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料理人 ノーラ は、特攻隊長 ゲオルグ を占った。
ー回想・3Dのいつかー
[連絡を入れ、しばらくしてか。
約束通り、ゲオルグは姿を現してくれただろうか。]
来てくださったんですね。
龍のスープです。ご賞味あれ。
[先陣を切ったゲオルグに、お疲れの意を込めてスープを差し出す。
彼は喜んで飲んでくれただろうか。
もしスープを飲んだならば、彼の身体に衝動が走る。…はニッコリとした表情を見せるが、その瞳の奥で彼の変化を見逃さなかった。彼は人狼だったのだ。]
[今日正体を知りたい人物は。
ドロシー、テオドール、
もしくは自分の正体が知りたい迷える子羊
かもしれない。
ゲオルグが人狼だとわかった今、
頼れるのはテオドールである。
そしてドロシー。
どうせ彼女に殺されるなら、命の恩人を前にスープを出して死ぬのが本望だろう。だが、彼女を占って死ぬ運命に、ゲオルグとのやり取り次第ではこの世に未練が残るかもしれない。
もしくは、自分の正体が知りたいと困惑する者がいれば、心を落ち着かせてとスープを出してあげるかもしれない。]
ー現在・レストラン?ー
[それはゲオルグと会った前か、後か。
恐らく前だったのではないだろうか。]
はい、こちらノーラ、聞こえます。
[腰につけた無線が鳴り、高い声が聞こえる。
それはドロシーからの無線だ。]
ー回想・ナネッテとー
[そういえばそうだった!
しかしノーラは自分の犯した罪に気付かない!
彼女は強いという言葉に疑問を示す。
殺すことは、逃げの一種だという。]
人を殺せる度胸があるなら強いんじゃないですか。俺は……もし海賊に人狼がいても……殺せない。
[星の教えを忠実に守ってきた…にとって、人の命を奪うのは自分が死ぬのと同じようなもの。
例えそれが人狼であっても……
…は言葉を続ける。]
俺思うんですよ。
仮にその人にガルーが宿っていたとして、人間の時の人格まで殺しちゃっていいのかって。
それが本来のその人な訳で。殺さなきゃ自分が危ないのはわかってるんですけどね。
[お人好しではなく、これまで人の暖かさに触れた彼なりの真理なのだ。彼女に赤い聲が聞こえることは知る由もなく。]
ー回想・レストランー
[ゲオルグは、龍のスープを前に顔をしかめ口元を抑えた。鼻のいい…でも感じないほどの血の香をもしかして感じているのか、と不安がよぎる。もちろん、表情は明るく変えぬまま。
______そして一口スープを啜る。目がスープよりも遥かに赤く輝く。
……彼が人狼だったのか。内心そう思いながら、フラつく彼を心配するように演じるがどうだったか。演技が上手くいけば、きっとゲオルグは敵意や達観は感じなかったはずだ。]
すみません、味付けがキツすぎましたか……?
[彼が遠くへ行きたいというならば、わかりましたと素直に行かせただろう。
そして、何の変哲も無いスープの味を確認する。普段口に合わないと怒るゲオルグが、一切怒らなかったのだ。彼は口に合わなかったんじゃない。口にあいすぎたのだ、と。]
[そして、ずっとゲオルグに怒られていた日々を思い出す。あの時の彼は、確かに人間であった。
そして、人狼ではなかった。
推測だが、甘いものは衝動を抑えるために食べていたのであろう。
彼はガルーの人格に抗い、苦しみ続ける人間だったのだ。ナネッテの言葉を思い出す。人狼なら殺せる、と。]
______やっぱり、俺には殺せない。
ー現在・レストランー
[ゲオルグが去ってどれくらい経っただろうか。
スープは飲み干した。見ているだけで、彼のフラつく姿がフラッシュバックされるのだ。自分の料理を、ここまで美味しくないと感じたのは初めてだ。
そして、またドロシーから連絡がかかってくる。]
……はい。どうしましたか。
[返す声は、少し元気がなさげだったか。]
[もしドロシーがお腹が空いたとでも言えば、何か作るからとでも言って、直接話せるように聞いて見るだろう。
ドロシーから何か案件があれば、まずはそれを聞くだろうが。]
ー回想・ドロシーと連絡前ー
[スノウから、点呼と情報共有のための招集がかかる。
一度メイン・サロンに行ってみようか。
伝達によれば、身元不明の人狼が死んでいたらしい。]
ー現在・ドロシーとー
[無線がつながり、ドロシーの声が届く。]
はい、ちゃんと生きてますよ。
大きな音ですか?確かに聞こえましたけど、この辺ではない気がしました。
[そういえば大きな音が起こった気がする。
何か戦いが起こったのかとは思ったが、まさかあんな武器庫全壊の大惨事になろうとは。
さて、彼女に何か作ってくれと頼まれれば。]
今レストランに居ますよ。
わかりました。来てくれたら、何か料理を作って出しましょう。
[いつでも来てくれるよう、招待する。
一応、スープの余りは残しておこうか。
ドロシーの様子次第で、出すかもしれないし出さないかもしれない。しかし、今のところはゲオルグの事で頭がいっぱいなようだ。]
ー回想/メイン・サロンー
[メイン・サロンにはどれくらいの人が居ただろうか。まずは言われていた議事録に情報を書き込む。
______ノーラ、生存。
それだけ、ただそれだけを書き込んで、議事録を閉じる。ミーネのこと、ゲオルグのことは何も書かなかった。いや、2人を守るためには、書けなかったのだ。]
ー現在・レストランー
[連絡からしばらくあってか。
ドロシーは約束通りやって来てくれただろう。
…を見ての安堵の息と、自分の料理が食べたいというドロシーにニッコリと笑って]
ありがとうございます。
ピザを焼いておいたので、是非。
[エネルギーをつけてほしいと、ピザを机に並べる。
共に食べると信用が得やすいという、ランチョン・テクニックなんかもしれっと狙っていたり。]
いやぁ、まさかラグナロク強奪がこんなことになるなんて、思いもよりませんでしたよ。
船長もこんなの初めてじゃないですか?
[船長との久々の再会に、自然と心も落ち着く。
さて、タイミングを見計らって本題を切り出そうか。]
で、もしの話ですけど。
海賊に人狼がいたら、船長ならどうしますか?
[ついに人狼について切り出す。まさか人狼の内訳があんなカオスなことになっているとは、知る由もなく。
さっきより真剣な面持ちで伺うが、重苦しさはあまりないかもしれない。]
ーレストランー
[彼女は美味しそうと言いながら、ピザを口にする。
チーズが伸びてにょーんと伸びるのを慌てて指で絡める仕草は可愛かった。(決して浮気ではない)
何時もより食べるペースは遅いのは、メイン・サロンで体調が悪そうなのを見ていたので特に何とも思わず。]
ま、これはこれで色々あっていいですけどね。
[申し訳ないと頭を抑え首を振り、ため息をつきながらこちらを見るドロシーに気を遣わないように、遠い窓を見ながら椅子の背もたれに身体を倒す。]
対話……難しいですかね。
[心を鬼にするというドロシーの言葉に、…は口を結びうつむく。ただ同時に、皆の命を優先するという彼女の言葉にはたくましさを感じただろう。その仲間が人狼であることは知る由もなく。
お前ならどうする、という問いかけに、少し間を置き]
俺なら……説得したいです。
もし人狼がいたとして……宿主を殺すことは出来ません。説得して、冬眠してもらいます。コールド・スリープに入れば、死ぬことはないでしょうから。
[その身を守れという微笑む彼女には頷いて。
浮かぶのはゲオルグの顔。
例え3年前、既に…の知らないところで侵食されていたとはいえ、…の中では彼は人狼という名の人間なのだ。]
ーレストランー
[死ぬことがない。それは本当に救いだろうか?
食べる手を止めたドロシーは、こちらをじっと見る。その目は真剣だった。
彼女は続けた。死ななければ本当に良いのかと。そして故郷で孤独であったこと。他の星の血が混じるが故、共生できなかったことを告白する。
…は瞼を下ろす彼女を、じっと見つめていただろう。
そして人狼がコールド・スリープに入れられると孤独になってしまうであろうこと。そして、人狼側からすれば全て人狼になれば皆生き残れるということを告げられる。]
それは、そうかもしれません。
けれど、人狼にはなりたくない。人狼になれば、結局人を殺してしまうだろうから。
ならば、やはり人狼は他の人を守るために殺すしかないんでしょうか……。
[…は口をギュッと閉じ、目を瞑る。ミーネを守るためなら。やっぱり最後は戦わなければならないのかと。]
もしそうだとしても、助けられれば助けてあげたいですけどね。
死んでしまえば終わりです。船長がマーティンさんに拾われたように、転機が訪れることはない。
[絶望的な願望であることはわかっていた。いや、人狼でないが故にわかってなかったのかもしれない。しかし。]
わかりました。人狼を見つけたら、仲間を守るためです。その時は……頑張ります。
[と一言、ピザの最後の一切れを口にして答えただろう。]
[そんな時だったか。ノーラの無線に着信が入ったのは。]
はい、こちらノー……テオさん!?
[腹が減って死にそうと一言と同時に、ばたりと倒れる音。近くでガヤガヤ聞こえており、恐らくメイン・サロンの近くだろう。]
船長すみません、テオさんが腹が減って死にそうみたいなので迎えに行ってきます!
[そう言って、駆け出して行っただろう。]
ーメイン・サロン近くー
あっいた!!
[テオドールは、ぐったりと目を閉じて倒れていただろうか。すぐに駆けつけ、声をかける。]
大丈夫ですか!?
とりあえず、栄養ドリンク飲んでください。
歩けるようでしたら、レストランまで行きましょう!
[と言ってバッグから栄養ドリンクを取り出し彼に渡す。果たして彼は反応してくれるだろうか。]
料理人 ノーラは、機関長 テオドール を能力(占う)の対象に選びました。
ーメイン・サロンー
[彼の意識は朦朧としていて、栄養ドリンクを掴んでいることもできなかった。
肩を貸してくれと言う彼の言うように身体を寄せて、肩を貸す。彼の顔色はよろしくないように見え、あまり眠っていないのかもしれない。]
なんとか歩けそうですか?
とりあえずどこかで休みませんか?
[と提案してみるが、どうか。]
ーメイン・サロン付近ー
[彼の意識は朦朧としていて、栄養ドリンクを掴んでいることもできなかった。
肩を貸してくれと言う彼の言うように身体を寄せて、肩を貸す。彼の顔色はよろしくないように見え、あまり眠っていないのかもしれない。肩を貸すと、なんとか彼は自分で歩き出そうとした。]
なんとか歩けそうですか?
とりあえずどこかで休みませんか?
[と提案してみるが、どうか。]
料理人 ノーラは、料理人 ノーラ を投票先に選びました。
[…は残った龍のスープでスープハンバーグを作るつもりだ。果たしてテオドールは食べてくれるだろうか。
もちろんこれを食べれば、テオドールの正体を知ることになるだろう。]
料理人 ノーラは、【金馬】通信士 ハーラン を投票先に選びました。
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