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8人目、斬撃の翼 クレステッド が参加しました。
斬撃の翼 クレステッドは、瘴狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 西五区 ―
[銀が降る]
…――Search
[煌めく光を反射して、青灰色の瞳が銀に染まる]
…そろそろ、ですか。
[白いレザーコートの裾を翻し、黒髪の男は歩き出す]
[クレステッド・ローエン…かつての彼は異能者としては凡庸な部類に入るBクラスハンターだった。彼を知る者は、温厚で礼儀正しい青年との印象を持つのが常で、今もその物腰は変わってはいない]
[けれど、異形種との融合を果たした男は、すでに凡庸な存在ではなく]
―…Hit!
[目前の排水溝から沸き出すようにして現れた、数多の触手を持つ磯巾着に似た異形獣を見やる瞳は、冷たい銀の虹彩の爬虫類めいたソレに変化して…白いコートを脱ぎ捨てると同時、両腕は暗緑の鈍く輝く翼竜の翼と変わる]
ザン…!
[中空へと舞うと同時、襲い来た数十本の触手を鋭い刃に似た翼の端で断ち切って急上昇、間を置かず、そのまま本体へ向けて急降下する。ヒトの作った飛行機械であれば、軋みを上げて崩壊しかねない…否、自然界に生まれた鳥であっても有り得ぬ程の急激な動き]
無駄ですよ。
[翼の端に長く鋭く伸びた鉤爪に、更に伸びてきた細い触手が巻き付いて、その翼の動きを止め、落下させようと目論むが、男は、絡み付く力を感じていないかのように無造作にひとつ羽ばたくと、逆に、その触手を力任せに引きちぎった]
[怒りと苦痛にのたうつ異形獣の、口と思しき開口部に狙いを定めた男を捉えようと、再び触手が殺到するが、男は、降下を止めぬまま、自らの身体をぐるりと螺子のように旋回させ、それにつれて回転する翼の刃が全てを断ち切る]
終わりです…
[真っすぐに突き出された鉤爪が、異形獣の開口部の奥に潜んだ「核」を正確に抉り出す、と、同時、銀が散って]
/*
遅くなりました、ふかふかです。
なんか、異形側がみんな、服装が白いです(
シュテラ嬢を待ってみようかとかしてたんですが、お見合いになってる可能性あるので、さくっと設定出ししてみました。絡み部分は後でね!
言葉遣いとかがファミルと被ったらごめんねー。
紳士的な竜人がやってみたかったお年頃。
被りすぎるようなら、段々砕けるとかする予定。
[空を過る影に、視線を向ける。鳥の姿に似ているが、異形獣ではない。そして、普通の動物でもある筈が無い、と、すれば]
偵察ですか...
[銀の輝き満ちるこの地に、送り込まれるとすれば、恐らくはAクラス以上]
見つかると厄介ですね。
[男としては、今の所、元同僚と事を構える気はない。それでも狩られるとなれば、抵抗しない選択肢は無かったが]
― 西五区 ―
[厄介と言いながら、身を隠そうとはせずに、男はより多くの種が集まる場所を目指す]
...――Search
[強い反応が返って、足が止まった]
...これは、奏者殿ですか。
[あらゆる意味で、特異な存在と認識される「銀月の奏者」...ハンターであった時から、その名は知っている。もっとも、Bクラスハンターとしては、見かければ、とっとと避けて逃げるが勝ちの相手としての認識であったが]
― 西五区 ―
[感じ取った存在は、間もなく目の前に現れる。>>73「彼」が融合体を同胞と見なし、無差別に襲うような事はしないとは、知っていたが、自然に身体が強ばるのは止められない]
いいえ、私は、力を得る為に。
[しかし、気まぐれな問いに返す言葉は淀みない。男が融合体となって以来、生まれた異形獣を、片端から狩り、その核を喰らい続けている事は、知れていたか]
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