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あ、れ……。
[気が付いた時には。
誰か、懐かしくも大切な、けれどもその顔を見るたびに涙が零れそうになる、そんな二人がいなくなっていた。
(……大切?)
よく、わからない。]
[首に下げているお守りの蛍石を見つめていた。
混乱したときや考え事をしたとき、気持ちを落ち着かせたいときによく左手に握りしめるのだが、守護の獣の姿でいる今は見つめるだけ。
ふと気づくと、胸元の毛皮の中に一枚のカードが埋もれているのが見えた。
くわえてひっくり返して見る。それはのカードだった。]
[自分はやっぱり自ら作り出すのは苦手のようだった。
つい、ふざけて
安らぎの緑の大地!
とか叫びそうになったとか言いませんよ?]
歌曲みたいな感じでやろうかなと思ったけど、うまくいかないや。
俺には、やっぱりこっちの方が合ってるかもな。
〜夢路より 作詞・作曲:フォスター、訳詞:津川主一
夢路よりかえりて
星の光 仰げや
さわがしき 真昼の
夢見るは 我が君
聴かずや 我が調べを
跡もなく 消えゆけば
夢路より かえりこよ
[ヴァイオリンを褒めてもらえたのが嬉しくて、ついパタパタとしっぽを振ってしまう。]
えへへ。ありがとう、みんな!
[……みんな?
ここには、もう少し人がいたはずなのに。
微かな違和感を覚えながら。]
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エピに入る前にやっておきたかったことをやっておこう。
〜樹海の村のヨアヒムの設定〜
赤子のときにゲルトの館の玄関に捨てられていたのを拾われた。
捨てられていたときに左手に青と緑が混ざったような透明な光る石を握りしめており、上質のおくるみに包まれていた。
おくるみに挟まれたカードに「赤子の名は“ヨアヒム・リヒテンシュタイン”」と書かれていた。
左手に握りしめた淡く美しい緑色に光る石は、己を守るお守りであり、リヒテンシュタインの象徴であるとも書かれていた。
一時期、同じ年頃のゲルトの遊び相手として育てられたが、館の使用人同然の扱いだった。
ヴァイオリンが弾けるのは、元々、ゲルトのピアノに合わせて演奏できるように仕込まれたため。
ゲルト、パメラ、オットーは幼馴染。
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ちなみに、ゲルトも自分も好きな曲で、かつもっとも得意としている曲はショパンのノクターンNo.2
ヴァイオリンとピアノVer.がこれ
http://www.youtube.com/watch?v=QOlF3tJLTUs&feature=related
個人的に好きなソロVer.がこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=IUVYFvWgvcE&feature=related
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11歳のとき、レジーナの宿屋に住み込みで働くことになった。
レジーナを“母”として慕っていた。
パメラに密かに想いを寄せており、目の見えなくなったパメラを“守る”と決めていた。
森のシンリンオオカミにパメラと一緒に襲われたとき、自分の正体が守護獣であると気づく。
ちなみに守護獣の姿はピンと立った耳の狼犬です。
こんな感じ。
(だからオプション02の姿とは若干違います)
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21歳のとき、人狼騒動の容疑者として、ゲルトの館に呼ばれる。(カオス編成RP村1本編)
ここからは本編のログどおりなので、簡潔に。
・オットーは喧嘩友達であり、親友だった。
・だが、オットーの正体は死神に魅入られた者であり、死神によって植え付けられた憎悪の絆(仇敵の絆)によって、オットーと憎みあうようになってしまう。
・レジーナの正体は瘴狼であり、隷従させたオットーを我が子として可愛がっていた。
・オットーはカタリナと恋人どうしだった。
・密かに想いを寄せていたパメラの正体は智狼だった。
で、カタリナが処刑されて、オットーは自暴自棄になってしまう。
その自暴自棄状態だったオットーをヨアヒムは殺してしまう(システム的にはオットーは後追い死)
その夜、正体を現したパメラに襲われて、ヨアヒムは守護の力を自分に向けていたため、生き延びる(自分でGJ)
だが、その夜、主だった縁の強かった者たちと敵対することになり、ヨアヒムは孤独感を味わう。
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翌日、唯一話せる相手として残っていたリーザに自分の正体は守護獣だと打ち明ける。
だが、パメラを護って狼の襲撃から守り抜いたと嘘をついたのだった。
その夜の処刑はヨアヒムに決まった。
結社員の撃つ弾丸から逃げ続けていたヨアヒムだったが、流れ弾がリーザに当たりそうだったのを見た瞬間、守護の力をリーザに向けて庇ったがために、左胸に弾丸を受けてしまう。
最期にレジーナに“我が子”と呼ばれながら、ヨアヒムはこと切れた。
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ところで、進行中、ヨアヒムの振ったランダム先が必ず翌日墓下に行くという、「ヨアヒムの方が死神っぽいw」ということが発生してまして。
設定に生かしました。
死後(エピ)は、「死者の予言をし、その魂を迎えに行く」という死神の役を果たすようになっています。ちなみに、毛色は冴え冴えとした蒼白い月白色。
ただ、迎えに行った魂を護る役目もしていたので、守護の能力は失っていません。
けれども、金色の美しい月が昇る夜だけ、月明かりを映した小麦畑のような毛色の獣の姿になって、魂を迎えに行くのです。
秋風のように涼やかに優雅に流れるヴァイオリンの音に包まれて。
それは、美しい月の夜に、愛しくて懐かしい魂(パメラたちのこと)にもう一度出会えることを、獣が期待してのことだったとか――…。
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というわけで、今回のヨアヒムは懐かしい魂に会いに来た小麦色の獣バージョンということになっています。
魂の守護をする獣なので、守護獣のままです。
この何年か後に、ヨアヒムは転生することにしてます。
/*
長々と失礼!
自分の中でヨアヒムの設定を整理するのと、「カオス編成RP村第一弾のヨアヒムはこんなだったよ!」と紹介する目的で灰に埋め埋め。
エピで語るより進行中の灰の方が見やすいかなと思って。
さて、今日終わるのかな。
ラ神さまの思し召しのとおり。
>>44外まで、か……。
[ふと窓の外に目をやるが、ぼんやりふんわりと綿飴に包まれたかのように靄がかかって見えて、飴細工の窓の透明さに反してよく外の風景が見えなかった。]
>>49そうだ、な。
届く……よな。
[誰かに……<<星雲の神父 ジムゾン>>辺りが聞いていたりするのだろうか。*依存*のイメージの曲を今度は弾くのだった。]
[演奏が終わって、コーヒーに口をつけようとする。
砂糖をきょろきょろと探していたら、ころりコーヒーの中に転げ落ちたのは■darkolivegreenの金平糖。
……ああ、そういえば、ここに来る前にも綺麗な金平糖を食べたっけな。
そんなことを思いながらコーヒーをすする。
香ばしい香りが鼻腔を刺激した。]
[金平糖が何かを象徴しているような気がした。
どうしてそう思ったのかはわからない。
わからないが、この家の外でのことの方が、金平糖が色鮮やかだったように、もっと色鮮やかなものだったような気がした。
この家の中でのことは確かに楽しく、甘い甘いお菓子のようにふわふわとして、夢のように幸福で……。
だが、“夢のよう”という感覚が拭い去れない。]
[この家の外でのこと。
それを思い出そうとすると、涙が零れ落ちそうになる。
思い出そうとすると、胸のどこかが痛くなる。
それでも、ここでのこと以上に大切な何かがある。
そんな気がしていた。]
俺、は。
[どうしたいのだろうか。
自分で自分の身体を抱きしめるようにして、正体不明の震えを無理やり抑え込んでいた。
楽しげにしているみんなに気付かれないように。]
樹海の青年 ヨアヒムは、樹海の青年 ヨアヒム を能力(守る)の対象に選びました。
パメラ!
どこ行ってたんだ?
……似合ってるじゃん、そのバーテンダー服。
[戻ってきたことにほっとして、笑顔で迎えたのだった。]
/*
実は。
赤ログの会話聞こえないの、今、ゲルトと俺だけなんだよね。
明日続いてたらぼっちになるというw
まあ、明日続くかは50%だけど。
>>71よーくお似合いでございます、女王様。
[片膝をついて傅くかのようにして言ってみた。
彼女は俺の知っている“彼女”ではない。
そう思いはしたものの、楽しげな様子の彼女の様子につい顔がほころんだ。]
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