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― 対策本部 ―
……ふむ、なるほど。
文字通りの迷子……という事ですか。
[返された言葉>>2を分析し、目を閉じる。
思考廻る時間は、そう長いものではなく]
……分散したエネルギーが増殖した娘たちに宿っているというなら、本体にそれを集約するのは可能でしょう。
精神生命体……という事は、思念感応力で生体エネルギーに接触する事もできるはず。
さすがに私一人では無理ですが……シュペルリング准尉が戻れば、可能でしょう。
[現在は休暇を取っている、直属の部下の名を上げつつ、そう返して。
その後の申し出>>3に、ゆっくりと閉じていた目を開けた]
……宿主から無理に引き離せぬ以上、それも已む無しではありますが。
その状態で、自由に動ける……などとは、思っていませんよね?
[外宇宙からの来訪者、となれば狙う勢力も多々ある。
そこを踏まえて問いを向ける表情は、真剣なもの]
― 対策本部 ―
[ふわりと感じた意識の振れ>>6に、ほんの一瞬笑みが掠める。
けれど、それはすぐに消えて]
ええ。
経緯はともかく、宿主である以上、当面は軍……というか、私の管轄下に直接入っていただきます。
事態の収拾が完全につくまでは、監視も覚悟してもらいますよ。
[そこの妥協はできないから、きっぱりとそう告げて]
ともあれ、まずはあちらとの連携が回復しなくては、どうにもなりませんが。
[イベント会場となっているドックのシステムが回復すれば、バイパスを開く波長合わせももっと容易になるはず。
そうすれば……思案巡らせた所に入る、通信。>>*0
失礼、と短く前置き、そちらに意識を向けた]
ご苦労様です、ジーベル伍長。
メインは回復しそうですか……それは、何より。
[伝えられた情報は、状況の進展を示すもの。
それに安堵を感じつつ]
ああそうそう。
ケルナー君と、パーヴェル君は無事でしたよ。
他にも、会場からバイパスで出されたと思しき面々の無事を確認しています。
[こちらの状況も、簡単に伝えておいて、それから]
……ところで。
専門の担当エンジニアは、そちらにはいなかった、と記憶しているのですが……。
復旧は、主に誰が担当したのですか?
[推測は既に立っている。
専門家がいるのならばともかく、そうでないなら短時間でそこまで漕ぎつけられるのは何らかの力ある者だろう。
そして今回、イベントスタッフとして配置された『グロリアス・チャイルド』及び『グローランサ』の中でそれができそうな者は、決して多くない。
やらかしやがりましたね、緋色君、との呟きは心の内に密やかに]
[通信が一段落した所で、改めて場にいる面々に向き直る。
そこに向けられた問いかけ>>10に、ほんの少し、目を細めた]
……別に、私は彼の客人を拘束したいわけではありませんよ。
叶うなら、交流を試みたい、とも思っていますしね。
ただ、純粋な交流のみを求めるには……この星には、害意や悪意が多すぎますから。
今は、そこから護れる場所から離す事はできぬのですよ。
[返す言葉は、基地内での行動を制限するつもりはない、という意思。**]
/*
と、色々拾ってまとめてお返ししておきましょう。
通信は区別つけるために色変えしておきますね。
……しかし、緋色君と書くと、何だか全然違うキャラが浮かびますね……w
― 対策本部 ―
[声音から伺えるものに笑みが掠めたのは一瞬の事。
問いに対する返答>>*1に、笑みが違う方向に深まった]
そうですか、カルディナールロート少尉が……。
少尉は、まだそこに? それでしたら、伝言を頼みます。
可能になったら、速やかに私の元に出頭するように、と。
[やっぱりか、との思いは心の内の内。
浮かべる笑みは、一部には恐れられているものではある、が。
そこに一抹、嬉しげなものがある事には果たして誰か気づいたか。*]
― 対策本部 ―
[その通信>>*3が届いたのは、基地本部からの連絡とデータが届いた後の事]
ええ、本部からの連絡で、それは確認しましたが……カルディナールロート少尉が?
[どんどん語調が落ちていく報告に、滲むのは苦笑。
ともあれ、これ以上の負担をかけるのは本意ではなく]
わかりましたそちらの現状データは受け取っていますので、バイパスは私の方で調整しますよ。
準備が整ったら連絡しますから、伍長は離脱のために一般参加者各位を誘導してください。
[届いているデータを確認しつつ、そう指示を出した後]
……後で、極上の甘味を届けさせますので。
もう一頑張り、お願いしますね。
[そ、と付け加えたのはこんな言葉]
さて、そうなると。
[一度通信を切った後、は、と小さく息を吐く]
……誰かに、カルディナートロート少尉を拾ってきてもらわないとなりませんね。
『力』を行使したなら、恐らく立つ事もままならなくなっているはず。
[彼の青年の強すぎる力、それが齎すリスク。
それを知るが故に、表情はやや、険しいもの]
……あの辺りは再度、鍛え直さねばなりませんか……。
まずは、制御カリキュラムの設定ですね。
[ついでに、呟く内容も色んな意味で厳しいものだった。*]
― 対策本部 ―
[『力』の行使で動けなくなっているであろう青年の回収を誰に頼むか、と。
思案巡らせ始めた矢先に聞こえた声。>>49
垣間見えた表情にはわずか、驚いたように瞬いたものの]
……ええ、それではお願いします。
[ここにいる面々では恐らく、彼の青年の事を最もわかっているであろう人物。
ここは、任せて問題ないだろう、と思うから、さらりと返すのは諾の返事。*]
― 対策本部 ―
[倒れているであろう少尉を回収するべく二人が出て行った後。
キアラから向けられた問い>>52に、ふむ、と小さく声を上げ]
……そう……ですね。
急を要する案件は幾つかありますが……一番の大事は、出迎えの準備、でしょうか。
[わずかな空白を経て、口にしたのはこんな言葉]
これから、会場の人たちを外に出すための調整をします。
その後、出てきた人たちを労うためのお茶の準備が、恐らくは最大の難関なのですが……。
[何せ、そちらに長けた者の大半は、裏方として会場に残っている。
その状態でそれをやるとなれば、相当な手間が取られるのは想像に難くない]
なので、できるなら……ですが。
そちらのお手伝いを、お願いしてもよろしいですか?
会場から出てきた人たちと、真っ先に対面するので色々と大変ではありますが。
[逆に言えば、中に取り残されている知り合いの安否をすぐに確かめられる位置、とも言う。
そこまでは口にはしないが]
勿論、無理せずここで休んでいていただいても、一向に構いませんよ。
あなたも、巻き込まれてしまった一人なのですから。
[そう、キアラに告げた後。
取り掛かるのは、送られて来たデータの検証と、空間を開くための波長合わせ。
それと共に、休暇で街に出ている部下に、緊急事態につきすぐに戻るように、と連絡を入れておいた。
『後で追加の有給か、現物支給お願いしてもいいんですよねぇ?』とか言われたのにははいはい、と返したりしつつ]
……ふむ。
この波長なら、問題ない、か。
ドックのメインシステムと、こちらのシステムをリンク。
……ラヴィ、スノウ、私の声が聞こえるなら、同調を。
[操作をしつつ、呼びかけるのは『
これに応じるように、ミリアムと共にある真白猫が『はーい、にゃー』と流暢な声を上げていたり、どこかで『はーい、なのよー』という声が上がっていたりしたのは余談として。
複数の思念と、通信波。
それらを複雑に絡み合わせた波形は、電磁波の壁に安定した『道』を穿つ]
…………。
ジーベル伍長、聞こえますか?
会場の出入り口付近に、広域バイパスを発生させました。
一般客の皆さんを誘導しつつ、速やかな退避をお願いします。
[手短に指示を出しつつ、『道』の安定を図っていく。
一般人の退避が完了すれば、後は分裂した疑似生体ユニットの回収となるのだが]
……『お披露目』は、後日改めて、となりそうですね。
パイロットも、すぐには動けないでしょうし……再調整も必要でしょうから。
[今回の騒動で有耶無耶になりそうなその辺りの仕切り直しも含め、まだまだ仕事は多そうだった。**]
/*
そして、依り代に疑似生体ユニットを、ですか。
確かに、後残っているのはくま侍ですね……。
[リクエストあったら、真面目にやりかねませんよこの人&直属さん]
/*
>>-263 カーク君
引き摺り戻さない理由があるとお思いか?w
フリーにしておいたら、どこの勢力に目をつけられるかわかったものではない、という認識がある以上、その方向に動きますよ、上層部は。
― 後日・特務部隊司令室 ―
[諸々の騒動が一段落して。
イベントは再度仕切り直し、『グライフ』の再調整後に改めて、という形でひとまず落ち着いていた、が]
『……今回のあれこれ、上様にはどう説明しますの?』
事が事だけに、SSクラス機密として、報告しなくてはならないでしょうね。
飛来物は各所で確認していますし、あれだけ規模が大きくなってしまっては、秘匿するのも限度があります。
『……ですよねぇ』
[返る言葉は、ため息混じり。
特務部隊における副官的立場にある准尉は、手際よく針を動かし、何かを縫い合わせて行く]
『で、お客様自体はどうしますの?
上様に引き渡す、なんてないんでしょ?』
……この件に関しては、接触が可能な人員が限られている事もありますし、こちらで最後まで対応する心算です。
『……じゃあ、
ええ。
どうにも、完全に送り帰すには、距離が遠すぎるようですが……可能な限りの支援はします。
『うん……色々、『おしえて』もらったし、できる限りの事はしたいですわぁ』
……そうですね。
[外宇宙からの客人──精神生命体。
思念感応力を駆使し、その生体エネルギーを戻して行く過程での接触で得られたのは、未だ知らぬ星域での事象。
その中には、脅威となり得るかも知れない存在を示唆するものも複数あった。
宇宙の異変に対応するのは、リュフトヒェン基地全体の本来の役割。
故に、それらを得られたのは大きい──のだが]
……交流する事を望みつつ、同時に刃を持って備えねばならぬ、というのは。
わかっていても、複雑なものですね。
[そんな思いがあるのもまた、事実]
『……でも、もしかしたら、ケンカはしなくてもいいかも知れないし。
そのための橋渡しとして使える『力』がウチらにはあるんだから、まだいいんじゃないかなぁ』
……確かに。
[さらりと返された言葉に、僅か苦笑を滲ませつつ。
特務隊長が見やるのは、てきぱきと動く准尉の手が作り上げて行くもの]
ところで、ゾフィヤ君。
……それは……くま、ですか?
『はあい、そうですよぉ?
可愛い系の依代がいい、ってリクエストありましたし。
これなら、愛嬌あるかな―、て思って』
[精神生命体を帰す準備が整うまでの依り代として、疑似生体ユニットを、という案が出されたのだが。
思念感応力によって構築される疑似生体ユニットでは、力同士の干渉波が生じるかも知れない、という危惧から、ぬいぐるみへと変更され。
こちらは雑務もあって動けなかったため、その辺りは准尉に一任していたのだが]
……ん、まあ。
猫や兎では紛らわしいですし、よしとしましょうか。
『ところで大尉。
今の宿主さん……ケルナーさんは、どうしますの?
このまま、お疲れ様でした、またどうぞー、ってワケにはいかんでしょ?』
ああ。
彼には、軍への復帰を要請しますよ。
今回の件が彼の『力』に与えた影響と、今後の経過は把握しておかなくてはなりませんし。
他勢力に取り込まれてしまうのも、後々厄介ですから。
……何より、彼自身の技量は、このままにしておくには惜しい。
私の直下に入ってもらう心算でいます。
[能力封印に至った経緯は知っているからこそ、現状と経過は把握しておかねばならぬ所。
そして、防備のための刃を備えねばならぬのなら、彼の人物のパイロットとしての技量を埋もれさせておきたくはない]
『んん、そうなると……』
ああ……君の同僚、という事になりますね。
『あはぁ、やっぱり。
……よし、『レルヒェ』の調整とか手伝ってもらおう』
……ゾフィヤ君?
自分の機体は、自分でちゃんと面倒みましょうね?
[何やらサボる予告のような事を言う准尉ににっこり笑って釘を刺す。
それにわかってますー、と返しつつ、准尉は手を止めて、縫い糸をぷつり、と噛み切った]
『はあい、完成しました』
[軽い口調と共にとん、と空いた椅子の上に置かれるのは、手作りのくまのぬいぐるみ。**]
/*
>>-320 フレデリカ君
落下した後何が起きるか全くわかりませんが、来るならどうぞ、と言っておきますね。
― 対策本部 ―
[声と『声』と。
先に届いたのは、さて、どちらだったか]
……おや。
[見上げた視線の先、見えた姿に上げた声はごく短いものだった。
かなりあれな状況であるにも関わらず、慌てた様子を見せぬ特務隊長はとん、と軽く足を踏み鳴らし]
[音にするなら、多分そんな感じ。
空中に突然現れた茶色のもふもふした物体が、落ちてきたフレデリカ>>217を受け止める]
……フレデリカ君。
いきなり落ちてくるのは、危ないからやめておきましょうね?
[いや、そういう問題じゃないんじゃないか、と。
突っ込みがあっても、浮かべた笑みは揺らがない。*]
/*
というわけで、謎のもふにて受け止めてみました。
私の所に落ちてきたからには、不可解方向に行くのは避けられませんからね……w
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