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アプサラス殿
こちらでは、最近は風が冷たくて仕方が無い。
もうそろそろ雪の季節だろうか。
アプサラス殿、どうか、身体に気をつけて。
私は変わりなく。身体は丈夫な方なんだ。
さて。
贈り物を気に入って貰えたのなら、とても、嬉しい。
初めてなんだ、「喜んで貰えるか」「気に入って貰えるか」とここまで考えながら贈り物を選んだのは。
貴女が笑顔を浮かべてくれるなら、きっと、それだけで嬉しいんだ。
一日も早く、貴女の笑顔が見たい。
こんな事をずっと思っているように、私も貴女関係になると落ち着きがなくなってばかりだ。
手紙を送るのを少し待とうと思っても、すぐに返事を送りたくなる。
まるで何かの病のようだ。
花嫁修業が順調とは言え、まだまだ。
合格は貰えても、目指すべきものはまだまだ先と言う所だ。
だから教えて欲しい。
髪も、ひとつに結ぶぐらいしかできない。
化粧も自分一人ではろくにできないしな。
女性は覚える事が多すぎる。
領内を巡る用に、貴女の馬も用意している。
頭の良い、性質の良い馬だ。すぐに乗り方も覚えられる。
子どもたちの為に私たちが何ができるか。
見て、知って、共に考えて欲しい。
貴女の父上――いや、私も父上とお呼びしていいのか――にもお会いして、お話を伺い、学びたい。
私の知らぬ、貴女の育った土地の事を、そこに生きる子どもたちの話を知りたいんだ。
考えれば考えるほど、まだまだやるべき事がたくさん出てくる。
だが、貴女と共にと思うなら、大丈夫な気がしてくるんだ。
早く、貴女に会いたい。
貴女ともっと共に在れる日が、早く来るのを祈りつつ。
ギレーヌ
―その日。―
[緊張と不安と興奮と。
様々な感情を抱え込んで、ただ、彼女の到着を待つ。
何度も何度も手紙をやりとりし、彼女の気持ちに触れ、彼女に気持ちに触れてもらったつもりではあるけれど。
今更ながら、実際会って、アプサラスに嫌われてしまったらと、そんな弱気が浮き上がる。
緊張に身を硬くして、不安で思考を揺らし。
それでいて、彼女にようやく会える興奮に瞳を輝かす。
手にはヴェール。
じ、と。彼女がやってくる方向へと、視線を向ける。]
[誰よりも早く会いたくて、これから婚礼が行なわれる教会にて、一番前で待っていた。。
贈られた花嫁衣裳を身に纏い、馬車の到着を待つ。
揃いの花嫁衣裳。
馬車から現れる姿に、思わず一歩、踏み出した。
名を呼ぼうとして声が詰まり、ただ彼女の顔を見る。
彼女の声。彼女の表情。
幾度も幾度も想像し、思い浮かべたそのままで。
そして、ギィを見てくれるその瞳が、手紙に現された感情のまま、純粋なまでの愛情で。
途端、不安が、氷のように溶けていく。]
ずっとお会いしたかった。
我が伴侶、愛しい人――アプサラス。
[ようやく、ようやく、敬称を外し、名を呼んだ。]
私からの贈り物も、どうか、受け取って欲しい。
[ヴェールを交互に掛けて。
そっとそっと、指先で、アプサラスの頬をひとつ撫でた。
感じる体温は彼女の存在をしかと感じさせて、小さく、小さく、声が漏れた。
あとは二人共に、神の前へと進み行く。
祝いの声はすべてに満ちて。
“子どもたち”の喜びの声と、共にある暖かく心強い伴侶の存在に。
ただひたすらに、幸せだった。]
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こんなのか、な…!
男装の麗人キャラが、こんな風になるなんて、嬉しい誤算だった。
ありがとう、アプサラス。貴女のおかげだ。
エピが明日の朝で終わるのも把握。
オズは村建てありがとう。手紙村は初めてだったが、とても面白かった。
ギィとしても、ありがとう。
手紙、本当に嬉しかった。
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いつ寝オチするか分からないので先にご挨拶をば。
Reeと申します。
普段は別ID(y_hyuga)でガチ村に参加している事が多いです。
この度は同村ありがとうございます。
自分のペースでできる村で、本当に楽しかった。
特にアプサラスには何度も何度もありがとうを。
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私もそろそろ就寝。
皆、お幸せに。
おやすみなさい。
アプサラスは、改めて、ありがとう。
“ギレーヌ”を、どうぞ、よろしく。
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