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― 対策本部 ―
ええ、イベント会場に発生した異常事態の対策本部です。
その様子だと……どうやら、ランダムに開いたバイパスに偶然接触したようですね。
[ぶつぶつと呟く内容から、何となくそこを察して。
向けられた問いかけ>>+0に、僅かに目を細めた]
……それは勿論。
色々と、想定外が発生していて、人手が全く足りていないんですよ。
[どこか満足げな表情は束の間、次の瞬間にはにっこり笑って言い切っていた。
一部の者には『黒笑み』と称される笑い方で]
― 対策本部 ―
ふむ。
君の能力は確か、透視……でしたか。
確かに、それは有用に使えるもの、ですね。
[言いながら、感じ取るのは強い意志。>>+3
以前はほとんど感じられなかったそれに、笑みは自然、深くなる]
ええ、それではお願いします。
……ああ、では、これを渡しておきますね。
中で、特務に就いてくれている方と話せる特殊通信機です。
必要があれば、連絡を取り合ってください。
私への、直通通信も可能です。
[言いつつ、差し出すのは小さな通信端末と]
それと……ここにも、娘と姪の分身が現れてしまっているので。
広がり過ぎる前に、捕まえていただけると、とてもとても、助かります。
[言ってる端から、真横でなんか跳ねた。
ちなみに、先ほど抑えた一匹は、すっかり手の下でくつろいでいる]
/*
……心情をト書きで書いてくれると、何気にありがたいんですよね、私の能力。
[※思念感応力は、相手の感情感知もできる能力です]
― 対策本部 ―
[威勢の良い返事>>+8、そこに籠もる感情は何かしら大きな変化が起きていると感じさせるもの]
(……異変が、いい方に作用した……という事でしょうかね)
[力への向き合い方も、以前とはだいぶ変わっているように見える。
そこに安堵しつつ、同時、他の力ある者たちはどうしているやら、と。
思い巡らせた所に聞こえた声]
……どうか、しましたか?
[すっ呆けた響きの声>>+9に、瞬きの後首を傾ぐ。
手の下の茶兎も、それに合わせて首を傾げた。**]
― 対策本部 ―
どうしました?
[カレルと話している所に入る通信。>>*0
『何か』が外に出た可能性の示唆に、表情はやや、厳しくなる]
カーク・ケルナー……彼、ですか。
わかりました、こちらでも捜索を手配します。
そういう事に向いていそうな人材を確保しましたので。
[覚えのある名におや、と思いながらも返すのは諾の返事。
続いた、コントロール・ルームの状況には一つ息を吐き]
娘たちの事は想定内でしたが……そこまででしたか。
そちらの方はお任せします。外部からのアクセスは、未だにできない状態ですので。
[こちらの状況も手短に伝えた後、一度通信を切り。
視線を向けるのは、
大丈夫なら、構いませんが。
[どうもそう見えないのだが。
一先ず、返された言葉>>+21は素直に受け取っておいた]
それでは、急を要する事案が一つ発生していますので、お願いできますか?
この本部ないし、イベント会場外周のどこかに、カーク・ケルナーという人物がいるはずなのです。
緊急案件で彼とお話ししなくてはならないので、至急捜索をお願いしたいのですが。
[カレルとカークの関わり合いは知らないまま。
色々を伏せた状態での言葉は、果たして何を思わせるやら。**]
― 対策本部 ―
[名前以外の情報は出していないのに、迷う事無く探し始めるカレルの様子>>+24に、おやあ? とでも言いたげな、楽しげな笑みが浮かんだのは刹那の事。
齎された居場所の情報>>+25に、笑みは呆れにすり替わる]
……相変わらず、高い所好き、という事でしょうかね。
[その評価ってどうなんですか。
とか、突っ込みの入りそうな事を呟いた後、手元のパネルを操作する。
基地全体の監視システムから情報を引き出し、見つけたのは建物の上から跳ぶ姿。>>+33]
…………遅かったか。
……ま、いいでしょう。
手の空いている誰か、彼の迎えを頼みます。
[そんな指示を出した後、向き直るのはカレルの方]
……ところで、マハラ上等兵。
彼とは、面識があったのですか?
[ゆるく首を傾いで問いかける。
声音にはどこか、愉しげな響きが宿っていた]
― 対策本部 ―
いや、探査をお願いした時、容姿の確認もなく始めたようなので。
面識があったのかな、と。
会場で会っていた、というなら、納得ですね。
[きょとん、とする様子>>+39に向けるのは楽しげな笑顔。
ご存じでしたか、という問いにはええ、と頷いて]
……彼には色々と、泣かされましたので。
よぉく、覚えておりますとも。
[聞きようによってはとんでもない事をさらり、返した]
― 対策本部 ―
……気づいてなかったんですか。
[説明されて納得する様子>>+45に、やれやれ、と息を吐く。
まだまだ、色々と鍛えないとならないかな、とは心の奥に止める呟き]
ええ、それはもう、数え上げたらきりがないくらいには。
[多分、同じくらい泣かせてる気もするが、それはそれ]
無事……ええ、そうですね。
見た所は、無事のようで何よりです。
[話題を逸らそうという試みには気づいていたが、別に過去話を続けたいわけではないので、そのまま乗っかる。
が、その物言いも、どこかびみょーな響きになるのは已む無しか]
……まあ、後は当人の話を聞きませんと。
色々と、面倒な事になっているようですからね。
― 対策本部 ―
[こちらの物言いにあれこれと考えてしまっているらしき姿>>+49は、微笑ましくも見えるもの。
勿論、そんな思考は表には出さず]
ええ、そこは間違いないでしょうね。
[何とかしたい、という言葉はあっさりと肯定する。
何もしないはずがない、という認識があるが故に]
さて、そろそろご本人も到着しそうですか。
[言いつつ、扉の方へ視線を向ける。
すっかり寛いだ態の茶兎も、習うようにそっちを向いた]
― 対策本部 ―
[やって来た待ち人から向けられたのは、正規の敬礼。>>+56
それに、ほんの少し目を細めたのは僅かな時間]
……お久しぶりです、ケルナー君。
直接顔を合わせるのは、君の退役以来……でしたか。
[呼びかけは、少しだけ懐かしむような響きを帯びる。
けれど、それはすぐに飲まれて消えて]
ともあれ、今の君は軍属ではない。
……楽にしてくれて、構いませんよ。
そちらのお嬢さんもね。
[カークと共にやって来た者たちにも、軽い言葉を向けた後。
す、と表情は引き締まる]
……さて。
呼び出しの理由は、既に察していると思いますが。
単刀直入に聞きます。
ケルナー君、『何か』拾っていませんか?
[投げた問いは、直球と言えば直球だが。
事情を知らなければ、どこか意味不明なものだった]
[勿論というか、カークの退役後のあれこれ>>+66は全て耳に届いている。
その上で、好きにさせている部分も少なからずあるのだが、この辺りを知るのは本当にごく一部だろう]
ええ、ジーベル伍長から、君が『何か』と関わりあるらしい、という報告を受けておりましたので。
……こちらで把握しているもの……外宇宙からの客人、と見て、よろしいかな?
[さらり、と告げた後、問いを重ねる口調はごくごく何気ないもの]
[遠い目>>+72する心理は知ってか知らずか、そこに触れる事はなく]
ええ、通信回線が繋がったのが、彼女たちでしたので。
[彼女たち、と告げる刹那、視線はカークたちと共に来たサシャの方へと流れる。
流れた視線は、続く説明に、再びカークへと流れて]
……ふむ。
精神生命体……ですか。
[ある程度予想はしていたが、実際にそれ、と聞かされると思う所の項目が増える。
しかし、現状問題なのはそれよりも]
……ええ。
異様に怯える気配は、私も感じています。
[思念感応力は、他者の感情を察知する力でもある。
故に、それはひしひしと感じられていた]
まずは、こちらに敵対する意思がない、と。
安全である、と十分に知らせる必要がありそうですか。
……でなければ、状況の改善も、難しいでしょうし。
……ふむ。
その様子だと、ここに来た事自体、意図してはいなかった……という事でしょうか。
[伝えられる状況>>+76に、冷静な分析を零し]
とはいえ……あまり長い時間、このままではいられません。
一般人も、多数巻き込んでいますしね。
考えている事……とは?
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