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[素肌に羽織るのは白いシャツ。
軽く身支度を整えるものの軍服の上は纏わずに。]
みんな?
……気になるならみに見にいこう。
私も、――…気になるし。
[名は出さぬものの頭に浮かんだのはウェルシュで。
オズワルドの視線の先にぬいぐるみが見えれば
はたと瞬き、そわりと落ち着かぬ様子で部屋を出ようとした。]
[足の痛みは生への未練。
時折呼ぶ声がきこえてくる。
リヒャルトか、リシャールか、懐かしい声が名を呼ぶ。]
――…、ん。
私も大好きだよ。
リヒャルト、……リシャール。
元気にしているかな。
[大事な家族だから気になるのは当然で。
胸を締め付けるような痛みが苛む。]
[オズワルドと一緒にいることを選んだ。
けれども祖国に帰りたい。
兄や弟とまた会いたい。
簡単に忘れられるほど家族の情は薄くはなく。
オズワルドに絆されるまでは
弟を何よりかけがえのない存在と思っていたから
長い月日に刻まれた依存はそうたやすくは消えず。
帰れないことをかなしいと思う。
会えないことをせつなく思う。]
[行くな、と呼び止めるように足が痛む。
もう戻れるはずもないのに、と。
そう思うから、帰りたいなんて言わないけれど。]
[撫でる手に嬉しそうな笑みが浮かぶ。
既にすべてをさらした後で
オズワルドにはすべてを見せてはいるけれど、
胸を布で締め付けずにいれば
少しは女性らしいシルエットになろうかと――。
好きなひとに少しでもよく見られたい、なんて
無駄な足掻きとしりながらもそうしてしまう。]
この艦自体……?
[自沈させぬ為に働きかけていたローレルやカークが
ちらと浮かび、微かに柳眉を寄せた。]
心配するのはそれなりの思い入れがあるからでしょう。
――…おかしくはないよ。
[すぐに表情を和らげて苦笑う彼を横目に見遣る。]
見守るだけ、なんて、もどかしいから。
性に合わないんだけどね。
[そんなことを言いながらもオズワルドの誘いにこくと頷く。]
気になるのは――…、
[ゆると首を振る。]
オズの好きなところでいいよ。
[オズワルドの提案>>+199にこくと頷く。
危険があったとしてもオズワルドと一緒なら。
そう考えてみたところで柳眉が寄る。
きっと私の事ばかり案じて自分の身を疎かにする。
それが分かるから何も言わず小さく息を吐いた。
煙草とすり替えるようにして交わした口付け。
琥珀色が伏せられる>>+200と同じように空色を閉じる。
漏れる吐息と微かな水音。
酔わせる心算が酔わされたのは此方の方。
呼ぶ声>>+201にはたりと一度瞬けば、
彼の頬に朱が灯るのが見えた。]
それとこれとは別、なんて言われなくて良かった。
じゃあこれは仕舞っていいね。
[摘まんだ煙草は出された場所へと仕舞い込む。
照れている彼の姿みて、笑みを深めた。]
[霊安室に入れば笑みは消える。
既に死者として会った者が眠る場所。
オズワルドが祈り捧げようとすればそっと手を離した。]
……そっか。
[彼の告白>>+209に少しだけ困ったようなかなしげな顔となる。
艦長の秘書のようについてまわることが多かったから
その人の死を知るとやはり胸が痛む。]
同じ場所に眠るなら――…いつか会えるかもしれないね。
そのときは、一緒に、謝ろう。
――…オズは、……後悔しているんでしょう?
[響きからそう感じて]
オズ。
[止められなかったことを悔いるような声>>+210を聞き
己が止められずにいた彼の名を呼び、離した手を再び繋ぐ。]
/*
50発言も墓でしてるのか。
なんか地上にいたときより増えてる、と思ったが
恋窓の分があれでそれでしたね。はい。
オズがとても多弁。
表、赤とあるひとだから恋窓ゆっくりになるかなと思ったんだけど
ほんと全力をいただいてしまってもう(*ノノ)
遅筆ですまないな。
副長は切れ者だからね。
彼のお蔭で私は随分楽をさせて貰った。
[僅かな気まずさは気付かぬふりで懐かしむように言う。]
……何処に居ても、
無事なら、それでいいんだけどね。
[ヴィスマルクにおいて副長の存在を頼もしく思っていたから
何処かで生きて祖国に帰還してほしい、と、
そんなことをぼんやりと思っていた。]
ん、そうだといいな。
[妙に説得力のあるオズワルドの言葉に
小さく笑いながら声を返し]
――…それは、難儀だな。
[狙われるのが副長なら狙っていたのは――。
ゆると首を振って、
オズワルドの歩調が速まれば、小走りについてゆく。]
[落されたペースにふっと小さく笑み
大丈夫というふうにオズワルドの手を握り返す。]
――っ。
[先に見える煙幕に何か起こる事を知る。
オズワルドに手を引かれその場所へと急いだ。]
/*
オズの発言数90というのを見てですね……
赤読むの大変そうだなぁ、と思いました。まる。
そんなことを言いつつイケメン副長に期待するターン。
副長に絆つけるのはちょっとだけ考えたが
困らせそうだなと思って、うん、すぐに候補からはずした。
[視界を遮る煙に柳眉を寄せる。]
これじゃ何も見えない。
――…
[何がどうなっているのかと目を凝らしてみるが
状況は掴めぬまま煙にまかれて]
え ……
[オズワルドの呼び声に其方を見上げるが
抱き寄せる腕に身を委ね驚いたような声をあげた。]
[銃声が聞こえる。
抱きしめるオズワルドの胸元で縋るような手がシャツに絡む。]
――…オズ、大丈夫だよ。
[今は危険もないけれど
甲板で銃撃からずっと庇ってくれた彼が過り
庇われるよりも共に傷つきたいと思う。]
/*
独り言というと、絆撃たれた直後のオズの反応楽しみですね。
あ、匿名メモでの芝はみたけど。
そういう反応だろうな想定内だ!と思ってたので
僕はなんでこうなったのかが不思議でたまりませんよ。
[力が緩めば胸元に絡めた手は解き
肩を抱くオズワルドの軍服の裾を掴む。]
――…ん。
[声にこたえる前に爆発音が聞こえた。
ピク、と肩が震えるのは怯えというより驚きで]
え、 なに ?
[状況が掴めず、まさか、と何か思い当たる風の彼を窺う。]
……オズ。
[握る手をそっと握り返す。]
泣きたいならいつでも胸を貸すよ。
[微かな声で囁いてオズワルドの眸をのぞく。]
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