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独りの シュテラ は 暗殺者 カーク に投票した(ランダム投票)
……何でも、なかったらいいんですけど……
[そのときふと浮かんだのは彼──カークの姿だったのだけど
考えないように、頭から追いやって]
ごちそうさまでした
ありがとうございました
[紅茶を飲み干せば、深くお辞儀をしてマリエッタの家から去った]
独りの シュテラは、ランダム を投票先に選びました。
[少女はパンプディングを作っていた
お母さんから教わった料理。こうすれば、パンも“美味しく”食べられる
パン屋から見れば、邪道に映るかもしれないが
その途中、扉を叩く音がしてびくりと反応する
昨日のことがあったから、警戒しつつ
少しだけ、扉を開けた]
あ……メレディスさん……
おはようございます
[見知った顔にほっと息をついて]
何か、ご用ですか?
[不思議そうに尋ねた]
ち、違います……
そうじゃなくて……!
[相手の言葉に困惑しつつ、焦って否定する
自分のことを、そんな風に言わなくても…と思いながら]
……そうです……
……人に頼るのは……難しい、です……
…………お話してくださって、ありがとうございました
[そう言うと、ホットチョコレートの代金をおいて
その場から去ろうと]
あ、これは……パンプディングを作っていまして……
[なんとなく、先日のメレディスとの会話が思い出されて、作ってみようと思ったのだった]
え……人が消える……??
[そんな、人が消えるなんて、と思ったが、そういえば警察が来ていたことを思い出して
不安げに眉を寄せた]
そんな……
……一体、何が……
[ちらりと思ったのは「彼」のこと。何か関係があるのだろうか
平和だった村に起こっていることを、彼女は知らない]
え?
[聞かれたことに少し驚いた
料理をすることは自分が“人間らしく”あるために必要なこと
大切な“記憶”に縋るために必要なこと
だから、好きとか嫌いとか、考えたことはなかったけれど]
……嫌いではないです、ね
…一人暮らしですから
[少し言いよどんでしまったが、そう答えて]
……そう、ですか……それは……
怖い、ですね
[不安げな顔をして呟く
「彼」のこともあったからか、少女が吐く珍しい弱音]
“それ”は何も感じずに、ただ彼を見ていた
ある日、彼と桃色の髪の女性が一緒にいるのを見かけた
“それ”は思った
それが仮初めだとしても、彼の笑顔はそこにあると
違う?
[何が違うのかピンと来ず、首を傾げたが、彼女から答えはあっただろうか]
そう…か…難しいか。
[ならば…と考えようとすると、彼女が礼を言いお金を置いて立ち上がった。]
あ、待て、待て、待ってくれ。
これはおっさんの厚意だ。与えられた厚意はちゃんと受け取るもんだぞ。
[そう言えばお金を返す。]
寒い中引き留めて悪かったね。
何かあれば、いつでもうちの店に来なさい。
何もなくても来てくれていいがね。
[そう言えば、去っていく彼女を見送ったことだろう*]
あ……はい
きっと“美味しい”です
[たわいもない会話だが、少しだけ笑って]
[が、その後不安げな顔をしたのをのぞき込まれれば、慌てて誤魔化そうとしたが
不安な心は揺らぎを止めない]
……私も……昨日、どこかへ連れて行かれそうになって……
[そう言って、ぎゅっと両手を握った]
[“それ”は見ていた
桃色の髪の女性と、その隣にいるひとを
とても悲しそうに、見ていた───*]
[そっくりに作る、とその言葉に思わずじーっと彼の顔を見つめる
それなら自分も人の料理で、“美味しい”と、思えるのではないかと
しばらくそうしたあと、はっと気づき、慌てて口を開く]
あ、いえ……そういうことじゃありません……!ごめんなさい
でもそっくりなんて、すごいですね
[事件(?)のことを聞かれれば]
その……私もよくわからないんですけど……
……カークさんが…………
[思い出して、少し、震えて]
あ、で、でも、結局連れて行かれたのはマリエッタさんの家で……何も、なかったんですけど……
え、えっと……そんなおじさんとか……自分を卑下しなくても……
テオドールさんは、みんなに慕われる、素敵な人じゃないですか……
[首を傾げた相手にそう言って立ち去ろうとすれば、お金を返されてしまって]
え…………
……は、はい、ありがとうございます……
[また借りができてしまったなあと考えながらお金を受け取って相手から離れる
去り際かけられた言葉に、ほんの少しだけ
暖かくなった気がした*]
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