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いえいえ、ノーラさんも色々
頑張ってくださって、
本当にありがとうございますにゃ(もふもふもふ〜
ーレストランー
[なぜ把握していたなら黙っていたのか。至極真っ当な質問だろう。そして、それは今となってはかつての自分に言いたいこと。]
それは……人狼だとわかっていても。
ずっと海賊として過ごして来た仲間だったから。
[このせいで、人間であるエディを失ってしまったのだから、理由にならないことはわかっていた。けれど、当時は本気で思っていた。
だから、一番このことを悔やんでいるのは自分だろう。
このせいで人狼に思われても、反論する気もない。何故なら、結果的に人狼に加担してしまったから。]
『もし自分が" 人間 "だと思うなら
そんな簡単に諦めないでよ、バカ!』
パチン!!
[全てを投げ出した…に、飛んで来たのは、銃弾______ではなく、平手打ちだった。彼女は怒ると怖いというのは、海賊仲間から聞いたことがある。
そして、平手打ちを喰らい、また崩れ落ちる。]
俺は……仲間を守るって決めてたんだ……
それなのに、俺のせいでエディは……
[そして、覚悟を決めたようにゴクンと唾を飲んで]
一つだけ言っておくよ。
______俺は最初から、君だけは絶対に守るつもりだった。
君が真実に辿り着くのであれば、俺はここで殺されても構わない。
[距離を取り銃口を向ける彼女に、安らかな笑みを浮かべながら話しかける。その口調は、今までのものと違って優しいものだった。
後は黙って、彼女が引き金を引くか見ているだろう。撃っても当たらないとは思わず。]
料理人 ノーラは、料理人 ノーラ を投票先に選びました。
料理人 ノーラは、諜報員 ミーネ を能力(占う)の対象に選びました。
料理人 ノーラは、操縦士 ナネッテ を投票先に選びました。
[浴びせられる、血を吐くような心の叫び声。
殺されてもいい。
そう伝えたのに、彼女の腕はますます震えて。
彼女の迷い。暫しの沈黙。時計の音だけが鳴り響く。
そして______
バァン!!
その銃弾は、頬を掠めて後ろの時計を撃ち抜いた。]
[そして、自分のことを信じられないといい、銃を捨てるミーネ。
レストランには、サヨナラと、銃が床に落ちた銃の音の響きだけが残る。
彼女の頬に、涙が流れていただろうか。
唇を噛みながら、その様子を黙って見つめる。己を失っているであろう彼女に、少しだけかつての面影を感じる。
やがて彼女が走り去ると、銃を拾い上げ、バッグへと詰め込んだ。]
……それでいい。いずれ気づくさ。
真実に辿り着いて、お前だけでも助かってくれ。
[痛いはずの頬は、ほんのり温かかった。多少なり血は出ているけれど、大したものではない。
それよりも、レストランを除く二つの影______]
そこで覗いているのは誰だ?
[彼女の迷い______
彼女の心を守ることは出来なかったけれど。
わかっていた。どっちにしろ俺は助からない、と。
だからこそ。殺してくれと頼んだのだ。
…は二人が入ってくる前に、生存者と、彼らの今の投票先の人数を確認する。]
[出てきたのは、人狼ゲオルグだった。
久し振りだな、といいながら、大人しく出てきただろう。]
なんだ。俺の死に際を見に来たのか。
それとも俺を殺しにきたのか!!
[…は、その大人しい様子に、反対に恐怖と殺意を感じる。そして、背中に潜ませた光線銃の持ち手を、こっそりと確認する。]
一つ聞かせてくれ。
何故エディを襲ったんだ!!
[はじめより強い口調で問いただす。半分八つ当たりだと内心知りながらも。]
[何かしら?の声に、後ろに目をやると入り口付近にはナネッテの姿。
その口角は、不気味に上がっていたか。余裕の表情が読み取れる。
2対1。勝ち目は、ない。
そんな時に思い出す、ミーネの一言。]
人間なら、諦めるな、か……。
[誰にも聞かれないような声で呟く。
そして、前衛のゲオルグのほうに向き直るだろう。]
[奴らを倒せないことはわかっている。
けれど、諦めるわけにはいかない。
いつでもスノウを呼び出せるように準備をしておいた。奴らに殺されるくらいなら、未来にかけて眠ってしまいたい。]
[やはり彼は自分を殺しにきたようだ。
何故食べた?の問いに、人狼の本性じみたその答えを聞く。そして、スープを飲ませた時の自分の感情が憎らしくなる。何が人狼を助けたいだ。]
そんな理由で……
大事な仲間を……。
[構わずに彼は続けた。
強いて言うなら
自分が飲ませたスープが原因で、通りすがりのエディを襲ったのだ、と。
お前もそれを言うのか……!
一瞬にして、…の表情が青ざめる。
対照的に、相手は嗤っていただろうか。]
[畳み掛けるように、ゲオルグは最後の一言を吐き捨てた。お前が飲まさなければ……一体誰のせいで……!]
やめろ!!!
[息を切らし叫ぶ。光線銃の持ち手を握り、______明後日の方向に投げ飛ばす。]
わかっている!!
俺がお前を責められないことも!!!
お前に、エディに憎まれて当然なことも!!!!
[明らかに、今までゲオルグに向けていた、殺意ではない強い感情が爆発する。]
けど、お前達の好き勝手にさせるわけにはいかないんだ!
……スノウ、出てきてくれ。
[ホログラムの白い猫を呼び出し、高鳴る胸の鼓動を一度落ち着かせて。]
スノウ。俺は自分に自殺票を入れる。
これで票は過半数の5票になっただろう。俺をリタイアさせてくれ。
[ポツリと、淡々とそう告げた。
生きることを諦めない。後はミーネ達に託す。
俺は眠って、彼らが人狼を追放する未来に賭ける。]
ゲオルグ。これでお前の恨みも晴れるだろう。
エディにも多少なり罪滅ぼしになるだろう。
だが!俺は人狼の敗北を確信している。
[そう告げて、何事もなければスノウの指示に従うだろう。それでも彼らが殺しにかかるならば、抵抗はしない、というかできないが。]
料理人 ノーラは、料理人 ノーラ を投票先に選びました。
[ゲオルグも、ナネッテも興醒めをして後にしてしまった。逃げたと思われただろう。しょうもない奴だと思われただろう。でも、構わない。
ミーネが生かしてくれたこの命は。
絶対に失いたくなかったから。
こんなので、エディの罪滅ぼしにならないことはわかっている。でも、もしゲオルグを殺しにかかっていたら、それは罪滅ぼしだっただろうか?
______彼が死んだのは俺のせいだ。
俺には、謝り続けることしかできないのかもしれない。
だけど、少しでも人狼を撃退するために。
俺は出来るだけのことはしたつもりだ。]
[そして、最期に。
誰にも読まれることはないかもしれない。
けれど、自分の言葉を手紙に書き綴る。]
ミーネへ
ずっと好きだった。
今は俺の事を信じられないかもしれないけど、俺の伝えたことは全て真実だ。信じて眠っている。
ノーラ
[別に読まれなくても構わない。
こんな落ち方で、誰かが葬ってくれるなんて思っていない。ただ、自分の気持ちを書いた手紙を握りしめる。]
[ただ辛かった。
自分のせいで仲間が死に、責められ、自分でも責め続け。そして、最期には最愛の人にまで疑われた。
繭に入った時、今まで我慢していた感情が溢れ出し、涙が止まらなかった。
涙の跡が一筋、…の寝顔には残っただろう。]
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