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備品係 ジェフロイは、舞踊家 ソマリ を能力(占う)の対象に選びました。
−暁月夜前 自室 −
[一仕事終えた後の心地よい疲労感。次の仕事の計画。そんな事で頭が埋まっている夜には、何も憂いを感じる事など無く。窓の外が嵐であろうと、全く気にする事なく。
就寝のために軍服を脱いでいる時だった。
>>29 静かに音も無く滑りこむように現れた人影に、顔を上げる。
…ああ。その表情には 覚えがある。
辛くて 苦しくて 一人ではいられない
そんな夜が彼の回りに訪れている。
嫌と言う程知っている。そんな夜が突然やって来る事を。
嵐のように 自分を押し潰す夜を。
そんな時に自分の部屋に来た事を、まだフェリクスに自分が必要とされている事を知る]
良く来た。
私の部屋の扉は、いつでもお前には開かれているさ。
遠慮は無用だ。
[そう告げて自分からフェリクスに近づくと軽く両手を開いて迎え入れ、向き合う]
[>>31 フェリクスから手を伸ばされ、頬に触れられる。その指先がどこかためらっているようで。紡がれる言葉がいつになく弱気で。輪郭を辿る指先は戸惑いを含み。
心が弱っている事を如実に物語る。
「宿代に好きにして良い」と聞くとクスリと笑ってみせた]
じゃあ、好きにさせて貰う。
[そう言うとフェリクスの手を取って引き寄せる。身体が触れる距離になると両腕をフェリクスの肩に回して強く抱きしめる。
強く。ぎゅっと。服の上からでも体温を感じられるように身体を寄せて頭を抱えるように撫でる。存在を確かめるように。頭から背中にかけてしっかりとした触れかたで撫でる。頬を寄せあうように顔を近づけ、フェリクスの首を自分の肩に乗せて後頭部を撫でる。
そして静かなトーンで囁く]
来てくれて嬉しいよ。
肌のぬくもりが欲しかったとこだ。
…するか?
[返事を聞く前に、片手はフェリクスの腰を引き寄せ、既に片足で膝を割っているのだけれど]
/* しっかし、ギィ、ほんと恰好良いな。
派手で豪華で読ませる。 すっげー…。
ソマリのストーリーティラーっぷりも脱帽。
何、あの回収力。そして面白い。超面白い
クレステッドの紡ぐ物語にも圧倒される。
薬師が自分を披検体に因子撲滅目論むとか、想像外だった。
5年前の事件も。
こんなワクワクする出来事が目の前で繰り広げられたら
もう…リンクしたくて仕方ない。
そして、目下フェリクスが腕の中にいて 超美味しいです。
レトとカレルがちょっと物語に上手に入りきれていない感じが心配ではあるけれど、ジェフロイ、そんなに器用じゃないから…
全員拾うとか、ちょっと難しい…
この先関われると良いんだけど…。*/
/* しかし、誰が狼で誰が囁きだろう。役職希望アリだからなー
メタ推理すると、ソマリ・ギィ辺りが狼希望出していて
リエヴルが洗礼者 レトとか神官っぽすぎて。
…そんな自分はお仕事大好き占師です。
うーん。メタはいかんが…どうやって初回占先決めようかな。
交流のあった人で、吸血してたらその人って事で…
だとフェリクスとかに落ち着きそうだけど…
覚醒後に「敵」を肌で感じるなら、多分フェリクスは除外する。
やっぱりギィかソマリでしょう…と。 */
/* そして、レトが化け物扱いに…
これ、どーなるんだろう…。
クレスとソマリ…すごいな。
自分は何が起きているのか把握できなくて…
触りに行けない…。
レトは自分の物語をどういう方向に持って行きたいのかな。
/*そして、相変わらず吸血種変化を 全く決めていない。
ギィとか黒髪→赤 リエヴルは足が動かせるように
とか、仕込みすごいよ…
周囲と被りすぎないように…とか思っちゃうね。
自分は牙がちょっと伸びる。
一日に一度イドの姿になれる(これで占先を襲撃するのだ!)
それから、身体の傷は全部消えるな。うん。
後は指の爪が好きに刃に出来ると便利。
目とか髪の色は…強いて言えば目が赤にぐらいかな。
あまり変化しないタイプで。
占いは多分対象をイドの姿で血を吸って、夜が明けるとその人の正体が脳裏にデータとして届く感じで理解するんだろうな。
そして、覚醒すると…
人の血肉が欲しくなるから、5年前 勿体無い事した!
ってなる。そこの罪悪感は真逆に。自分の存在肯定で「吸血種が血を吸って何が悪い」ぐらいになる。
…でも仲間の血を吸うのは嫌。
エサよこせー(ガタガタ って感じか。
―暁夜前 自室―
ん…。
[>>60 答えなんて、聞くまでもなく分かっていたけれど。
すぐ目の前にフェリクスの翡翠の瞳が静かに自分を映す。
…まだ、大丈夫。
何もかも忘れるための激しい熱で無くても届く。
そう見て取ると寄せられる唇に自分の唇を重ねてゆっくりと味わうようなキスをする。手はフェリクの軍服の前を開き、シャツのボタンを外していく。隙間から手を差し込んでフェリクスの肌に直接触れる。その温度は自分の手より温かく。きっと、冷たいと感じているだろう。掌を動かさずにそのままフェリクスから熱を分けて貰い、久々の唇を味わった。
…ワインの味がする。舌を絡めてその残り香を慈しむように味わう]
[掌がフェリクスの体温と同化する頃に、ゆっくりと動かす。
それは煽るのでもなく、快感を与えるのでもなく。
そこに、存在している事を知るための触れ方で。
身体に刻まれた傷をそっと辿り掌で癒すように撫でる。
そっと唇を離すと言葉をかける]
フェリクス…
ここにいるな…。
[そうして間近な距離で微笑みを向けると、フェリクスの上着を脱がせ、自らも服を脱ぎ。素肌を絡めるように抱きしめる。
心地よい体温に思わず満足げなため息が漏れただろうか]
あー…。気持ちいいな…。
[そしてそのまま、抱え込んで運ぶように寝台へと移動すると毛布の中へ。服は邪魔だとばかりに剥ぎ取るとそっと身体を重ねた]
ー回想・管理小屋付近ー
[>>3 ギィと銃火器を運んでいる最中にクレステッドに会う。何故と思えば薬草採取とか。この人も職務に熱心だ。
クレステッドとはあまり交流が無い。自分は身体の事はほぼリエヴルに相談してしまうのもあり、お互いに自分の仕事の範囲で活動しているのもあり。
それでも長年一緒にいる仲間として、>>4 こんな風に当たり前に手を貸したり、借りたりする。弾丸が以外と重量があり。遠慮なく持ってもらった。
歩きながら、時折クレステッドの視線を感じる。
それは、他の誰からの温度とも異なり。
決して不快では無いし、警戒心を呼ばれる事も無いのだが、どこか自分からクレステッドに目を向ける事を躊躇してしまう空気を持っていた。結界の様に…
お互い「触れられたくない」何かを持っている
そんな気がして。
だが、そんな話をする機会は今まで一度も無いまま、時を過ごしていた。
>>5 銃火器を運び追えると早々に姿を消した。通り一遍の社交的な会話以上は交わす事が無いため、道で受けた印象もすぐに霧散して、目の前の仕事に気を奪われた]
フェリクスっ…!
誰か 呼んでくれっ!
[そう叫び意識を手放す。
もっとも、
その時にはフェリクスに自分の声が届く状態ではなく>>112…
ジェフロイの声は虚空に響いたきり
― 夢うつつに 5年前に失った 親友に会った
笑って近づいて来ると、私の中に融合するかのように
触れた場所から光の粒になって私を包み込むように消えた ―
その身体はジェフロイの意識を遠ざけてゆっくり変化を遂げた。
無数に残る傷跡は 跡形もなく消え去り 犬歯は牙となる
その瞳は暗闇で紅く輝き 獲物を狩るときには爪は自在に刃となる
吸血種であれば備えているであろう身体特徴を一通りは持ちながらジェフロイの見た目はほとんど変わる事が無かった]
―自室―
[ゆっくり意識が浮上する。
目が覚めた時には当たり前に知っていた。
自分が何者であるかを。
目を開けると見慣れた天上が薄暗い部屋の中で鮮明に見える。
身体を起こすとそれまで刻まれた傷跡が目に入る事は無く。
身体が軽い。指先を彩る爪は自分の意志で自由に形を変え、獲物を貫く。口に秘めた牙は必要な時だけ伸ばせば良い。
どう自分を操るのか、その術も心得ていた]
……無事 変化した、か…
[意識は変わっただろうか。分からない。
ただ、もう「人」では無い事を 静かに受入れて
生きるために前を見ている自分がいた]
―廊下→厨房―
それにしても…喉が渇く。
忌々しいが…血が 必要か…
どうしたものかな…
[少なくとも仲間の血を求める心は生まれていない。
身体に血液が必要だと、理解して受入れているのみ。
とりあえず厨房を目指して身支度をすると外に出た。
一歩踏み出すと そこかしこに 甘い 血の 香り]
……ぅっ…
や、…ばいな…コレ…は…
魅惑的すぎる…
[しばし足を止め うっとりと芳香を楽しむ。
口の中が渇いて、欲しくて、抗い難い誘惑の 液体]
あー…他の事を考えよう…。
そうだ、フェリクスに寝台に運んでくれた礼を言わなくては。
[イド飛ばして、「自分の身体は問題無い、心配かけてすまなかった。運んでくれてありがとう」と伝えさせる]
どうして…こんな事になっているんだ?
[一番奥まった部屋から廊下を抜ける道すがら、そこかしこに血の臭い。何かが起きた痕跡が見える。厨房へ向かいながらイドを駆使して、何が起きていたのかを順に拾っていった]
……狂気の沙汰だな…
[血の饗宴に酔いしれる仲間の姿が、意識を持ったまま覚醒する困難を物語っていた。理性を凌駕する吸血種の本能の強さを見せつけられる。それは、人ごとでは無く。自分もそうなる危険性を強く意識させられ、思わず身震いした]
― 厨房への道 ―
[血抜きした獲物があれば、その血も利用するためにどこかにあるはずだ。日持ちはしないが、捨てられるにはまだ早い。それに、精肉に加工される前の獣もあるかもしれない。
厨房の鍵はオズワルドも持っているが、警備室にもある。備品係はあらゆる場所に入る術を知っている。城内を歩きながら、ドール以外の「人間」が居ない事に気づく。警備が全てドールに、厨房スタッフやそのた城務めの人がいたであろう場所に人の気配が無い]
……これは…。
[まるで、吸血種が現れる事を知っていたかのような城内]
クレステッドが…
王子の仕業と口にしていたな… >>171
あるやもしれん…
嫌な感じだな…。
[クレステッド>>285 の言葉に にっこりと笑みで返す]
Yes
私は…最早「人」では無い。
………「因子」が目覚める日が来ると思った事は無かった。
むしろ目覚めない事を願っていた…
けれど それは 叶わぬ夢
まさか自分が吸血種になると想定した事は無かったな…
だからこそ、今からやらねばならない事が山積みなんですよ。
………すみません、続きの話は喉の渇きを癒してからお願いします。
[そう言うと警備室から持ちだした鍵で食料庫を開く。獣や肉の保管場所へ足を向け、物色する。毛をむしる前の鴨を数羽見つけて、その一つを取りだすと、自分の爪を鋭利に伸ばしてその首を落とす。簡単に鳥の頭は跳ね跳び、冷たい血が零れ始める。それを唇に零し貪るように飲み下す]
[鴨の血は幾分喉を潤した。尤も、その冷たい温度と風味に関しては大いに不満の声が体内から沸き起こるのを知らされた。
温かい とろりとした やわ肌の下を流れる 生命の水
それを欲する肉体の声がさらに大きくなった。
それでも「渇き」は幾分納まり。とりあえず身体の変化を支える程度には役立ったのだろう。落ち着くまでに吸いつくされ、血の気の失せた鴨は3〜4羽だったろうか。
やがて何食わぬ顔で厨房にいるクレステッドとディークの元に戻る]
お待たせしました。
…とりあえず物欲しそうな顔をせずに済む程度には。
[クレステッドの前に椅子を引くと腰を下ろし、ちらりとディークに目を向けてからかうような笑みを向ける]
うん。ディークが美味しそうに見えるから、私を誘惑しないでくれ。
本題に入ります。
……Es全員が「覚醒」している と見て良いでしょうね、これは。
………クレステッドさん。「エサ」が用意されていないんです。
ドール以外の人影が見当たりません。暁月夜の外出禁止の時から
城内の「人間」が私達から遠ざけられています。
吸血種は血を吸わないと渇きと飢えを感じる。
けれど「死なない」んです。
餌を与えられず…この人数が渇く。
そして……今獣の血を飲んできましたが
あれは「食事」ではありません。無いよりマシ程度です。
私達は もっと 新鮮で 柔らかい……
すみません…。「人」の血が必要なんです。
吸血種同士が血を求め合うなら…その先には何があると思いますか?
ディーク >>310 …いや。
私は意識を保ったまま覚醒を迎えられる程 強く無かっただけだ…。
変化の時に目の前の血を啜らずにいられる自信は無い…。
クレステッド>>309 弱肉強食…
仲間内でそれをさせる程に悪趣味なのは知っている。
……だが、私は それに耐えられないんだ!
生きていたい。お互いに。生かしてやりたい…
そう思う相手が…いるだろうがっ…
…覚醒した吸血種がどの程度「飢え」に耐えられるのか…
それを知らねばならない。
「代用品」がどこまで有効なのか
「代用品」足るモノが何なのかも。
クレステッド…「人」の血を啜らなくても
吸血種は生きて 理性を保てるのだろうか?
どこまで? そして どうすれば?
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