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表を進めようとするとカナンが居て新たなミッションを出してくるwwwwwwwww
くっそwwwwwwwwwwwwww[書き直し]
― オプティモ・移動中 ―
ああ、迎えの途中に寄ったのか。
この国の至宝は護り手を置いて出かけてしまったんだな。
そりゃあ確かにお転婆だ。
学館にはまたの機会に伺う心算だ。
それでも縁が無いようなら、考えておこうかな。
[巫女姫のこと、学館のこと。
それぞれについてをアレクシス>>205に返す。
ゆらり、その手から逃れるかの如く]
餡子……ああ、温泉饅頭に入ってたやつだな。
あれって豆から出来てるんだろ?
俺らの国にはああ言うのはねぇなぁ。
あのくらいの甘さなら良いんだな、分かった。
[温泉宿で食べていたお陰で、アレクシスが求める甘さを理解出来た。
甘いものが苦手なら、いっそ塩系の菓子を作ると言う手もあるのだが、ここは”甘味”で挑むべきだろう。
腕が鳴る、と何やらシメオンは楽しげだった*]
― オプティモ・クレメンス邸 ―
[ソマリと呼ばれた貴族が闖入しての甘味騒動。
クレメンスの対処>>201を聞いて、ますますこの貴族は商人だと思った。
流石おっさん、と思っているのが表情に現れる]
[カナンからレンタルパティシエの話>>258が出ると、ソマリへと視線を向けてにっこりと笑んだ]
分かってるって。
あの辺りを管理してるなら、まつわる話も聞きやすいだろうしな。
俺の腕で領主に近付けるなら願ったりだ。
任せとけ。
[ソマリの返答によってはアレクシスに菓子を馳走することが出来なくなってしまうが、結果がどうあれ、菓子を作ることになるのは代わりなさそうだった**]
振られたなー。
……とんだ食わせもんな気がするぜ、あの貴族。
[ソマリは名乗っても居ないシメオンのフルネームを口にした。
詰まりそれは予め調べた上でここへ来たと言うこと。
率いた兵力に加え、諜報の術も心得ていると見える。
甘味好きと言う仮面の下に、智謀の士らしき影を見た]
― クレメンス邸 ―
慌しい御仁だったな。
……単なる貴族の道楽でもなさそうだ。
[良い笑顔で立ち去ったソマリを見送り、ぽつりと呟く。
統率された兵の動き、含みの在る諸処の言の葉。
行動の一つ一つに意味──悪く言えば裏があるように感じた]
あれも一筋縄じゃ行きそうにねぇなぁ。
確かに単身あそこへ向かうのは危険かもしれない。
でも単身だからこそ、自由に動ける可能性もある。
あの男は紅茶に合う茶菓子を探してるらしい。
おっさんもそうだったが、菓子のレシピはそれなりに高く見てもらえるはずだ。
俺は、行っても良いぜ。
[嵐が過ぎ去った後、屋敷へと入ると借り受けていた部屋に荷を置く。
この後にあるのは菓子作りか茶会。
ライフルは無用の長物だろう。
念のため、ナイフは懐に忍ばせておく]
え、もう準備出来てんの?
菓子作ろうと思ったのに。
[茶請け何?と聞くとたまごプリンの名が返って来る。
なるほど、と納得したものの、アレクシスとの約束もあるために少しだけ悩んだ]
やっぱもひとつ茶菓子作るわ。
カナンもプリンだけじゃ足りねぇだろうし。
なんで、茶会には途中から参加するな。
居ねぇ時の話はカナンから聞いとく。
[そうクレメンスには告げて、家令に頼み厨房を貸してもらうことに]
― クレメンス邸・厨房 ―
窯使いたいから温めといてくれっか?
あと、持ち帰りに使えそうな入れ物も一つ。
[屋敷の使用人に手伝いを願い、シメオンは材料やら器具やらを揃え始める。
アレクシスから餡子の作り方を教えてもらったが>>282、マチュザレムには小豆が無かったためにそれを使った菓子が無い。
故に餡子を使った菓子は出せないと事前に断りを入れた上で、マチュザレムの菓子を馳走すると約束した]
甘さが調整出来て、日持ちもするもの、と。
時間もあまりかけられねぇし、あれにすっか。
[用意したのは、卵・砂糖・牛乳・バター・小麦粉。
はちみつがあるようならそれも拝借した]
[小麦粉は篩を使いキメ細かくし、牛乳やバター、はちみつは湯煎して一定温度に保っておく。
容器に卵と砂糖を入れ、湯煎しながらもったりするまで泡立て器で泡立てる。
適度なもったり感が出たら、湯煎しておいた小麦粉以外の材料を入れて軽く混ぜ、篩にかけた小麦粉を均一になるように混ぜ込んだ。
全ての材料が均一に混ざった後、四角い容器に流し込み、軽く叩いて空気を抜く。
窯で火力に気をつけながら焼き上げれば、香ばしい匂いが辺りに漂った]
いよっし、完璧。
[粗熱を取った焼き菓子をナイフで適当な大きさに切り揃えれば、上下に濃い焼き色が付いた黄金色の菓子が完成する。
一口含めばふわりと柔らかく、それでいてしっとりした食感を覚えよう。
砂糖は少なめに入れてあるため、はちみつの柔らかい甘さが口の中に広がるはずだ]
[切り分けたうちの三つはそれぞれ皿に乗せ、茶会へと運ぶためにトレイへと。
残りの一つは乾燥させないために蓋付きのスープカップを譲ってもらい、その中へと入れて持ち帰り用の入れ物に入れた]
そんじゃ俺が運ぶから、悪ぃけど後片付け頼むな。
[使用人に後片付けを頼んで、トレイと土産箱を手に茶会が続く部屋へ]
そっか、分かった。
んじゃあ茶会終了までその案は保留ってことで。
ふぅん、やっぱこそ気にしてんだな。
確かに現状で国を開くのは危険だと俺も思う。
国が分断されたままでの開国は、他国に踏み込んでくださいと言ってるようなもんだ。
この辺りは条件提供でクリア出来る可能性があるが……。
[どんな感じだ?と追加情報を求める]
あ、菓子出来たからそっち行くわ。
[その途中で菓子が完成。
先にカナンへと伝えて移動を開始した]
― クレメンス邸・茶会の場 ―
[シメオンが菓子を携え茶会の部屋へと訪れたのは、未だ言葉が交わされる最中。
クレメンスに用があって来たはずのアレクシスは、今はカナンと言葉を交わしているようで、非公式の会談らしき様相を呈していた。
その中に焼き立ての菓子の香ばしい匂いが漂い始める]
[土産箱は一度部屋の隅にある小さなテーブルの上に置き、トレイに乗った皿を先ずはアレクシスの前に。
次いでクレメンス、最後にカナンの前へと置いた。
言葉が続く間は口を挟まず、会話が一段落して途切れた辺りに]
マチュザレムの菓子の一つで、「カステラ」と言う。
甘さは通常のものより控えめにしてっから、甘いのが得意じゃねぇ奴も食えるはずだぜ。
[菓子の説明をしてそれぞれに勧めた*]
「開国しないまま外国を侵略できる方法」なんてものがあったら恐ろしいな…。
物理的に考えたなら、そんなものは無いはず、なんだが。
あの暴風の結界を自由自在に操れる、ってなら話は別だけどな。
ユレ殿は俺達が結界を超えてきたことに無意識の危機感を持ってるんじゃないか?
だから部分的交流については是を示した。
半ば閉じたままでもマチュザレムと交流があると諸外国に示せたなら、それだけで牽制にはなる。
それからユレ殿が懸念してる国民性の変化だが…現時点で生じている以上、開こうが開くまいがそこは変わらないんじゃねぇかな。
開国反対の理由としてはちと弱い気がする。
……つっても、この点に関してはこっちから打開策提示するのは難しいな。
思想に縄つけることなんて出来ねぇ。
― クレメンス邸・茶会の場 ―
[自ら作った菓子を供した後、シメオンはカナンの隣の席へと着く。
不在時のやり取りの大まかな部分は既に聞いている。
けれど既に進んだ話に今更割って入ることは無かった。
交渉事に関してはカナンの方がシメオンより得意だ。
彼の能力を信じているため、求められれば答えるが、余計な口は挟まない。
適材適所、なのである*]
― クレメンス邸・茶会の場 ―
[礼>>395には笑みを返して、座した位置からカステラを口にする様を見遣る。
かち合うようにアレクシスの視線がこちらを向いた。
会心の作は甘党以外の心にも響いた模様]
それ、土産に包んどいたから、忘れず持ってけな。
[可愛いとこあんじゃん、などと思いながら、部屋の隅に置いた土産箱を指差した]
[それと同時に、シメオンの手に触れるカナンの手>>396。
視線をそちらへと向け頷き返す]
カステラは温度が命だからな、結構手間かかるんだぜ。
丹精込めたあの美味さを嫌う奴なんて居ねぇだろ。
あ、茶頼む、ありがとな。
俺、お前が淹れた茶ぁ好きだぜ。
いつ飲んでも美味い。
俺達二人が協力しての持て成し。
届くと良いな、彼に。
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アレクシスの人はカステラと言ったらザラメ付きの人なのだな。
背後の地元ではザラメ付いてないことの方が多い。
尚、その辺りどうするか悩んだ挙句、書かないことにした俺だった。
おっさん、カステラを舐めちゃいけねぇぜ。
これは単にレシピ通りに作っても、素人じゃあ上手く作れねぇ。
いくつかある”コツ”を覚える必要があるんだ。
だから、俺の授業も受ける必要があんぜ?
[レシピを買い取る気満々のクレメンス>>409に、安くは無いと言わんばかりに口端を持ち上げる]
お前のほとんどは甘味で出来てんのかよ。
……出来てそうだな。
[笑いながら突っ込んだが、少し考えて妙に納得してしまう。
それだけ、シメオンもまたカナンに甘味を供してきた]
美味いもの作るには手間がかかるのは当然。
食べた奴に幸せを感じてもらうためだ、苦にはならねぇ。
特に、お前に食ってもらえるならこれ程嬉しいことはねぇよ。
甘味はお前の原動力でもあるしな。
[揶揄うように言うものの、そこにあるのは相手を想う気持ち。
甘味は、カナンがカナンであるために必要なもの、と思っているが故]
[茶会の会話はクレメンスとアレクシスが中心となり、先程とはまた違う駆け引きめいた言葉が重なる。
一触即発──そんな言葉が合いそうな空気を目の当たりにしながらも、シメオンはカナンが淹れてくれた茶を静かに口にしていた]
[余計な口出しをせず、無闇に動かないくらいには、クレメンスのことを信頼している]
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