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[声をかけられてぴたと止まる
どう答えればいいのか、ぐるぐる頭の中で考えて
やがてゆっくりと向き直る]
え、ええと…………
……ごめんなさい。私…好きなものって、ないんです……
[歯切れ悪くそう答えた]
おやおや。
……うーん、じゃあ全然味付けしてないパンとかのほうがいいのかな?
[首を傾げつつ]
でもナッツとか入ってると栄養にはいいよね。
逆に嫌いなものは?
[配達の途中、遠目に緑の髪の少女が見えて、慌てた様子で駆け寄る。]
しゅ、しゅ、シュテラちゃん!
なんか今日、起きたらおっさんの枕もとに変な矢が飛んできててね!多分宛先を間違えたんだと思うんだ!
ごめんね、こんなおっさんで!
[そこまでまくしたてると、彼女が泣いているのに気がつく>>5]
ど、ど、どうしたんだい、シュテラちゃん?
どこか痛いのかい?何か辛いことがあったかい?大丈夫?おっさんに言ってみ?
/*
という拾い方をしてみましたがいかがでしょうか…?
/*
一晩たったけど、冷静に考えてもなんで二本も刺さってるのかわからない……
(´・ω・` )おろおろ( ´・ω・`)おろおろ……
そ、そうですね……
味のないパンでも、別に……
[何を言っているんだろう、と思う
せっかくおすすめのパンを選んでもらったのに申し訳なくて]
嫌いなものは……
……体に害がなければ特に気にしません
[少女にとって食べ物は“食べられるもの”か“食べられないもの”かである]
あ、えっと、なので……体に良いものは良いと思います……
[ベンチで一人ぼんやりしていると、慌てた声が聞こえてびくっと反応する]
え…?
あ、テオドールさん…?
[まくし立てられて頭に?を浮かべつつ目を白黒させる
すると何か気づいたような相手のトーンが変わる]
え……?
[そこでようやく自分が泣いていることに気づいて
隠すように涙を拭う]
あ、だ、大丈夫です
何でもありませんっ…!
/*
ありがとうございます
どうしようかと思っていたので助かります…
え、えっと……
大丈夫です…お構いなく……
[少女が普通に話を続けるものだから、さらに困惑は深まって。少し警戒しながらシーツを握る]
え、鍋……?
火はついてないと思いますけど……
たぶん、チョコレートの匂いだと……
ふむふむ。じゃあ今度は栄養優先で作ってみようかな。それだけで一ヶ月持つ。みたいな
[ハーブやナッツ大量の実験作を]
それじゃあまたね
[涙を拭い、なんでもない、という彼女に、はい、そうですか、などと言えるわけがない。できるだけ優しい声音で、言葉を選びながら]
なんでもないわけないだろう?
おっさんには言い辛いことかい?言いたくないのなら無理にとは言わないが…言った方が楽になることもあると思うぞ。
あまり一人で抱え込むんじゃない。抱えているものが重くなったら、いつでも私のところに来なさい。
[そう言いながら彼女の頭をなでようとして、彼女の髪飾りに気付く。]
おや、つけてくれてるんだね。嬉しいな。
うんうん、すごく似合っているよ。可愛い女の子につけてもらえて、髪飾りも喜んでいるようだ。
[彼女を元気づけようと、できるだけ明るい声音でそう言った。]
/*
表で触れた方がよかったですね…!気が利かずにすみません…。
あと、こんなおっさんですみません…!これは言わねば気が済まない…!
え……なんで私の名前……
……チョコレートは、お世話になった皆さんにあげようと……
上手く…?
……そうですね、喜んでもらえると……嬉しいです
[楽しげな相手に少しだけ警戒を解いて微笑む]
……あなたも、チョコレート食べますか…?
[そう聞いてみた]
1ヶ月……
そんなことできるんですか?すごいですね……
[おなかが減らないというなら願ったり叶ったりなわけだけれども。そう思いながら微笑む
実際そんなパンは商品になり得ないことを、少女は知らない]
ありがとうございました
では
[相手の話が終わったのを確認すれば、お辞儀をして去った]
……………………
[優しく声をかけられて、惑う
迷惑をかけて申し訳ないこともあるが
親を亡くしてから、頼ることは苦手だ]
えっと……
[どう言うべきか、迷っていると]
え……あ………
……ありがとうございます……
[髪飾りを褒められて俯く
嬉しいけれど、やっぱり恥ずかしくて頬を染めた]
………………なんで、お父さんとお母さんは、いないんでしょうね……
[ぽつりと、それだけ呟いた]
私一人じゃ……何もできない…………
[言ってもいい、と伝えたが、迷っている様子の少女に、これは根が深いかも知れん、と心の中で溜め息をついた。
褒めた言葉には、少し明るい色が戻った気がして、少しほっとしたが、続いた彼女の父母についての言葉に、返す言葉が見当たらなくなる。]
あー…うーむ…
[安い言葉でもかけようものなら彼女をさらに傷つけるような気がして、少し考え込む。視線を動かすと、近くにカフェがあるのに気付き、少し待ってて、と彼女に告げその店に入る。帰ってきたときには、両手に一つずつ、湯気の立つコップを握っていることだろう。]
ホットチョコレートだよ。
外が寒いから、心も寒くなってしまうんだ。
これでも飲んで、暖まりなさい。
[そう言って、自分も買ってきたコーヒーに口をつける。彼女は飲んでくれるだろううか。]
その…なんだ。何でも一人で抱え込むことはないんだぞ。誰かを頼ればいい。
みんな頼られれば嬉しいもんだ。特にシュテラちゃんみたいな可愛い子にはね。
だから、辛い時は辛い、って口に出していいんだ。助けて、って言うだけで周りの反応は全然違う。
みんなに頼るのが難しいなら…まずは私を頼りなさい。私は大歓迎だよ。いつでもシュテラちゃんの力になろう。
[自分が言える精一杯の言葉を彼女に伝える。]
/*
ありがとうございます!
いえいえー!こちらも同じくですので!ゆるゆるいきましょーう!
>>153
悩んだらそれで負けだよ、恋愛ガール?
[にっこりと微笑む≪漆黒の翅≫が窓を超えて室内にいた。そして微笑むのだ。]
──導こうか?
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