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プログラマー シェットラントは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
─ 広場 ─
あちらが近くを通る可能性を考えてなかったわけじゃないけど……いざそうなると対処出来ないものね。
[そもそも発信機等の用意をしていないため、接触することは頭から排除していた。
それでも追いかけたのは、反射と言うものである]
とりあえずラヴに何も無くて良かったわ。
[先程のことが尾を引いており、追いかけて見失った直後に慌てて確認したが、データの漏洩等は特に無かった。
得手の事柄でありながら得手で対処出来ないのがもどかしい]
最悪、大尉と顔を付き合わせてどうにか対処するしか無いわね。
[深刻な影響が出た場合はそれも已む無し、と。
一旦ベンチへ戻り、体力的な休息を取った**]
─ 広場 ─
[体力的休息を取った後、意識は再び電脳世界へと移る]
時間経過も加味すると、『シュヴェーアト』のドッグ裏からどこかを通って広場まで来た、と考えるのが妥当かしら…。
さっきの進行方向から行くと、今度は───。
[途中で引き返したりしていなければ、この基地カメラの範囲内だろう、と。
いくつかのカメラに当たりをつけて重点的にスキャンを行った]
─ 広場 ─
[スキャンする基地カメラは探査衛星の展示ブース周辺のもの。
飛行カメラアイも近くまで辿り着き、死角を映し出そうとしたその時]
《にゃぁん》
[それぞれの画面に懐かしくも小憎たらしい白猫のアップが映し出された。
勿論笑っているように見える]
………アンタ大人しくしてるんじゃなかったのっ。
[実際は異変の一つであるために白猫本体は関係ないのだが、過去の記憶が記憶だけにまた遊ばれているような感覚を抱いてしまう。
白猫のアップは数秒表示された後にふっと消え、画面は再び人の流れを映し出した]
あーもう、まだ引っ掛かるかしら。
[改めてスキャンをしてみるも、何も検知出来ずシェットラントは小さく息を吐いた*]
─ 広場 ─
……なぁんか、探そうとすると狙ったように邪魔が入るわねぇ。
[何かの意思が働いているようにも思うが、探さないわけにもいかない。
対象を見失ってしまったため、再び基地カメラ全てを対象にスキャンすることになった。
カメラアイは出店ブースの方へと進路を取る]
あら、ケルナーさん達だわ。
[カメラアイに映った姿に気付いて小さく笑う]
休憩中かしらね。
アタシももう少ししたら食糧調達に行こうかしら。
[動き回らずとも頭を使えば腹も減るというもの。
甘いものが欲しいわねー、なんて考えながら、しばらくの間カメラ越しに出店ブースの並びを眺めていた]
─ 広場 ─
[出店の事前調査をしていると、電脳世界でプログラムが検知音を発した]
っと。
居たわね……あら、バトルフィールドの傍?
[検知したのはバトルフィールド傍の基地カメラ。
物陰から物陰への移動時を検出したようで、そこに居た、と言う情報しか得られなかった]
出没先の関連性が見えないわねぇ…適当なのかしら。
[小さく唸りながら移動先の予測を別のプログラムで試算させる。
その間に取得した位置データはカークの端末へと転送された*]
─ 広場 ─
[データ送信から程なくして、カークから通信>>79が入る。
示される情報は先程こちらで試算したものと、電磁網の展開規模]
ん、これでこれ以上逃げ回ることが出来なくなる…はずね。
これだけカバー出来ていれば大丈夫だとは思うけれど。
[逃れていた場合も考え、周辺の基地カメラを中心にスキャンを続けておく]
捕まえるのは慣れてる人の方が良いわね。
こっちはあまり近付かない方が良いし。
[ぴょこ、と籠から顔を覗かせる茶兎に視線を向け、その頭を軽く撫でてやった。
あれから影響は出ていないものの、油断は出来ない]
さて、そろそろ腹ごしらえといこうかしらね。
[籠を抱えてベンチを立ち上がると、出店ブースがある方向へと歩き始めた*]
─ 出店ブース ─
[カーク達とは入れ違いでやってきた出店ブース。
様々な店が立ち並ぶ中、シェットラントは迷うことなくいくつかの出店に寄った]
やっぱり美味しいわねぇ、ここのドーナツ。
[贔屓にしているドーナツ屋から3(6x1)個のドーナツを確保して、次いで飴を取り扱う店へと寄る]
フルーツキャンディあるかしら?
3つ頂戴な。
[目的のものがあるかを確認して、棒つきのフルーツキャンディを3つ確保。
持ち運びしやすいように包んでもらい、茶兎に同居してもらった]
これ好きだったはずよねぇ。
[今も駆け回って居るだろう人物を思い浮かべながら次の店へと移動した。
お土産も兼ねて食糧調達をした後、ようやく、シェットラントもバトルフィールドへと向かう*]
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