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― ほらあな ―
[湿り気のある、覚えのない空気の中、目を開ける。]
…どこだ…、ここ。
[耳に違和感がある。左耳がチリチリと痛むような。
その痛覚を探り当てようと耳に手を這わすと…。
ない。
いや、あることにはあるのだが、ひどく不完全な形であった。逆U字の耳介は噛みちぎられ空気に触れた神経が痛むのだと知った。]
わあっ…!
耳…、耳が!
[パニックになった…は自分の身に降りかかったことが理解しきれず、しばらくわめき泣いていた。]
[しばらくして昨夜のことを思い出してくると、ぐずぐずと鼻を鳴らしながら]
あ…そっか。僕…。
[「
脇目も振らずに泣きわめいていた声は、シェイやローゼンハイムにも届いたであろうか…。]
…。
[ひりひりと痛む耳に涙が止まらない。
左の掌を見ると先ほど触った指先に血が染みていた。
それを見るとまた悲しさが込み上げて来て、自分の耳を労わるように唾を付けた。]
[少し落ち着いてきた…は自分の置かれている状況を把握しようと努めた。
ローに耳を噛まれてから意識がない…。
どこかに運ばれたのかなあ。多分そんなに遠くはないはずだよね。助けを呼んだら聞こえないかなあ。
というか、このほらあなはなんだろう…。昔誰か住んでたところなのかな。出口はどこにあるんだろうか…。]
ロー…?いるの、いないの?
どなたかいませんかー…?
[ガランとしたほらあなで、…の高い声は良く響いた。]
[しばらくそんなことをしていると音を聞きつけたシェイがこちらに向かってきただろう。
久しぶりの再会に先に声を挙げたのは2(2x1)が先だった。1シェイ2ゲルト
もし、相手が先だったのならローがオオカミであるということを伝える前に何か感じとったかもしれない。自分が先なら真っ先にいなくなったことを叱り、無事でよかったと伝えただろう。
おそらく相手もすぐに…の耳の異変に気がついただろう。]
今の声……、ロー…??
[ほらあなの中で反響した声は一体どこから聞こえてきたのか。とにかくその苦しんでいる様子が気になって、声の聞こえた方に走っていった。
シェイにはここにいるようにと告げたが付いてきたら止めはしなかっただろう。
声の主にはそちらに向かう足音が聞こえただろう。]
/*PL的には二人が元仮面師COしてるから灰はあと五人なのですね。でもPC投票するならそこにも票は入るかも?
そろそろ表立って疑い愛するのかな?
ルートの動きに期待
/*ご、ごめんなさい。
それ後から気付いたんです!
何か何も考えずに甘噛みしてすみませんでしたっていうw
PL的にはやっちゃったーだけど、PC的には「耳を噛んで眠らせる&仲間にする」ってのを知らなかったし、そういうのを匂わせるのNGみたいだったから、別段意識してませんでしたよっ、で済ませる算段でした…←
ローさん誤解させてごめんなさーい。頑張って仲間を探してねっ。うさぎCO増えればそれだけ枠も狭まるしねっ
[その問いかけに答えはあっただろうか。去っていくローの背に、慌てて]
ね、ねえ!レッくんは…、ローゼンハイムさんはどこ?!
[と叫んだが、その返事は聞けなかっただろう。
切なそうな声で褐色の彼の名を呼んだシェイの身体を引き寄せて「大丈夫だよ」と安心させようと優しく身体をさすった。]
[>>+19ぽつり、と呟くシェイに]
…そうだね。
僕はローに襲われたよ。彼がオオカミなのは間違いないと思う。
でもオオカミってうさぎを殺すんだと思ってた。
[後でゆっくり喰われるのだろうか。
それか、ゆくゆくは自分もオオカミになってしまうのだろうか…。]
…シェイ。
僕がもしオオカミになりそうだったら…。すぐに僕から離れてね、いいね?
[自分の身体がどうなるのか、ここはどこなのか、ローの目的は何なのか。全てが不安で…、ストレスに押しつぶされそうだった…だったが、自分がつぶされる前に、この小さな友人だけでも救ってやりたい。そう思う…だった。]
うーん…、ごめん。僕にもよくわかんないや。
僕もオオカミなんてお伽噺や伝説上の生き物だと思ってたし。
[噛まれたらオオカミになるのか?
そう尋ねられたが…は眉根を寄せて首を捻った。
シェイがローゼンハイムの居場所を知っていると言えば、そのまま案内を任せた。]
やっぱり、居なくなった人はみんなここに…。
[そういえば、今どのくらい時間が経ったのだろう。皆心配してるだろうか…。]
カッくん…大丈夫かなぁ。
…レッくんが連れてかれるってなってかなり堪えてたみたいだけど…。
[早くレトを探して無事を伝えなければ…。]
ファムも…。お風呂から出たら一緒に寝ようと思ってたのに…。
[何となく人に慣れていないような…そんな不安定な危うさがあった。今頃泣いてやしないだろうか。
そんな思考を巡らせた。
そんな中、カラスがどこからかやってきて、まるで他人事だと言わんばかりに簡単に今の様子を伝えた。]
ローゼンハイムさん…、酷い…。
[傷ついた彼の左耳をぺロリ、と舐めて少しでも早い回復を祈った。]
今日もまたレッくんのように誰かを送るのかなあ…。
早くオオカミを見つけてね…皆。
[自分もやれることをしなくては。
ローはここに来ている。どこかに脱出経路があるはずだ。それを探さないと。
そう、思う…だったが、耳を齧られているからかどうにも気力・体力が奮わない。今日はその為に比較的落ち着いて考えられたのかもしれないが。]
今日は…休もうか…。ごめん…、少し… 疲れて…。
[シェイに何とかそう伝えると、規則正しい呼吸に変わっていった*]
/*シェイの中の人はすごいなぁ…。見学なのに滅茶苦茶ログを読んでるのではなかろうか…。
そう思うんならちったぁ自分も判りやすいように伝えろよって話ですね、すみませんorz
後ローも赤も落としてるのに、表も…喉が…。
というか多分ローは独狼ですよね。襲撃ロル落とすのが一人なのはしんどそう。お疲れさまです…。
/*
マーさんの思考回路謎くて好きですw
どうしてそうなったwっていうタグをつけてさしあげたい♪
リヒャルトとマレンマもっと絡みたかったなあ。このひねくれてる二人に感化されて私も捻くれたい☆
/*っていうか睡狼って自分が睡狼かも自覚してないんですね。
この編成で行くと最初の睡狼だけ、自分が睡狼(偽装村人)であることを知っている。そんな感じでしょうか。
なんだ、じゃあ私タクマさん信頼してたら駄目だったんじゃん…←
…傷つけても好きな人を…。
僕は…。綺麗なものを傷つけたくない。守りたいよ。
…でも。
もし、ファムが他の人に夢中になっちゃったら…、僕以外の人にあの透明な笑みを浮かべてたら…僕の心はオオカミよりもおっかない悪魔に…
なるのかなあ…?
タクマさんは…きっと僕なんかに目もくれないだろうから…気にならないけど…。嘘、ちょっと気になるけど。
…でも、いいんだ。
タクマさんは僕なんかと全然違う、カッコよくて優しくて背も高くて気配りが出来て、筋が通ってて背も高くて…。だから、僕以外の人を好きになって当たり前だもの。
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