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[暫くパン屋に集まった面々と会話していたり、その言葉に耳を傾けて時間を過ごしていると、ふとゲルトが嵐が来ると言う>>#0]
そう言えば、黒い雲を遠くで見ましたね。祭りの準備が台無しになるのは頂けませんが……。
[教会の距離を気にするジムゾン>>30には]
距離はそう遠くありませんよ。降り出したら多少濡れるとは思いますが。問題は、神父様の宿ですね。
教会本部の通達を受けて毎年こちらで手配しているのですが、ここのパン屋さんからだと宿が1番遠いですね。ええと、どうされます?
[女はジムゾンが普通に祭の為に派遣された神父だと思い、そう告げた。例えそれが、昔馴染みだとしても>>17
もし教会で我慢すると言うなら、適当に寝床くらいは作ってやるだろう]
/*
一撃の重みは改行のせいもあるのだろうか。
うーん、自分の箱からだと文字大きめにしてるから改行なくてもここの国の仕様だと読みづらくはない。
他の人がそうであるかどうかが判らんから、やはりこの改行無駄に入れる作戦のままいこう。
好きやねん、改行。普段趣味で書くSSとかじゃあまり改行使わないから余計使いたがるんだ、多分←
─少し前の時間軸で色々と─
初めまして、フォーゲルシュタイン様。
[>>0:102の視線を逸らすジムゾンにきょとんと首を傾げて、そうしてにこりと微笑む。
改めてジムゾン・フォーゲルシュタインという名前と目の前の人物を比べ、そうして女の中で出来れば掘り起こしたくない頃の記憶の中に登場する人物と、挨拶を交わす神父の姿が合致する]
フリーデルと申します。……この村に来る前は、リーディアと呼ばれておりましたが。
[クスッ
『リーディア』という名で呼ばれた女の存在がジムゾンの記憶にあるならば、その記憶をくすぐる様な婀娜めいた笑いをひとつ落とした]
─回想、とある少女の話─
[『リデルは働き者だなぁ』
『そうだ、こ褒美として綺麗な服を着られる所に連れてってやる』
なんて言葉と共に売られてからだいぶ過ぎた頃、女はフリーデルという名前ではなく『リーディア』という名前で世間からも認知されていた]
[少しばかり言葉は辛辣で、それでも相手の心をくすぐる事を忘れない。少女らしい女として、割と客の評判は良かった。
とある客に肩を抱かれ、その客の屋敷に招かれた時の事。
自分とそう年の変わらない、礼服を纏った少年と出会った事がある。
聖職者の道を歩んでいるのにも関わらず、随分と自由奔放な少年であった。
噂として耳にした事のあるその悪名高い少年こそ、現在のジムゾン・フォーゲルシュタインであった]
[その聖職者と思えぬ奔放さに興味を惹かれ、少女はその邂逅以来、街でその姿を見れば気安く彼に声をかけただろう]
[招かれた屋敷でジムゾン少年は確か、悪魔祓いめいた事をしていたなと、記憶を揺り起こしながら女は思い出す。
もっとも、この村での派遣はそれとは関係ないと女は信じていた。
いわゆる、平和ぼけである*]
─現代、それは少し前の時間軸─
(ああやっばい。あの悪ガキがこうなっているかと思うと、結構クるわー……)
[話す内容は変わらないが、それでも品行方正然としているジムゾンの姿は、自分の記憶にあるあれそれとは違いすぎて、肩を震わせて笑いたくなる。
それを必死で堪えると暫く、店に姿を現したパメラに声をかけられた>>0:106]
そうですねぇ、彼は多分、特別だと思いますよ。
花粉症は体質的なものですから、何が人のそれを誘発するか判りませんね。だから、この村の花でも可能性としては有りかしら。
[苦笑しながらそう返した]
[>>27アルビンの言葉に、確かに挨拶も交わしていないと気づく]
フリーデル・ド・プジーと申します。
行商人さん、ですよね。……東の方の都にはよく出入りされていたりしたでしょうか?
[記憶に引っかかる笑顔に、女はシスター然とした表情を崩さないままにアルビンに訊ねた]
[ちなみに女はよく、客へのおねだりが成功すると、換金率が高そうなものをねだっていた。
装飾品には玉が多くついているものを、布ならば各地方の伝統的な技法で作られた物を…といった具合だ]
シスター フリーデルが「時間を進める」を選択しました。
─アルビンとの会話─
[探りを入れた男からの反応>>46、>>47をひっそりと凝視すれば、何となくアルビンと自分は過去に関わりがあったのではと思えた]
そうですか。やはり行商人さんですものね、どこにでも出入りしていますよね。
すみません、変な事を訊いて。
[苦笑しながら、耳に拾った男の名前を思い返す。
アルビン。その名前に聞き覚えは1(2x1)
1.ある 2.行商人の名前なんていちいち覚えてられないっつーの!]
(うげ……っ! 思い出した……!)
[聞き覚えがあった名前だなと記憶を探れば、存外掘り起こせた。
孫の様だと言いながらしっかりと金の払った分は仕事をさせてくれた老いぼれの聖職者や、何でか妹として呼べと迫ってハイハイと言うことを聞いてやっていたどこかの貴族サマ。
他にも諸々といた気はするが、彼らはよくアルビンという名の行商人を連れてリーディアのご機嫌取りをしてくれたものだ]
世間って狭いものですね。
[小さく呟いた言葉は、アルビンに思い出した事を告げる。
もっとも、彼なら自分の事は黙っていてくれそうかなと、淡い期待はあるのだが]
(でも、まぁ……)
[他人の心や考えなんてあっけなく変わる。
それを知っているからこそ、アルビンには用心しようと女はひっそりと思った*]
─それから夕食まで─
[用意して貰えたカフェオレに口をつけて、店にいた人々と会話をしたり、交わされる話に耳を傾けていたりもした。そうして時間を過ごしていると、オットー特製のシフォンケーキが運ばれてくる>>21]
[生クリームを添えられたそれは、売られる直前に最後に父とカフェの様な店で食べたものと同じ代物。
シスターらしくゆるりと祈る仕種をしてから、小さく苦笑してフォークでそれをすくった]
美味しいですね。
[いつもと変わらない微笑みで、素直な感想を洩らす。
>>57の夕食を摂る時も、女の仕種や表情は変わらないだろう]
ああ、それならご案内しますよ。
濡れても文句言わないでくださいね。ふふっ、ちゃーんと夕飯食べ終わるまで待っててあげますから。
[どうやらジムゾンが自分の事を覚えている事に気がつき、そうして気まずかろう、そうだろう、それはこっちもだ。という気分を笑みに変えて、>>70の言葉に返した。
にこにこと、敢えて昔街で顔を合わせた時の様に笑って]
[そうして食事を終え、ジムゾンを連れて教会へと向かうだろう]
お久しぶり、神父サマ。よく黙っていてくれたわね、あたしは嬉しいよ。
雨が降って身体冷えたっつーなら、あたしが人肌であっためてやるから、取り合えず文句言わずについて来なさい。
[いらんと言われるであろう事を言いつつ、久々に素で話せる人に会えたせいか、嵐が来るというのに女の足取りは軽かった]
[人の考えや言葉なんて二度と信用してはいけない。
聖職者に属したというのに、女の考えはこんなものだ。
けれども、ジムゾンなら何となく大丈夫じゃないかと、それは淡い期待にも似た様な事を女はひっそりと考え、教会までの帰路へと向う]
/*
実は素の口調打つのが楽しい。けど難易度高い。
シスターモードは割と普段からやるタイプなんで問題なく、ストレスもなく。
>>80
ええ、頑張ってください。調子こくとどうなるか、その身を持って知ってくださいね?
[クスクスと笑いながら女はジムゾンの食事を眺めただろうか]
/*
いちいち返したらアレかもーという事で、ここで投げる。ジムゾンさんかわええのぅ。
あらーら、ツレないのー。
あたしだって、一人寝が淋しい時もあるのにー。
[>>81の返しに、少しばかり弱い女みたいな声を出してみる。
客ならころっと騙されてくれるが、さすがに昔馴染み相手にだと笑いしか出てこない。
堪らず噴き出して、星空なんて見えない暗い空の下、ジムゾンを振り返る]
変わんない、か。けっこー変わったんだよ、これでも。
街から逃げる前は、やっぱガキだったからさ。カンタンに、ちょーカンタンに人の甘い言葉信じちゃったりしたし。
……今はそんな事、しないよ。つーか出来ない。
ま、アンタの言葉なら信じられる気はするけどね。
[街で商売をしていた頃に流行った、愛しい誰かを想う歌なんて小さく口ずさみながら、踊る様な足取りでジムゾンを教会まで案内しただろう]
ちゃんとした寝床作りますね、神父様。
[そうして協会に辿りついた時、強い風に阻まれながらも木製の扉を開けて、ジムゾンを中へと案内する。
リーディアと呼ばれた娼婦の顔から、この村の修道女フリーデルの顔に戻って]
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