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―― 終局を見届けたりなんだり ――
[ノリで一緒に応援しているとはいえ、
少年はこの精霊師学科の青年のことをあまりにも知らない。
自己紹介すらまだというありさまだったが、
そんなことは同じ人を応援しているという事実の前には些細なことであった。
むしろ気になるところは別にある。
虹色のお菓子を食べてないのに、周りで人が倒れていってるし、>>95
なんだかついさっき見たことある先輩が、
ヴェルザンディのことを跪いて拝んでいるし。>>107
そういえばハンナというのは彼女の第二の名前なんだろうか。
ともあれ、上空での出来事が一区切りついた時には、
清々しい表情をしてる少年だった]
シエル……、ちょっとの間だったけど、
あんなに大きくなって。
[ちょっとの間だ、大きい姿でヒッツェシュライアー教官を支えていたのは。
その時間が終わっても、既に展開されてたハンモックがあったから教官は無事。
本当に良かったと思う。
ばさり、と翼を広げてウンブラが肩の上に乗る。
シエルの名前に反応してるんだろうか、
翼でヒッツェシュライアー教官が落ちていった方を指して早口で主張している。
これは、たぶん、自分もすぐあんな風になると言いたいのか]
………すぐ、か。
その時が楽しみだよ。
/*
ミスコンの紹介文が素晴らしい……(これだけは言いたい)
箱の機嫌が良くなかったのでろるができてないけどいるにはいる……
―― 本部付近 ――
[空は平静を取り戻した。
それを見届けて、歌を終えたヴェルザンディにお礼を言われると、>>169
ぱちぱちと勢いよく拍手した。なんというか胸がいっぱいであった。
空に浮かぶ虹が少しずつ薄れていっても、
ヴェルザンディの姿はまだ、なんだか輝いて見えた。
その後、一緒に応援の時間を過ごした精霊師学科の青年から自己紹介をされた。
自己紹介より先にヴェルザンディの応援をしていたとは不思議な縁だなあと思いつつ聞いていたら、
少年の応援についていい感じの評価をされて、
盛大に瞳をまたたかせた。>>155]
こ、声、出てたんですか。よかった。
こういうことは実は初めてだったんですけど。
あ、ぼくは騎竜師学科のシメオンです、まだ修練生ですが……。
[氷像が完成した時も、製作に携わった他の面々と違って、
大声はあげてなかった少年である。
一方、とっても見たことのある先輩はダメ出しを受けたわけだが]
跪いているだけではダメ、とは……。
…………いや、でもわかる気はする。
ヴェルザンディさんずっと空の方見て歌ってたし、
だから応援するならばーっと声を出さないと、そういうことだ。
[かくして妙な納得を得た]
/*
こんな感じで
時系列をかき乱してたらごめんねってしつつ
リーゼロッテさんは挟みは気にせずに! むしろどんどんやりたいことやってなんぼだと思っております
リーゼロッテさんのお願いいいなあ! アヴァンサル教官の旅の話はシメオン的に気になると思う
(そういえばアヴァンサル教官に放浪の時にあった縁故をふっかけたい……ってほんのり思っていたのを忘れていた)
アイリさんのお願いもいいなあ ココンとカルモは風属性繋がり……
/*
そういえばぼくもエピは明日までだと勘違いしてたなど
72h+48hじゃん!
ともあれ今夜はここまでにします
おやすみなさいーノシ**
/*
よいしょっと。こんばんはー
氷の竜の像、じわじわ噂が広まってることにしても問題ないですぜー シメオンは「こんなはずでは……」ともれなく照れますが
[ミヒャエルや、騎竜師の先輩――ミヒャエルはバルト先輩と呼んでいた――とやりとりしつつ、
なんとなくこれまでの経緯を思い出していた。
モデルとなった氷の竜を相棒としており、
実行委員のひとりでもある美術部の先輩からの後押しもあったこととか。
少年の中にあった、ちょっとだけ祭りに彩りを添えたいという気持ちを汲んでくれた]
こういう時しかできない経験……。
そう、ですね。
[件の先輩も同じことを言ってたし、>>226
そもそも美術部も基本的には、
各々好きなように絵を描いたり立体物を作ったりする部活だ。
貴重な経験をしたといっていい]
いつも、……ってことは、入学したての頃も、ですか?
ぼくとしてはちょっと羨ましいですけど……。
[なにせ少年がウンブラと過ごしてきた時間は、まだ短い。
卵じたいは去年の冬から温めてきた。
今も使っている肩掛け鞄、その中で丁寧に。
そんな状態で、相棒と一緒にいる他の生徒を見て、
ちょっとだけ寂しい思いをしながら祭りを過ごしたんだった。
卵か幼竜を持ち込んで入学したわけじゃないし、その辺は仕方なかったと思っているが。
……ならばこの貴重な時間をウンブラと過ごせてよかったというわけだ。
少年は前向きだった。
そうして、見に来てくれるひとや楽しみと言ってくれるひと>>204がいるからには、
もっと貴重な時間になる。そんな確信があった]
/*
全回収まだなんですが時間も時間なのでねます……
ミスコンに出るヴェルザンディさん、アツい
そして次企画 きになるけど日程しだいだなあ
(村かぶりとかあと色々)**
―― 中庭 ――
[イベントの終わりやら、一番になったのが誰かの発表があった。
魔法生物の回収で一番になったのは、
一緒にヴェルザンディを応援したバルタザールであった。
かれの活躍を直接この目で見たわけではないが、
布をハンモック代わりに用いた判断力を思い返せば、
一番になるのも何ら不思議ではない。
ヴェルザンディが口にした「お祝い」>>213について、
少年からは何も答えられなかった。
屋台で売ってる軽食と言っても色々あるのだ。
ついつい迷いすぎてしまうし、ミヒャエルのようにポンポンといくつもの案を出せない。>>220
鈴カステラはナイスなアイデアだと思ったが]
そろそろ……見に行く?
[やがて少年はごく控えめに周りの面々を氷の竜の像へと誘ってみた。
それは途中で屋台に立ち寄って思い思いのものを買っていく道行きになっただろうか]
[ともあれ、空気のしんとした張り詰め具合が増してきて、
同時に氷の竜の力強い脚も見えてきた頃、]
あれは……、アイリさんとリーゼロッテさん?
[手を振りながら近付いていく。
ちょうどいい具合に出会ったなあ、と思う。
おめでとうを言いたい相手であったからだ。
宣伝なんてすっかり忘れてた(アイリに)のにここにいることも、
少年の胸を温かくさせた*]
/*
ほわーこんばんはー
ざかざか動いてるけど他の面々は動きやすいようにしてくださいですよー
そしてぼくは後日談でやりたいのがあるのでまた書く…
/*
こんばんはっ
アイリさんもミヒャエルもありがとう……というのと
ヴェルザンディさんはおだいじにです
―― 中庭 ――
[壮観だ、という声が聞こえた。
声のする方に向けるのは清々しい笑顔だった。
ミヒャエルならこういうことを言うだろうなんて勝手に期待していたけれど、
どうやらその通りになったみたいだ。
手を振って向かった先、アイリにリーゼロッテも、
彼女たちなりの言葉で、感想を伝えてくれた。
照れを隠すべく口元を押さえるしかなかった。
特に、ウンブラとの連携プレイについて言及されればなおのこと]
あ、ありがとう……。
[リーゼロッテの言っていた「この子」が気になってまじまじとみれば、浅緑がいるではないか]
そうか、生まれたんだ! おめでとう。
[ウンブラも、祝福を告げるように、
鞄から飛び出してきゅう、と鳴いた]
ぼくでよければ……ええと、喜んで。
[相棒を描いて欲しいと頼んだ先輩にもそう告げた。
内心びっくりだったけど、でもやる気に満ちあふれて。
学生である時間は短い、らしい。
それでもできることがあるならば。
こうして手を伸ばし続けるんだろう**]
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