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[ そして、一連の報告を終え、告げられたのは、シュテルンへの特命>>207 ]
......お心遣い、感謝します。
[ 穏やかな目を向けるゲオルグに、男はただ、それだけを返して、いつもの敬礼ではなく...深々とした一礼を贈った* ]
― ナハティガル/医務室 ―
[ やがて、いくらかの時間を置いて、男の姿は漸く、案じ続けていた養い子の傍らに立つ。
シュテルンは眠っていたか、それとも目を覚ましてはいたか...どちらにしても暫しの間、男は無言で彼を見つめていた// ]
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もうちょっと、シコンとか行けそうにないよね...明日どうなるかわからんけど、ここでシュテルンと話しておけば死亡フラグ的には十分なはず。
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ちなみに今回は自薦はしない予定です。
ちょっと村の流れが掴めてないのよ...
[ よしいけ、的なものがまだ掴めない ]
なんでとは、ご挨拶だな。
[ こちらを見た瞳が、初めて会った時のような空虚を抱いていないことに、内心ほっと息をつきながら>>264男は、なんでもないことのように、そう言って笑う ]
俺が怪我人の見舞いに来るのがそんなに不思議か?
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よく考えたら、真っ向親子位置ってのも初めてな気がする...せいぜい兄貴分じゃなかったっけ、今まで?いや、まあちょっとこのこも、親って感じじゃないけど。
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今気付きましたが、連投が一文すっぽ抜けております...かろうじて意味繋がるけど、なんかこう、もったいないので張っておこう。
(>>252と>>253の間)
[ 同時、降ってくる怒鳴り声は、海に迫る嵐にも負けぬ激しさで男の耳を撃つ。僅かに顔を顰めただけで、男は、その声と、続く当然の叱責を受け止めた。
襟首を掴まれ、拳が振り上げられれば>>203すっかり観念して、目を閉じる ]
[ …が、その拳は遂に、男の顔に届く事はなかった ]
そうだな、忙しい。
[ 男は否定しなかった>>271今まで彼に、隠し事はしても嘘をついたことはない ]
だが、お前の顔が見たかった。シュテルン...
[ 言葉にならない想いがあるのだ、と、示す養い子の様子に、立ったまま身を屈め、視線を合わせる。
それは、最初に炎の前で会った時と同じように ]
誰に会った?
[ そして、静かに尋ねるのは、彼の中で今一番大きいであろう者の名 ]
[ ここへ来るまでの間に、シュテルンが帝国軍の複葉機の一機と、「まるで鬼ごっこでもするように」戦っていた、という話は、他の操縦士から聞いていた ]
そうか、友達だったんだな。
[ 男は呟いて、シュテルンの横たわるベッドの脇に腰掛ける ]
そのセルウィンとは、いつも、どんな話をしてたんだ?
[ そして、男が穏やかな声で問うのは、別れの時ではなく、その前の、二人の絆のこと// ]
虹の向こう側、か。
[ 語られる思い出は>>291どこか男にも懐かしさを思わせる。国が違おうと、時が流れようと...変わらぬもの ]
ああ、それで
[ そして、ふいに、納得したといった声をあげる// ]
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やっぱ、皇帝陛下も可愛いよな。
というか、俺陛下にも殴られるべきですか?
[ 実はものすごく悪い事しかしてない気がするんです、このおとこ ]
そうか、全部無くしたわけじゃなかったんだな。
[ 男は、心底嬉しそうに、そう口にして笑う ]
お前を初めて見た時、あんまりからっぽの目をしてたから、心配だった。
本当に何もかも全部、無くしてしまったのかと思ってな。
[ 人は、何の支えもなく生きていくことは出来ない、それは、英雄でも、小さな子供でも同じで ]
ちゃんと、友達の事を覚えてたから、お前は立ち上がることが出来たんだな。
俺も、そのセルウィンには感謝しなきゃいけないなあ...
[ そして、静かに、そう声を落とす。祈るように、心に刻むように// ]
だったら、これからゆっくり思い出してやれ。
[ 男は、もう一度、シュテルンの若葉色の瞳を覗き込む ]
なあ、シュテルン、俺達は、時には大事な友と戦わなきゃいけない、そういう因果な商売だ。
[ 思い出すのは、名を聞いたばかりの、
伝えたくても伝えられないこともある。
[ 例えば、あの戦火の中、最後まで伝えられなかった命の礼のように ]
それでも、また会えたなら、お前は同じ空を飛んでるって、それだけは伝えられたんじゃないのか?
[ 空への憧れ、それもまた、二人の絆だっただろう、とそう告げる ]
また空に帰るんだろう?お前の翼は折れてない。だから、きっとまた、見せてやれる。
今もきっと、そいつも空に居るだろうからな...//
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ほんとによく喋るおとこだわね。そして皇帝陛下ありがとうございます、最後の一文は貴方に捧げさせてもらいます。<よくぞ小鳥のセルウィンを空に放ってくれたことよ...
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あ、俺にもなんか言ってないっていうフリがあったよな、そういえば...そこまで行けるか?
(時間的にあれでそれ)
[ 喪われて何年も心の底で眠っていた思い、それが、更なる喪失によって目覚めさせられたなら、彼が、全てを受け止めるのに、時間がかかるのは仕方が無い。
けれど、僅かにでも、見えた光のいろに、男は静かに安堵の息をつく ]
ああ、飛んでいけ。お前は自分で自分の飛ぶ空を、選んでいける。
それが出来ると、俺は信じてるから。
[ 男は養い子の右肩に、ぽんと、手を乗せる ]
俺も、見ていてやる、この海からな。//
ああ、それな...
[ 安堵すると同時に思い出す ]
もうすぐ正式な命令が来ると思うが、お前には特命が降る。
ウェルシュ・ストンプ候の護衛としてストンプに行け。
...実を言うと、俺がやらかした尻拭いみたいなもんだが。
[ 思わず苦笑が零れた ]
すまんな、よろしく頼む。
[ おどけて拝むような仕草は、シュテルンには初めて見せるものだったかもしれない// ]
いや、話せば長くなるんだがな。
[ なんでそうなったのかと問われると、男はそんな、どこかで聞いたような台詞を吐いて、肩を竦める ]
まあ、詳しいことはストンプ候に聞いてくれ。彼はなんというか...話しやすい相手だと思うぞ。
[ うっかり話すと船の話が9割とかになるのは、言わずにおいた ]
ん、お前の腕なら、何かあっても大丈夫だろう。
[ 右腕は動くからという言葉には笑って頷く。 それから、まっすぐな目で告げられた言葉に目を細め]
お前がそれを言うか?
[ シコン陥落から、この時まで、何度お前の戦死を覚悟したと思うんだ?と、思わずじとめになった ]
シュテルン?
[ 不自然に空く間に、首を傾げ、そして ]
.........
[ 初めて耳にした呼び名に、ぱちりと瞬き ]
...馬鹿、こういう時、家族に礼なんかいらん。
[ 慌てたように立ち上がり、背を向けながら言い残した、ぶっきらぼうな言葉の声音は、ひどく柔らかかった** ]
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