情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
─ 西の湿地 ─
[入江にてクレステッドと握手した後、ヤクモがもふもふされたのは何故だろう。
クレステッド殿寒かったんだろうかとかそんな事思いつつ、ディークの返答>>+38に納得いかないまま湿地への移動に同行した。
無理やりにでも傷の具合を見てやろうかとも一瞬思いはしたのだが、それをすれば多分余計意固地になるだろうとも読めたからせめてと移動中はじと目をむけ続け。
そうして足を踏み入れたそこは、やはり一筋縄ではいかない所だった]
ヤクモ!
[鋭い蔦を駆け抜けていくディークとクレス>>+18>>+24。
先陣を切り道を開けるディークを案じ、騎竜を傍に行かせようとその背に掴まる形で駆けぬけた]
─ 西の湿地 ─
邪魔をするな!
[小瓶の中から一滴落とした水を膨らませた球を蔦に投げつけ、怯んだ隙をついて駆け抜け]
ヤクモ、俺は一人の方が戦いやすいって知ってるだろ?
だからお前はディーク殿のところに、急げ!
[傍ら護ろうとしてくれる友の背を、在るべき傍に向かえと言って叩く。
それでも傍にいるなら、自分がディークの傍へと移動する形になっただろう]
[湿地に虫は付き物だが。
無駄にでかい羽虫がこちらに向かい飛んでくるのを見れば流石に気持ち悪さがこみ上げる。
太股のホルダーから苦無を抜くと、逆手に持ちかえて]
こっちに 来 る な !
[狭い胸部へとざくり突き刺し、引き抜きついでに遠くへ投げ捨ててから傍らのヤクモへと視線を向けて]
[苦無が眉間に突き刺さった猿が地に落ちる。
光のブレスを受けた猿も、見れば既に倒れていて]
ありがとな、ヤクモ。
[そう言って礼を言えば、嬉しげな鳴き声が返ってくるだろうか。
騎竜師の元へ行けと言った女にいやいやする竜>>+42には内心困りはするも、その気持ちは嬉しいから羽を撫でる手つきは自然優しくなって]
んじゃ、俺も一緒に行くから。
ディーのところに行こう?
[呼びかける声は、子供の頃のあどけなさを宿したものになった]
と、なると…
[周囲に視線を向け、ディークとクレステッドとの位置を目測で確かめる。
思ったよりすばしこい動きの猿達を深追いすることで分断されるのはまずいし、何より此処は異空間。
何があるかわからない。
小瓶の水を一滴掌に落とすと、じめりとした地面に当てて]
[女の力と特に馴染んでいるのは水と土の精霊だ。
その両方が揃っている湿地は、女にとって術を施行しやすい場所で]
この地の土よ 更に水を得敵を捕えよ
[すばしこく動く猿どもの足元の泥を沼に変え、地に身体を沈ませる。
己の周囲9(10x1)M程の範囲の猿はこれにより身動きが取れなくなったことだろう]
[そんな最中、聞こえた声>>+48に振り返ると倒れるディークの姿が見えて]
ディー!?
[慌てて駆け寄ろうとするも、その行く手を遮るように大ムカデは鎌首を擡げながら近寄ってきた]
だから…
邪魔するなって、言ってるだろうが!
[ムカデの体液で刃を汚すまいと水を纏わせた手甲鉤を思い切り振るう。
気持ち悪さと苛立ちを乗せた一撃は、その胴を真っ二つに切り裂き沈めるに至り]
ディー、大丈夫か!?
クレステッド殿、ディーを頼む!
[倒れたディークを案じるも、即座駆け寄る事ができず。
クレステッドにフォローを頼んだ**]
─ 西の湿地 ─
ありがとう!
[クレステッドの了承>>+57に礼を言い、自分達も駆けつけようと傍らの竜へ視線を向け]
ヤクモ、ちょっと待っててな。
この地の土よ 過分な水を排除せよ
─ 西の湿地 ─
[手甲鉤を外した右手を地につけると、沼と化した部分を元の泥へと戻し猿達の下肢を確り埋める。
精霊の力を借りて手についた汚れを落とすと、ディークの元へ向かおうとして聞こえた声>>+59に目を見張る。
どうやら左腕に攻撃を受けたらしいが、元々怪我をしていた箇所を放置したままだとしたらその苦痛は如何ばかりだろう]
大丈夫か!?
行こう、ヤクモ!
[声をかけずとも、竜は既に騎竜師の元に向かっていただろうか。
女も可能な限り急いでその傍へと駆け寄った]
─ 西の湿地 ─
何が大丈夫なもんか。
どう見たってきつそうだぞ。
[駆けつけると、丁度クレスがディークを立たせたところ>>+60>>+62で。
じと目で見上げるディークの顔色は、どう見たって平常ではなかった。
吐く息も荒く、無理をしていると解るもので]
ディー。
艦長代行命令だ、四の五の言わず腕を見せろ。
国の宝である騎竜師の命、たとえ本人であろうと軽んじることは許さん。
[あえて立場を前面に押し出して、拒否し辛くなるように怪我を見せるよう要請した]
― 西の湿地 ―
[クレステッドも同じようにディークを気遣いヤクモに乗せようとしてくれる。
彼がいてくれなければディークはもっと酷い怪我を負っていたかもしれず]
ありがとう、クレステッド殿。
貴方がいてくれて助かった。
[先と今、両方の感謝を伝えた]
へ?
あ、いや、無理にこんなことしなくて良いんだぞ?
[クレステッド>>+70に手を取られて目を白黒させながら、無理に女扱いしなくて良いと返し。
手はすぐに引っ込めたから、隙はあまり無かっただろう]
[クレステッドの言動に慣れぬものはあるが、それに驚いてばかりはいられない。
ヤクモにもそっぽを向かれて観念したらしいディーク>>+69の左腕の傷は、本人が言う通り瘴気に侵されていて]
…この、ばか。
我慢したところで悪化するだけのものを、隠してどうする。
[言いながら、首から提げたままの小瓶から傷口へと一滴落とし]
こいつはカガチの家の井戸水で、何より清い。
時間はかかるかもしれんが、これで穢れは払えるだろう。
ウルのような治癒は出来ないから、怪我までは治せんが。
[水は全てを洗い流す、汚れも穢れも差別なく。
何時から瘴気に侵されていたか解らないから、払いきるまでの時間はわからないが、必ず払えるだろうとヤクモにも安心させるように言い聞かせた**]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
[無理しなくていいと言ったこちらに対して不思議そうに首を傾げるクレステッド>>+72に、こちらもきょとりと瞬いた。
彼の人となりはこの空間に送り込まれてからの事しか知らないが、自分に素直で正直なのだろうと解る。
女性に対して誰にでもこうなら、成る程親衛隊をものともせずマリに抱きつけたのも納得だなどと、クレステッドに対して失礼な納得の仕方をした後、ディークの傷の具合を確認して]
無理だな。
ヤクモの浄化より、瘴気の進行の方が早い。
それが解らんお前でも無いだろう。
[顔を顰めるディーク>>+75に言葉を返し、続いた謝罪には謝る位なら最初から、と言い掛けたのだが。
言い直された礼に、それを収めて微か笑い頷きを返した]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
気にするな。
いつもディーには助けてもらってるし、少し位は俺も役に立ちたいんだから。
[清めた傷口に応急処置を施しながら言った後、一旦戻ろうと提案しようとしたのだが。
周囲から聞こえる不穏な音>>+77と、クレステッドからの問いかけ>>+78に遮られた。
程なく見えた姿>>+81に俺も地上で援護する、と言い掛けた言葉はふらついたディーク>>+80を支えることで途切れ]
…ありがとう。
俺も上から援護する。
[意地を張ることなく、それでもディークを気遣うクレステッド>>+82にそう告げて。
ヤクモが不自由無く動ける様、ディークと一緒にその背に乗って空へと上がった]
俺のことは気にすんな。
ディーとヤクモの邪魔はしねぇよ。
[着実に力を削げてはいるものの中々決定打を入れられない様子>>+94>>+95に、近付くというディーク>>+96へ了承を返し、支える腕に力を込める。
一気に高度を下げたヤクモがブレスを吐く瞬間、左手のみを開放し]
…頼りっぱなしでごめんな。
でも、もう少しだけ助けてくれ。
[小瓶の蓋を開け、声をかけた後水を数滴落とし]
霧となり 彼の者の熱を奪え
[体温を下げて動きを鈍らせようと、蛇を取り巻く形で冷気の霧を生み出した。
それはクレステッドの放った雷>>+98を更に蛇の身体へ届かせる助けになっただろうか]
[雷撃が弾け、蛇の巨体を駆けていく。
水に近い音をたてて倒れる双頭の蛇が動きを止めるのを見つめ]
クレステッド殿!
怪我は!?大事ないか!?
[倒せたという声>>+102を聞き、ヤクモの背から彼に呼びかける。
それから程無く、地に下りて駆け寄るとまた同じ問いかけをしただろう**]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
ばっかだなぁ、そんなの放っておいたから酷くなったに決まってるだろ。
いつまで此処にいなきゃいかんかも解らんのだから、もっと慎重になれよ。
[傷の浄化を施しながらディーク>>+114に遠慮ない言葉を向けるも、表情を見れば心配している事は隠せないだろう。
次いで口にした常の感謝は、ディークからお互い様だと返された。
義父はともかく、自分のおかげといわれる理由は解らなくて首をかしげたのだが、聞こえてきた異音>>+77にそれ以上話を続ける余裕は無くなり。
地上に残り戦うクレステッドの援護に専念することになった]
─ 回想/蛇討伐後 ─
それじゃヤクモ、ディーク殿を頼むな。
[地上に降り立ったヤクモ>>+115にディークを任せると、見事巨大蛇を倒し終えたクレステッドの元に向かう。
空の上から聞こえた返事>>+109は震えていたけれど、再度問いかけに返された声>>+110は先よりも落ち着いていて。
顎が痛いという彼に早く休息を勧めようとして、歩けるかと問いかけた所で言われた礼にぱちり瞬き]
いや、俺は大したことはしてねーよ。
上手くいったのは、クレステッド殿とヤクモがしっかり弱らせてくれてたお陰だ。
[笑って、こちらからもありがとうと礼を言った後、動けるまで休むという彼に付き添っていたのだが]
─ 回想/蛇討伐後 ─
?
何かあったのか?
[いつの間にか双頭蛇の姿が消えていて、その場所を確認するクレステッドが何か見つけたらしい>>+111のに気付いて傍に近寄る。
その手元、拾い上げた石>>+112>>+113を見て、眉を顰めた]
精霊石が、あの蛇を作ってた…
この空間の中に居る誰かが俺らに敵意を向けてるってことか?
─ 回想/蛇討伐後 ─
[自然の生物ならばともかく、精霊石があれだけの実体を得るには何者かが手を加えなければ難しいだろう。
そもそも精霊石自体純度の高い力を要するものだったと思うのだが]
…今は考えても仕方ない、な。
一度戻ろう。
クレステッド殿もヤクモも休んだ方が良いし、ディーク殿だって本調子には程遠いだろ?
[考えようにも情報が少なすぎるからと、一旦思考を中断して休息を提案する。
怪我のことを忘れていたというクレステッド>>+122には思わず笑いながら、手当てするからと声をかけ入江に戻った*]
─ 南の入江 ─
クレステッド殿、傷を見せてくれるか。
一応大丈夫だとは思うが、ディーク殿の件もあるし浄化をかけておきたい。
[入江に戻り、念の為クレステッドの傷を見せてと頼み、応急処置を施した後。
ディークの口にした疑問>>+125に、そういえばと湿地にいる間ゲルト達の声が聞こえなかったことに気付いた]
もしかしたら、向こうも何か出てきたんだろうか。
[そんな声を上げたところで、聞こえたそれ>>*5に知らず安堵の息を吐いた。
クレステッドとディークがそれぞれ報告をしてくれた>>+126>>+127>>+128ので、こちらは声を挟まず。
ゲルトから返された報告>>*6に、幼友達が手柄を上げたらしいと知れば自然誇らしい気持ちになった。
最も、続いて伝えられた情報>>*7で暢気に喜んでもいられない状況だとも知らされたのだが]
─ 南の入江 ─
解りました。
こちらも、休息を取り次第探索範囲を広げ…
伝言、ですか?
[ゲルトに今後の行動予定を伝えかけた所で、ウルからの伝言>>*8があると言われ。
聞かされたそれは、赤くなるべきか青くなるべきか解らないものだった。
結果、微妙な表情になりながら息を吐いて]
─ 南の入江 ─
そっちこそ。
傍で見せられないのが残念だって、伝えておいてくれますか。
あと。お手柔らかに、頼むって。
[苦笑しながら付け加えた言葉は、幼友達の内にある激情を案じてもいるものだが、別に伝わらなくても構わない。
ウルの傍にはマリがいるから大丈夫だ、と。この時はそう、思っていたから*]
─ 南の入江 ─
東海龍王?
[ディークが呟いたそれ>>+129は馴染みのない言葉で、首を傾げる。
艦長を長く務める義父あたりなら多少なりと耳にしたことがあるかもしれないが。
それが何か問うよりも、続いてゲルトから聞かされた現状>>*10に意識が向かった。
人のことを豪快だの何だの言う割に、自分こそ限界振り切ることのある幼友達だから意外ではないけれど]
…マリ。
マリエッタ・ミヅハを傍につけておくようにと頼んでいただけますか。
彼女なら、ウルズ・カイエンのストッパーになれますから。
[伝言については出来なくても構わないと頭を振った後、願ったことは叶わないとこのときはまだ解らなかった]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新