒い何かが行き来する。

 月光石の杖をつきながら、歩いていると、黒いぼんやりとしたものは自身の幼き姿になった。]

 ――……驚いたな。

[彼は走り出し、こちらこちらと手招きする。]

 まだ、脚が動く頃か。
 いや、君は誰だ?

 そして、知らないか?
 フレデリクの場所を。

[幼きドッペルゲンガーは聞いているのかいないのか。
 軽快に跳ねながら、塔の街の教会まで。]

(243) 2014/08/17(Sun) 16:25:05

没落貴族 リエヴル、幼体のあとから、ゆっくりと姿を現す。ジークムントの前。

2014/08/17(Sun) 17:27:16

没落貴族 リエヴル

[ドッペルは、どうやら話をきいていない。
 呆れた顔で、歩き出す。

 そう、気づくものもいるだろう。
 魔物は彼をすぐに襲うことがないことを。]

 ――……人?
 魔物以外を見るのははじめてだ。

 貴方も探し人かい?

[月光石の杖をつき、正装の姿。
 正真正銘、その右脚以外はただの人なのだけれども。]

(265) 2014/08/17(Sun) 17:29:57

没落貴族 リエヴル

残念ながら、
僕が今回こっちに渡り、あった人は貴方が初めてです。

申し訳ない。

[詫びを伝え、散り散りになっていくドッペルのなかから、彼に寄って、名を名乗る。]

僕も探しています。
金糸の友達を

(270) 2014/08/17(Sun) 17:49:02

没落貴族 リエヴル、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 18:02:56

没落貴族 リエヴル

>>273>>277

 もうひとり?

[ジークムントに言われ、ゆるり、周りを見やる。
 既にドッペルゲンガーの姿はなく、あたりは、シン…と静まった。]

 それが人か魔物か、
 貴方は見通せるわけですか。

 見たところ、力がお有りの人のようだ。

[そして、杖の先、そのもうひとりの先に向け]

 魔界で、魔物よりも人が多くみつかるなど珍しい。

(282) 2014/08/17(Sun) 18:41:50

没落貴族 リエヴル

 僕の友人は、
 僕を見れば、仔犬のように駆けてくる習性があってね。
 鳴き声はすれど、姿が見える仔犬は、

 彼ではないな。

[首を振り、さほど興味なさげに。また視線をジークムントに向ける。]

 貴方の探し人は、司祭といったな。
 まさか、結婚式に呼ばれてはいないだろうな?

[幼い頃にきかされた冗談、と思っていた話。
 フレデリクは魔族の嫁になるかもしれないなどと]

(283) 2014/08/17(Sun) 18:45:43

没落貴族 リエヴル、ゆっくり、声のするほうを向く。

2014/08/17(Sun) 19:44:12

没落貴族 リエヴル


ああ、ここは、魔界だよ。
君は知らずに来てしまったのかい?

[尋ねる声に答え、そこにある、人と、ちいさな魔物に首を傾げた。]

でも、それは、幸いかもしれない。
魔界という認識のもと、ここにくることは、
自然の摂理を反したのではないかという意識が生まれる。

普通の人間ならば、その境界線を自分の意思で越えるのは、大変なことだ。

(308) 2014/08/17(Sun) 19:49:10

没落貴族 リエヴル

それとも、尋ねてもいいかい?



君は、人間かい?
それとも?

[無関心だったじくが急激に好奇心へ傾く。]

(309) 2014/08/17(Sun) 19:50:54

没落貴族 リエヴル

>>313

 そう、人間、かい。
 ならば、僕は君の敵ではない。

[何かを隠すような仕草に、目を細める。]

 だが、ただの人間では、きっとないだろうね。
 でも、僕はそれ以上はきかない。

 君が僕の友人を知っているならともかく、
 君が隠しているものは、僕の友人ではないようだからね。

(314) 2014/08/17(Sun) 20:17:44

没落貴族 リエヴル

>>325


 ああ、君も、
 そうだね。

[どこか煮え切らない、そのものの返事に、軽くかえし
 ほんのり寂しげに。]

 僕の旅路の無事よりも、
 大事なことは、

 彼の無事である。

[そう、言い放って、魔界の虚空を見上げた。**]

(341) 2014/08/17(Sun) 21:30:13

没落貴族 リエヴル、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 21:31:46

没落貴族 リエヴル

>>378>>391

 ――……祈りとは。
 自身の心を確かめる行為だと僕は思います。

[その、黒い仔犬を連れた彼が祈る姿に、
 そして、重なる声にも……。]

(412) 2014/08/17(Sun) 23:38:55

没落貴族 リエヴル

>>411

[立ち去る男に、視線を流す。
 祈りの彼も、またその後にみて。]

 ――…魔界は、
 不干渉であれば、さほど害はなく、

 されど、関われば、その力は増す。

 また、いずこかで。

[月光石の杖が淡く輝いた。どこかと共鳴をしたかのように。]

(415) 2014/08/17(Sun) 23:42:35

【独】 没落貴族 リエヴル

/*

相方がいきなりお亡くなりになったようで、
こう、わりと肉体的にもいちゃいちゃするつもりだったのだけど、想定外です。



やられたな。
まぁ、毎回のことですが。

(-314) 2014/08/17(Sun) 23:44:16

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