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7人目、双子星 ローレル が参加しました。
双子星 ローレルは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
─どこかの森─
[────それは窓のようだった。]
[格子のついた長方形の板硝子。
叩けば固い。
触ればひんやり。
映すものは自分の顔。
一見すればよく見かける窓だ。
森の開けた場所に突然現れて浮いている…
その奇妙さを除けば。]
ねえねえ。これなんだと思うローズマリー?
『あら。なにか面白いものでも見つけたのローレル』
[不思議そうな顔つきで目の前の“何か”を
こんこん拳で叩いている少年の隣に、
同じ顔立ちをした少女がひょこんと歩み寄る。]
ほらこれ。
窓…にしてはヘンじゃない?
『あっワタシ知ってるわ。こないだ本で読んだの』
ほんとう?! さっすがローズマリー!
『あのねあのね、きっと異世界に通じるヤツよ。
遊びにいけちゃうの』
これで??
[少年と少女は、揃って、
じーーーーーーっと“窓”を見つめた。]
………。
『………。』
あのさ…ボク、思うんだけど、
『あら奇遇ね。ワタシも同じことを思ったわきっと』
この窓、開きそうになくない?
『“扉”じゃないものね』
ええええええー。
ちょっとローズマリー、なんかごはんないのこの森!
『そう急に言われても困るわローレル』
[少年少女の新年は、はてどうなりますやら。**]
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