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空晶石の守り子 パメラ は 黒尖晶石の傭兵 ヴェルナー に投票した
空晶石の守り子 パメラは、南極石の王子 クレステッド を投票先に選びました。
─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[>>2:191私の宣言を聞いた彼女の言葉に、先ず浮かべたのはきょとんとした瞬き。
でもそれは、すぐに翳りにとって代わって]
いいえ。
今は、言えません。
[彼女の声に揶揄の響きは感じ取れない。
私が彼を大切だと思っていること、それを汲み取ってくれた上での言葉だからこそ、率直な答えを返して。
それ以上は、言葉ではないものを交わそうと互いに意識は動いて]
それは分かります。
一つの手に固執するな、手数の多さも武器にしろ。
と、私も祖母から教わりましたから。
[>>2:*122物騒と言ったこちらに返った彼女の言葉に、私が返したのは悠長ともいえるもの。
だが、現状は悠長にしている余裕など無く、黒髪の彼女の動きに対して即座泥土を纏わせた左手。
これには>>2:*123彼女が思った通りの役割と、もう一つの使い道を考えての選択で]
即席でも、身を守るくらいは叶う強度はありますよ。
試してみますか?
[こんな軽口を返しつつも、私には>>+6様々な色持つ羽根も、右手に現れた鋭い切っ先持つ剣もどんな代物かはわからない。
分かるのはどれも侮れない力を宿しているだろうことくらい。
だから油断は生じさせることなく、彼女の動きの全てを見つめる。
>>+7その視線の動きにも気付いたが、そこだけに注視はしなかったから彼女の動きにも不意を突かれることは無く。
けれど、それでも彼女の速さには敵わないことも理解していたから]
─────…っ!
[狙われていた右肩は、半身を逸らすことで直撃こそ避けたもの。
鋭い切っ先は服を切り裂き、その下にある肌も裂いて鮮やかな紅を散らす。
刹那、湧き上がった何か───巻き戻った、といったほうが正しいだろうか。
そんな感覚に陥るも、それに捕らわれずに済んだのは巻き戻ったその時が、彼との手合わせをしていた頃のもの、だったから。
手にしていた長柄を迷いなく手放し、自由となった右手でこちらへと振り下ろされている右腕を獲り。
身体を反転させるようにぐい、と引っ張ってそのまま彼女の背に乗るように押し倒すのと、長柄が音を立てて地に倒れたのはほぼ、同時]
[そして]
……これでもう、身動きは取れないはずですが。
まだ、続けます、か?
[その背にある翼を傷つけぬよう、けれど身動きは取れぬように右手を後ろ手にしながら地に押さえ。
問いかけを紡いだのと、もう一方の決着が着いたのはほぼ間を置かぬほど、だったろうか。
視線を向ければ、あちら──黒髪の男性からも声がかかったかもしれないが]
[戦い自体は見ている余裕なども無く。
男性陣は二人とも満身創痍のようにみえたが、それでも勝利の軍配はイェンスに上がっただろうことは見て取れた。
身動き自体は取れぬようにしているものの、顔は自由に動けるはずだから私が地に押さえている女性にもそれは見て分かることで]
…これは私たちの戦い、でしょう。
あちらの決着がついた以上、
こちらもそれに準じませんか。
[そう問いかけ、彼女の了承を得られれば──得られずとも、黒髪の男性の戦闘継続が難しい以上一人で二人相手は無茶だと説得をして。
彼女を解放すれば、こちらも戦闘終了と相成った*]
─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[身体を起こし、黒髪の彼女を自由の身にして。
地に伏せさせた彼女には土埃がついているだろうと、ぱたぱたと服をはたきながら]
すみません、汚してしまいましたね。
けれど、大きな傷をつけなくて済んで、良かった。
[そんなことを紡いだ後に、微か、表情を和らげて]
……あのひとに、直接言ってあげればって。
戦う前に、貴女が言ってくれたこと、嬉しかったです。
言えないけれど、言いたい言葉ではある、から。
貴女が分かってくれて、嬉しかった。
ありがとう。
[>>2:191彼女が言ってくれた言葉に対しての本心を、改めて紡いでから。
彼女に支障が無ければこれで離れることとなっただろう]
[先ずは地に倒したままだった長柄を取り、その刃に傷がついていないかだけを確かめる。
手に取ったところでずきりと痛んだ右肩に、傷口を洗って手当が必要だなと思いはすれど。
それよりも先にと優先したのは>>21片膝をついている彼の下へと向かうこと]
…お互いに、勝てました、ね。
[満身創痍ともいえる様子に、かける声はまず、試練の第一歩を乗り越えた確認。
それから]
……記憶がなくても。
無茶なところは、おんなじ、なんですね。
[泣き出しそうな顔で、言葉を紡いで。
そっと手を添え、「動けますか?」と問いかけた*]
/*
やぁ、なんか変に長考した…
ここは怒るところだろーか、と思ったのだけどなんかしっくりこなくてなぁ。
怒る方向で書いては消し、書いては消しやってたらこんな時間経ってた。
そして結局怒るのやめたらすんなりできた…
─ 川 ─
[>>57返った声自体は確かなものではあったけれど。
その姿を見れば、身を動かすのも容易ではないだろうとは簡単に察せた。
こちらの傷など彼に比べたら可愛いものだ、とはまぁ、比べるものでもないのだけれど]
そこは、変わっていてくれた方が
良かったところ、なんですけど。
……困りましたね。
多少の手当は出来ますが、さすがにこれは…
…とりあえず、上着を脱がせてもいいですか?
[>>58やせ我慢もしない所を見れば、彼自身も自覚があるのだろう。
せめて身体を休められる所まで移動できればと思ったが、それも難しそうだ。
手持ちの材料を全部使っても足りないだろうとも思えばどうしたものか、と眉を下げつつ。
少しでも楽な姿勢が取れるよう、服を緩めても良いかと問いかけた**]
─ 『神魔の領域』・川エリア(戦闘後) ─
[彼女が優しい人であることは、>>+13戦う前のやり取りでとうに知っていた。
だから、>>+14戦いの最中には不似合いな諭すような言葉も気にはならなかったし。
>>+15その真っすぐな切っ先の狙いも、彼女らしいと思えるもので。
そのおかげで肌を裂かれる程度に留められたのだが、受けた傷は何らかの術がかかっているようだった。
>>+16陥った感覚、懐かしい記憶に戻ったようなそれは、彼女もまた同じものを見ているとは知らず。
その記憶の中で成していた手合わせの型が、今の私の打開策とも相成った]
……さすがにこの状況で、離すことはできません。
[右手を取り、地に組み伏せた状態で。
>>+17彼女から向けられた声に生真面目な答えを返す。
どうしても暴れるようなら、左手に纏った泥土を剣の形に変えて──ということも出来たのだが、そこまでするのは憚られて]
[どうしたものか、と悩むよりも早く、男性陣の間の決着に気付いた彼女の動きが止まった。
そのまま、暫くの間は無言が続いたのだけれど。
>>+18異議を唱えない、という言葉に、やっと安堵の息が吐き出せて]
……ありがとうございます。
乱暴な真似をしてしまいましたね、立てますか?
[身体を離しながら左手に纏っていた泥土を解除し、地に組していた彼女へと問いかけるが、身を起こす様子はない。
ひとまず服に付いた土埃を払おうと、ぱたぱたとはたきながら声をかけていたのだが]
はい?
…あぁ、これくらい大したことはありません。
よくあることです。
[>>+20顔の傷を言われて、そこでようやく矢が掠っていたことを思い出した。
痛みも無いし気にしなくていいと言おうとしたのだが、投げ渡されたそれを反射的に受け取って。
効くから使って、という言葉に一、二度瞬いて]
ありがとうございます。
遠慮なく、使わせていただきますね。
[>>+21返さなくてもいいという言葉も併せてお礼を言った後、>>+22続いた言葉にまた、瞬いて。
視界が微かに歪んだのは、やっぱり涙腺が緩んでしまっているせいかもしれない。
すぐに言葉を返したいのに、声を発するのは少しの時間を要した後]
───…は、い。
がんばり、ます。
[微かに震えて、けれど確りと答えて、彼女の傍を離れていった*]
─ 川 ─
[黒髪の彼女の傍を離れ、近寄った彼は意識こそあるもののひどい有様で。
無茶な所は変わっていてくれた方が良かったと言った私の言葉に返された>>60苦笑を見て、胸の中に痛みが生まれる。
3年の記憶の中でも何度もみた顔だ。
けれど彼は、私の知らない12年の間にもっと沢山この表情を浮かべてきたのだろう。
12年。私が知る3年よりはるかに長く、私の知る彼が生きてきた年月よりもまた長いそれ。
義父さんと呼ぶ人がいて、何人も部下がいて、すべきことが出来ていて。
仮に記憶が戻ったとしても、積み上げてきた12年よりも優先されるべきはもう、彼には残ってなくて]
……そうですね。
差し出がましいことを、言いました。
[苦笑に返した表情はすぐに瞳に伏し隠し。
傷の手当を、と話を変えたのだったが]
あれ…あの蝶。
[>>63ひらひらと舞う薄緑の翅から、桜色の鱗粉を振り撒く蝶に気付き、視線で追って。
鱗粉と共に風に乗ってどこからか届く桜の香が鼻をくすぐると共に、肩の痛みとひっそりと感じていた身体の重みが薄れ始めたのに気付くと、ぱちり瞬き]
…やっぱり、神魔の使いかなにか、なんだろうか。
[僅かではあるが確かな変化は、あの蝶が齎したものだろう。
思えばイェンスと引き合わせてくれたのも蝶だったし、姿は見せずとも見られてはいるのだなと思考しつつ]
…ともあれ、助かりました。
ありがとうございます、蝶々さん。
[この先神魔にも会えることがあったらお礼を言わなくてはと、言葉が通じるかはわからないけれどと思いながら薄緑色の蝶へとお礼を言って。
イェンスを見れば、>>69彼も楽になったらしく安堵の表情が見えて、こちらも微かに安堵の息を落とし]
さて、それじゃあ傷の手当に入りましょう。
あちらの女性から頂いたお薬もありますし、包帯を巻いて休めば動けるくらいには回復できるはずです。
ついでに上着の綻びも縫っておきますから、しばらくこれでも掛けておいてくださいね。
[そういって腰に巻いていた一枚布を渡しながら、身体を見せてくださいとばかりにぽんぽん、と膝を叩いた*]
─ 川 ─
[>>73瞳を伏せて表情を隠したつもりだったから、そんな私を見る彼の表情がどんなものだったかは見ていなかった。
どうすればいいのかなんて思われていたとも知らず、蝶から与えられた効果に話題はそれて]
神魔の領域、ですものね。
[此処に足を踏み入れるまでは半信半疑…というか、ほぼ疑っていたものだけれど。
胸ポケットにある花と届いた声、同じように花を持つ二人との戦いを経た今はもう疑いの余地も無い。
イェンスからの同意に、自分も頷きを返してから手当を始めようと声をかけ]
[>>74思いのほか素直に応じる様子も、懐かしさを忍ばせるもの。
それは声に出さぬものの、素直に脱がれた上着の下、露わになった身体に在る幾つもの傷を見て息を飲む。
今の戦闘でついた傷の多さもそうだが、あきらかに古傷と分かるものの多さと]
……この、きず。
[背中に残る、大きく歪な爪の痕。
彼が両親たちと住んでいた里が壊滅した理由は、魔物の襲撃と聞いていた。
やはり彼も襲われていたのだろうと──それを乗り越えて、今此処に生きているのだと。
その傷が語っているように思えて、また、瞳に揺らぐ雫が浮かび]
………生きていてくれて、よかった
[指を添わせて、小さく呟いた声は
彼の耳にまで届いただろうか]
[なんとか、その雫を零すのは耐えながら新しい傷に黒髪の彼女から貰った薬を塗っていく。
幸い全部使いきらぬ前に、全部の傷を塗りきって。
大きな傷には当て布を当ててから包帯で固定までを終えて、身体が冷えぬように腰に巻いていた一枚布を掛け]
上着が繕えるまでは、これを羽織っていてくださいね。
[軽装で来てしまったからウエストポーチしか身につけていないけれど。
この中に裁縫用具も入れておいてよかったと思いながら、イェンスへと声をかけ。
彼の上着を繕い終えてから、自分の手当をするつもりで隣に腰かけた*]
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