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8人目、【鳴神 透】 トール が参加しました。
【鳴神 透】 トールは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
あぁ? バイト?
[顔に面倒だと書いてある、と言わんばかり。
露骨に嫌そうな顔を見せて。]
嫌だ、行かねぇ
なんでって、なぜ夏に海で働かにゃならんのだ
俺は忙しいんだよ
何でって、クーラーの効いた部屋で寝るって仕事がな
[キラキラとした目をしたOBに、冷めた視線を送る。
今年の夏は一度きりでも、来年もまた夏はくるんだぜ。]
いかねぇっつってんだろうが?
[まっすぐ命令されて、面倒くさそうな顔のまま。]
つか、なんで俺がバイトなんてせにゃならんのだ
サークルとバイトは別だろうが?
[別に、予定があるわけじゃないけれど。
やれと言われると、無性にやりたくない気がする。]
お、おう
クーラーの効いた部屋でアイス片手に寝てるさ
別に花火とかやりたくないし?
日焼けするのとか嫌だし?
[花火。
そういや大学に来てからやってないな。
そんな事を思うと、海も悪くない気がしてきた。
が、働くのは嫌だ。]
どうしてもって言うなら行ってやらんこともないぞ
花火だけな、花火だけ
んだよ、いってやるっつってんだろうが
水着の美女と遊びにな、バイトはしねぇけどな
ひと夏の出会いだけを期待してな
なんか文句でもあるのか
[花火なんて全然してくないんだからね、と言わんばかりだ。]
俺のどこが乙女だ?
つーか、少女漫画的って思考はどっから来たんだ
そんなもの、読んだ事もないわ
[いや、読んだ事くらいあるけど。
むしろ嫌いじゃないけどな、そういうの。
でも乙女とか言われるのは、恥ずかしいじゃないか。
昴に否定の言葉を返して、笑い出したジルへ視線を投げる。]
何笑ってんだこの野郎
人がいってやるっつってるだけだろうが
根が乙女ってなんだ
つか、別に乙女じゃねぇだろうが
いろんな歌手も歌ってるだろ、一夏のメモリーがどうのって
[まぁ、どうでもいいや。
面倒くさいし、乙女ってことにしておくか。
だがしかし、だ。]
誰が可愛いだ、誰が
[ジルの可愛いは否定しておこう。]
ち…―――
[可愛い扱いされたせいか、隅で拗ねていたけれど。
そうしているのも暇なので、なにかしようと思い至り。
そして、何もすることがないとの結論に至った。
暇人である、大学生は基本的に。
仕方がないので、あたりの会話を聞いていよう。
なにか面白い話が聞けるかもしれない、盗み聞きだが。]
[とりあえず話は聞いていた、聞いていたけれど。
何の話をしているのか、よくわからん。
とりあえず、ジルがゲイで彼女持ち、って噂?
撫でるのが好きな小津宮?
男だらけできゃっきゃ?
うん、よくわからん三行だな。
俺には触れられない世界だ。]
とりあえず、バイトはしないけど海にはいくわけだし
水着なんかあったかな
[思い返してみても、記憶にないから。
買いに行くか、と立ち上がって。]
じゃぁ俺は帰るぞ
[そう言ってから、歩き始める。
水着のほかって、何が必要なんだっけか。]
[外にでて、ポケットから手帳を取り出すと。
用意しておいたほうが良さそうな物をリスト化し始めた。
部屋でやればいいのだが、大人数で集まっているのだ。
うるさくて集中できやしないし。
うるさいのはあまり好みではない。]
えーっと
[とりあえず、水着だろ。タオル、着替え、常備薬はいるな。
日焼け止めはどうしようか、焼けると痛いからな。
シャンプーとトリートメント、これは髪に合わない事がある。
だから自分で持っていった方が無難だ。]
どのくらいやるんだ、バイトって
[聞いてなかったな。]
金稼ぎに行くのに、出費の方が多いんじゃないか
[ポケットから財布を取り出して、中身を確認。
家にあったものを思い出しつつ、買い物に行こう。
出来るだけ安くあげるに越したことはないが。
安いからと言って、質の悪いものを使うのは主義に反する。
コストパフォーマンス、大事だ。]
こっちに持って来てたかな
[海で使う道具なんて。
かさばるから、実家だろうな。
送ってもらうか、とメールを入れて。]
そういや、バイトっていつからだ
[それも聞いていなかった。]
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