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ゼファー新元首 バルタザール は、オオミミトビネズミ ラヴィ を支配した。
来い...!
[ 迸るような覇気が跳躍したヴォルフの全身に漲っている。
まるで肉食獣に襲いかかられた時のような緊張と興奮が男の身内に膨れ上がり、自然に左腕を頭上に翳しながら、右手に持った白樺を相手の足元めがけて振る。
腕を犠牲にしてでも獣の足を止めるつもりで。 9(20x1)* ]
くぁっ!!
[ しかし、獣の牙は男の腕を着実に捉え、ぴしりという音と共に、翳した左腕に痛みが走る。ほんの僅か、枝葉の掠った辺りに朱が滲んだ。* ]
/*
言われた端から、低い出目を出す私でした。しかしここは受けておきたかったところです。
[ わざわざ怪我したよね。 ]
>>0:*17
ぶっちゃけ師匠をぼこりたかった。(まがお
ゼファー新元首 バルタザールは、オオミミトビネズミ ラヴィ を投票先に選びました。
...今度はそちらに一本だな。
[ 外からの蒸気の熱とは別に、内側からの熱が男の血脈を巡る。それは傷から入った毒のためか、それとも、目の前の男に魅入られかけているためか。
自分でも判然としない。 ]
あと一手...
[ 左腕を引き寄せる動きと、その瞳に揺れる欲の色に、眉を顰める。>>13 ]
お前は、本当に、ヒト、か?
[ 舐めようとするなら止めはしないが、その血には、今受けただけではない毒の匂いがするだろう。* ]
/*
>>*16
そこ、何に喜んでいるのですかwww
ぶっちゃけ、こいつの血はあんまり美味しくないのでは?という。
でも舐めてもいいのよ?
[ 本気で食べられるとカナンが怒る気がするので、それは避けるつもり。 ]
カナン、今、どこにいる?
[ 敵手の正体に些か非現実的な危険を感じた途端、思い出したようにコエを送る。
ここがどこなのかは不明だが、近くに彼が居ることは確信していた。* ]
/*
>>*22
俺はそもそも、お前とヴォルフの対戦を見学できるんじゃないかと思ってたんだが、どうしてこうなったw
[ だから武器も持ってこなかったらしい ]
/*
>>*27
それは知ってるwまあ、うちも戦闘民族だから仕方ないな。
ていうかアイスホッケーwあったら怖いけどあってもいいのかもww
リトス。
[コエが届いた瞬間に、心臓が一つ跳ねる。
それだけで見知らぬ風景が、慣れた世界と同じになった。]
部屋だ。服を借りていた。
お前は?
[すぐ行く、とは言わずとも伝わるだろう。
鼓動が近い。*]
[ コエが届いたと同時に、こちらも鼓動が強く脈打つ。ヒトならぬものに魅入られかけた頭の靄も晴れるよう。 ]
服か、この国の服は少し小さいな。
...ああ、そういえば外にある浴場はなかなか面白かったぞ。
[ 安堵の後に、少しばかり後悔する。ここにカナンを呼ぶのは危険に近づけるに等しいと気付いて。
来るな、と言えば逆効果なのは分かっていたから、急がずともいい、と、伝わるよう、そんな観光案内を交えてみたが、上手くいくかは甚だ怪しかった* ]
[コエは求める調子だったから、彼がなんと言おうと行くつもりだった。
だいたいあいつは誤魔化すのが苦手なんだ、とは観光案内を聞いての感想。]
温泉か。
確かに、ここの人間にも温泉を勧められたな。
そうだ。魔法使いに会ったぞ。
後でお前にも紹介してやる。
[勘違い情報を嬉々として伝える。]
魔法使い?
[ どうやら向こうも変わった存在に出会ったらしい。紹介するというからには友誼でも交わしたか。]
お前は相変わらずだな。
[ どんな不可思議な場所であっても、物怖じするどころか、躊躇わず前進し自ら運を引き寄せる。
その変わりの無さに感じるのは、確かに喜びだ。 ]
ああ。後でな。
[ いっそ、こちらも目前の獣を紹介してやればいい、と、そんな気になった** ]
/*
ユーリエ嬢と猫さん、たいへん羨ましいのだが、そこへたどり着ける日はくるのかw
と、思いつつ、私もそろそろ失礼する。
ツルツル滑るバトル、楽しげだなw**
>>28
[ 肌と血脈を泡立たせる熱は消えないが、近くに鼓動の重なる相手がいると確信して、男は改めて冷静を取り戻していた。 ]
...人の姿をした女神の寵児になら覚えがある。
[ ヒトの括りに入れるのを躊躇う存在はアレくらいのものだが、と、答えを返したのと、濡れた感触が腕に触れたのは、どちらが先だったか。 ]
っ...おい?!
[ 突如、鼻に皺を寄せた男の姿が、蒸気に溶けるかのように滲んで黒い塊となり、外へと飛び出していくのを見ると反射的に後を追った。 ]
待て...うぷっ!!
[ 冷たい外気に触れても、感じたのは寒さよりも爽快さ。
だが、飛び散った水飛沫には流石に顔を顰めた。 ]
なんなんだ、一体...
[ 憮然とした面持ちで、まだ痺れの残る腕の傷に視線を落とす。 ]
苦い、だと...?
[ 舐めてみようとして、毒草の傷であったと思い出し、諦めて吐息をついた。 ]
寒いな...。
[ ともあれ、着るものは必要かと脱衣所に戻り浴衣と半纏を着込んで再び外へ。
どうやら本当にヒトならざるモノだったらしいヴォルフを追うつもりだ。
アレが求めるのが戦士なら、多分、行きあうに違いない相手に心当たりがあり過ぎる。** ]
/*
おこた&ぬこと、バトル観戦を秤にかけて初志貫徹を目指しているバルたんです、こんばんは。
>>74
餓狼の群れ出てるwナイタースキーの人とか居ないだろうなww
[ 風に乗って聞こえてきた遠吠えに>>74足を向ける。獣めいたヴォルフの所作は、記憶に鮮明だ。 ]
......まさか地獄の番犬というやつではないだろうな?
[ あの楽しげに戦う男には、あまり似合わない想像だったが、あまり豊富とはいえない、神話伝承の知識の中では、その程度が限界だ。 ]
一匹の気配じゃないな...。
[ どこかに武器は無いか?と見回すと、雪の中に、ぽつん置き忘れられている雪かき用のスコップが目に入った。
四角く広い先端は、槍の穂先よりも重そうだったが丈夫に見える。
手に入れた武器を肩に担ぐと、男は雪をかき分け歩いていく。
やがて視界に、狼の群れを嬉々としてぶっ飛ばしまくる見慣れた金髪が見えた>>84が... ]
派手、だな。
[ 戦い方、ではなく、蛍光ピンクにグリーンのラインのスキーウェアに目を奪われた。* ]
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