情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
6人目、シスター フリーデル がやってきました。
シスター フリーデルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─村内、小さな教会─
今年もこの時期が来たねぇ。
[教会の屋根裏。そこを私室にしている女は、小さな出窓から村の人々を見下ろして呟いた]
[修道服を身に纏うのには不釣り合いの、路地裏で客を引くような婉然な笑みを口許に*刻んで*]
─小さな教会─
[屋根裏から階下の礼拝堂へと向かおうとした最中、カタリナから声がかけられた>>37]
あら、こんにちは。カタリナさんは、お遣いでしょうか?
[カタリナの声を耳に拾った女は、それまでのくつろいだ表情から一変し、楚々とした笑顔を浮かべていた]
─教会の屋根裏→外へと─
お祭の準備とは言え、村から人の姿が見えなくなるのは淋しいですね。
[言葉通り、女は人気のない村の様子に淋しさを覚えていた。
礼拝に来る人々が減っているせいもあっただろうか。
カタリナに声を掛けられて、修道服をひらめかせて外へと出た。
素早い身のこなしは、地獄を見ていた時に、逃げ延びる為に身につけたものだが、カタリナは不思議に思うだろうか]
あら、カタリナさん重そうですね。お手伝いしましょうか?
[カタリナとはどんな話をしていただろうか。
もしかしたら祭の前の静けさを一緒に淋しがってくれたかもしれないし、もっと他愛もない話だったかもしれない。
それから暫くして、女はカタリナが少しばかり動きづらそうにしている事に気づいた>>34]
[そうして暫くんーと何かを口の中で呟いて、微笑む]
どうせ礼拝や告解に来る方なんてまずいませんから、お手伝いさせて貰ってもよろしいかしら?
[暇つぶしを見つけたと内心で舌を出しつつ、女はカタリナに申し出た]
/*素で台詞を変換してみる。 */
祭の準備とはいえ、村から人いなくなんのは淋しいねぇ。
別に人肌恋しいとかそういうんじゃないけどさ、あたしとしては、もう少し活気ある村のが好きなんだよ。それだけ。
/*こんなか?
─教会前→─
[暫しの会話をカタリナと交わし、仕事なので頑張る素振りを見せる彼女の腕が、ぷるぷると震え出す。
たまらず吹き出しそうになるのを、片手で口許を抑えるといった楚々とした仕種でカバーし、>>53の手伝いの了承に『よしきた』と笑った]
任せて下さいな。これでも酪農家の生まれですから、力仕事には自信ありますよ。
[なんて言うが家業を手伝っていたのなんて、そんなに記憶にはないのだけど。ただ、牛乳運びや牛や羊の放牧は楽しかったなと強く記憶しているだけだった]
え、私の過去ですか?
そうですねぇ。親の土地を地上げ屋に取られてしまいまして。そのせいですかね。逃げ足が鍛えられたんですよ。
だから、妙なところの移動とかもそれなりに素早く出来るんですよ。ふふっ
[オットーと出会うまでの道中、カタリナに己の過去を問われた>>56
どうやら、自分の身のこなしに疑問を持ったらしい。
なので話しても大丈夫な範囲を、努めて明るい声音で言ってみた]
[こんなもの、女にとっては遠い過去の光景でしかないのだから]
カタリナさん、大丈夫です?
[>>56普段見かける彼女の歩き方とは違うその姿に、やんわりと問いかけた頃に、オットーと出会っただろうか>>55]
─オットーとの邂逅─
(またこの表情……)
[>>55の男のぎこちなさには慣れていた。
自分の何がオットーにこんな表情をさせるかは判らないが、あまり良くない予感はしていた]
(事と次第によっちゃあ、まぁイロイロと)
ごぎげんよう、オットーさん。私、お邪魔だったでしょうか?
[少しだけ物騒な事を考えるのと同時、笑顔で挨拶を交わす。
やがてオットーの言葉>>58で、それは杞憂なのだと理解し]
なら、お言葉に甘えさせて頂きます。少しでも人のいそうな場所にいられた方が気も紛れますし。
──ああ、そうだオットーさん。
─パン屋─
[自分がかけた言葉にオットーからの反応があってもなくても、女はマイペースに楚々とした仕種で荷物運びをこなし、目的地のパン屋へと辿り着く。
>>80の言葉には、ただ黙って耳を傾けていた。
女には、こんな風にのどかに同じ時間を過ごせる相手なんていない。わずかな憧れも、既に諦めがついている。
だからこそ、自分は笑っていられるのだろう]
どういたしまして、ですよ。
んー、どうでしょうね。さっきも話した通り、私が特別…というより特異点なんだと思いますよ。
[>>78のカタリナの疑問符には冗談めかした言葉で笑い、そうしてシフォンケーキのご相伴の誘いには頷きを返した]
あ、私はカフェオレでお願いしますね。
[>>81、席へと案内してくれたオットーにはそんな注文をして、椅子へと腰掛けた]
[そうしてカタリナと話している時だっただろうか。パメラとアルビンがパン屋のドアを開けた>>76]
ごきげんよう、パメラさん。奇遇ですね?
[教会の飾り付けを手伝ってくれる筈だった彼女とここで会った事に、くすくすと笑う。
傍らにいる男性…アルビンはあまり見慣れない顔だった。
ただ、行商人といった風貌には心がざわつくのを感じる]
(ま、都っても広いトコロだったからな……)
[ご贔屓にしてくれた客がよく行商人を連れて来てくれたが、その中にあの様な年若い男はいなかっただろう。
よくも覚えていない事を、さも覚えている様にして、女は内心の不安を笑顔で押し隠して、アルビンにも会釈をした事だろう]
あら、それは素敵ですね。私も淋しさが紛れますし。
[夕飯の誘いを聞けば、そんな風に笑っただろう。
そうして暫くした後で、ゆったりとした時間が流れていたパン屋が一変する>>88]
ああ、ひょっとして……。
[フォーゲルシュタイン神父かと問いかけ様とした所で、彼を出迎えたオットーへの返答>>92で答え合わせが完了した]
(こっとしの派遣神父は思い切ってんなー……)
[店に入ってきた時にジムゾンが吐いた言葉を思い返し、大笑いしたくなるのをひっそりと耐えていた。
修道服の自分に気づけば、品良く会釈をして教会までの案内を買って出ただろう]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新