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酔いどれ聖職者 ゲオルグは、剣を背負った少年 フィオン を投票先に選びました。
酔いどれ聖職者 ゲオルグは、白虚星 イェンス を投票先に選びました。
― 回想 ―
何だ、瘴気にでもやられたのか?
あんまり無理すんなよ……っと
[ヴェルナーやゾフィヤに言われるまでもない。
軽口を叩きながらフレデリカの傍に膝をつき、回復魔法をかけた。
聖なる光が彼女の体を包みこむ、が。フレデリカの表情が柔らぐことはなかった。
眉を寄せて思わず呟く。]
……こいつぁ――まずいな。
瘴気に反応する植物による呪いっつったか、ヴェルナー。
[種はすっかりフレデリカの体中に根付いてしまっており、瘴気を吸ってさらに成長を続けている。
彼女の周囲の瘴気を相殺することでその成長を止める事はできるだろうが、無理に種を消滅させようとするにはフレデリカの体が保つかどうか――]
いや――
[保たない事は明らかだった。
むしろ、回復魔法をかけ続ける事でフレデリカの苦しみを長引かせてしまうことになりかねない。
その事を悟り、回復の術を止めた。]
一体、誰がやった?
[イェンスに抱きかかえられたフレデリカに、その言葉が届いていたかどうかはわからないが。
少女の指がイェンスの喉元に伸び、ボタンを引き千切り、そして――>>1:91]
タチアナ――それは、無理だ。
[>>25 フレデリカを助けて、と叫ぶタチアナへ返す言葉は冷徹にも聴こえる一言。
彼女へと襲いかかろうとする枝葉を拳で灼き払い、背に庇う。]
これ以上癒しの術を使ってもフレデリカの苦しみが長引くだけだ。
[それならいっそ、と言わんばかりに赤い桔梗へ拳を振るった。]
[やがて、フィオンの剣が赤い桔梗の動きを止めた。
フレデリカの残骸に近づくと、懐からスキットル……ではなく聖水の小瓶を取り出すと血に濡れた地面にそれを蒔き、手短に祈りを捧げようとした。
しかし、イェンスの声>>16に、それは已む無く中断することになる。]
――ったく、次から次へと面倒だな
死者をゆっくり弔ってやることもできやしねえ。
[呆れた視線をイェンスと、彼の胸倉を掴みあげたヴェルナーへと向けた。]
エレオノーレもバルタザールも……セルウィンもあっち側の人間だったんだ。
まだ他に奴らの仲間が何人か紛れ混んでいてもおかしくねぇだろ。
[フレデリカの最後の行動。罅割れた水晶から、ヴェルナーから聞こえる声。
イェンスがそうである可能性を否定する要素はなかった。]
ま、お前さんがそう言うならオレは止めねぇよ。
他の奴らもお待ちかねのようだし、先に行かせてもらう。
――せいぜいぶっ壊れるんじゃねえぞ、ヴェルナー。
[>>14 ヴェルナーの提言に肩をすくめると、二人に背を向けて開いた門へと歩みをすすめる。]
― 迷宮・地下一階 ―
まー、悪趣味だこと。
心底帰りてえわこんな辛気臭いところ……
[生きているかのように蠢く壁、足元は毒の沼。至る所に咲いているsteelblue色の小花は可憐ではあったが、毒の花粉を撒き散らせている。
長旅で煤けたローブの裾を毒の沼で汚さないようちょっと摘んで(可愛くはない)、毒づいた。]
ローブ、汚すと教会の奴らうるせぇんだよな……
浄化するか……ドロシー、ちょっと手伝ってくれ。
[風の賢者を不躾に手招きすると、彼女の操る風を使って、フロア全体に浄化の力を流す。
完全に消し去ることはできなくても、進むには影響ない程度に毒を中和させることができただろう。]
― 迷宮・地下一階 ―
さて、浄化も済んだし…ヴェルナーが戻る前に手分けして先に進む道でも探してみるか。
お前らはちょっと待ってろ。
[彼が戻らない可能性もあったが、それについてはあえて考慮せずにそう提案する。
そして一人迷宮の探索へ出かけた。
だから、カークの異変に気付かなかったし、彼がフィオンを刺した現場にも居合わせなかった**]
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