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樹海の羊飼い カタリナ が見物人として参加しました。
樹海の羊飼い カタリナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
―雪の中―
……ん、ヴァイス?
[頬を舐める温かい感触に目を開ける。
目の前では白い犬が千切れんばかりに尻尾を振っていた。]
お前、無事だったのか?
ペーターは一緒じゃないのか?
[犬の頭を撫でてやりながら、弟の姿を探し立ち上がる。
すると身体の上に乗っていたらしい赤い林檎がころりと雪の中へと転げ落ちた。]
なんだ、林檎か。
後で握り潰してジュースにでもするかな。
ってか、何処だここ。
ほら来い。人探しに行くぞ。
[落ちた林檎を拾い上げ、綿飴の雪の中を歩き出す。
時々、物珍しげにチョコレートの木の枝を折ってみたりするその傍らを、ぴったりと寄り添うように白い犬も歩いて行った。**]
/*
2ID+赤ログは中身のスペック的に不可能なので片っぽ見物です。
割といろいろ忘れているけどがんばる。
何故か二人とも林檎を手にしているのは記憶の誤魔化しというか、死亡している暗示ですね。
[羊飼いはマシュマロの平原を歩き続けていた。]
誰か居ないのかー?
ったく、ホント何処なんだ此処。
[苛立ち紛れに枕ほどはありそうなマシュマロの塊を蹴り飛ばす。]
おい、ヴァイス。
鼻を使って探してみろ。
[命令を受けた白い犬はふんふんを辺りを嗅ぎ回るが、辺りは砂糖に甘い香りに包まれている。
やがて、くーんと情けない声で鳴いて、尻尾を垂らした。]
駄目か。狼煙上げようにも芯までチョコだったからなあ。
[試しに木を一本、蹴り倒して確認済みだ。]
何か見つかるまで歩くしか……。
ヴァイス、どうした?
[しょぼくれていた白い犬が急にぴんっと耳を立て、駆け出した。
少し遅れて羊飼いもその後を追って走り出す。
マシュマロの雪や舞い上がる粉砂糖に隠れそうになる白い犬の向かう先に、菓子ではない人の姿を見えた。]
ペーター!
[探していた弟>>45の姿に声を上げる。
先に辿り着いた白い犬が尻尾を千切れんばかり振って、少年の足元へと纏わりついていた。]
ペーター!無事だったか!
[白い犬を撫でる弟>>151の所まで辿り着き、その顔を覗き込む。]
……怪我はないな?
滅多に食べれない菓子ばかりだからもっと喜んでると思ったけどな。
無事で良かった。
[弟>>160の浮かんだ笑顔が涙に変わる。
安心させるように微笑むとその身体を抱き締める。
服の裾を掴む手の力が抜け、落ち着くまで。]
あれ、家か?
[弟が落ち着くのを見計らって周囲を見回す。
遠くの頬に家らしきものが見えた。]
なんかあれも菓子っぽいなあ。
ま、居るのが魔女ならかまどに叩き込めばいいし。
もし妖魔や人狼だってあたしが蹴散らしてやるから、安心しろ。
[にっこりと弟に笑って見せると手を繋げるように手を差し伸べて。
白い犬に先導させて、綿飴の雪の中を歩き出した。**]
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