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8人目、曹灰長石の治癒士 ミリアム が参加しました。
曹灰長石の治癒士 ミリアムは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―― とある海辺の村 ――
[海岸沿いの、岬へと続く道を歩く女性の姿がある。
彼女の家は岬の先端に位置している。
こんな辺境の村のそのまた端っこに誰が好きこのんで住むのかと言いたいところだが、
己の両親がまさに“そう”である。
彼女が生まれるずっとずっと前に、星を観測するためだけにこの場所に住み着いた。
自宅の立地の不便さには今もたいそう辟易している。
何せ、怪我人や病人が来にくいからこちらから出向かなければならない。
けれど、綺麗な星空を独り占めしているかのような気分を味わえるのは実際、悪くない。
夜中に家から一歩外に出て、遠くを見られる筒型の装置を用いて、
星を眺めるのは子供の頃から好きだった]
[――その石は、そんな夜のうちでもいっとう特別なひとつ、
空に流星が大量に振り注いだ夜に、
空から降ってきたかのように手元に舞い降りた]
……もう二年は経つけどいまだに音沙汰ないよねえ、コレ。
時期が来たら呼ばれるらしいけど。
[首にかけているペンダントに目を落としつつ呟く。
胸元を飾っているのは二つの石だ。
己の天命石たる、灰色の中に様々な色の輝きを宿した曹灰長石と、
夜闇をそのまま閉じこめたような色合いの黒曜石。
二年前――その夜のことはよく覚えている。
ちょうど、治癒士としての修行の旅から帰ってきた日だったのだから。
このままこの村で治癒士として細々とまったり生きていく、
そう未来を思い描いていた矢先のことで。
最初は驚き戸惑ったものの、今は―――]
ま、いずれは呼ばれるってコトはわかってるしその時はその時だけど。
いつ来るかわかんない何かを待つのって肩がこるのよねえ。
[今は肩肘張らずにできることをしながらその時を待っている状態である。
時折周囲からの期待が乗っかってきて肩がこるように感じることはあるけれど。
ともあれ、そんな期待を向けられることもある時間はとうに過ぎた。
早く家に帰ってくつろごうと歩みを速めた矢先、
風に乗ってその声が耳に届く。>>5]
来たのね。ついにこの時が。
[どうやらくつろいでいる場合ではないようだ。
しかしながら歩みは速めたまま。早く『世界軸』へと出立する用意をするために**]
/*
肩書なげえええええ(魂の叫び)
というわけで結構久しぶりにこの辺におじゃまします 国的にも村建てさん的にも
さっそく遅筆やらかしててあれですがががが
これからは眠い時には寝たい(願望)
/*
正式名称が治癒魔法士で
長ったらしいんで縮めて治癒士とかそんないめーじ
継承戦争の時とは違う水属性の活用を リスペクト元はあの村のマリエッタだ
ってやるつもりなんだが相方のナカノヒトもしや……(驚愕)ってなってる
――――もうひとり。
アンタも、ここに居るのかい?
[心中の独り言めいた呼び掛けは、果たして届いただろうか*]
―― 回想/3年前・キガン島 ――
[それは絆石を得るより前、修行の旅として世界をめぐっていた頃の話。
中央海域に点在する島を訪れたミリアムは、そこで、
鬼族と呼ばれる者達が住む島の話を聞いた。
たまたま、次の目的地候補の島のひとつがそうだったのだ。
忌むべき一族の住まう島。行かない方がいいと止められたが、
当時のミリアムは若かった。怖いもの見たさ、とも呼べる好奇心も兼ね備えていた。
船乗りの方々に熱意を見せて、結果、船を出してもらうことになった。
航海は順調で、やがて島影が見え、
近付くにつれてごつごつした岩壁の姿がはっきりと見えてきた。
どうやらここからでは上陸できそうにもない、と、分かった矢先、
強烈な光が視界に飛び込んできた。>>24]
……! 誰かいるよ。
でも、……様子があまりよろしくない。もしかしたら怪我してる……?
[光がおさまった後。
慌てる船員の一人から双眼鏡を無理矢理借りて島の様子を眺めていたミリアムは、
岸壁半ばにうずくまる人影を発見した。
その者はどう見ても二本角を生やしたキガン島の住人。
周辺の島の者達にとっての畏怖の対象。けれど――
苦しんでいるようにも見えるその姿から怖さを感じ取ることはできず、
何より修行中の治癒士の身としても放っておけない。
見つけた人影に近付くように船員に頼みこんで。
十分に近付けば船の上から声を張り上げる]
そこの人! ああぁやっぱり怪我してる……。
あんまり動かないで、今からそっちにいって私、魔法でその手治すから。
[手だけで済んだみたいなのは僥倖だ、とそう思いつつ。
岸壁に身一つで降り立てば怪我をしている島の住人らしき少女の手をとった。
そう――少女だ。年の頃はミリアムより少しばかり下か。
手に手をかざし、傷を癒し痛みを洗い流す水の輝きで少女を包みこむようにしながら呟く]
強いね、私だったらこんなヤケドしちゃったらえんえんと泣いちゃうもの。
……よーし終わった。動かせる?
[果たして手は元通りに動くかどうか。
無事を確認すればにっこり笑っていたが、]
あっそうだ、あなたどうしてひとりでこんなところに?
[と、最初に確認した方がよかったことを、
今さらながらに聞きもしたのだった*]
―― 現在・海辺の村→『世界軸』へ ――
どうやら“呼ばれた”みたい。
私、行くわ。『世界軸』へ。
[準備、といっても持って行くものはそう多くない。
着替えと、杖と、魔法を使うまでもない軽傷の処置に使う薬やらその原材料や、移動中の食料や水があれば事足りる。
星を見るための筒型の装置――望遠鏡も持って行きたかったが、
荷物が多くなりすぎるからと断念した]
[両親や村の者達に別れを済ませ、簡素な宴で湿っぽい気分を振り払い。
『世界軸』へと向かう船が帆に風を受け進み始める中、
遠ざかる村影を、岬の先端にある我が家を、
飽きることなくずっと眺めていた]
/*
やすみだったのでもっと動きたかったのですが 午後ももうほとんど寝てばっかりでしてね……あうあう
魔法系はけっこうやってるのですが今回珍しく杖を持つムーブを
――『世界軸』――
[修行の旅から戻って来てだいぶ分別はついたとはいえ、
好奇心の強さは根っこから変わったわけではない]
わ、近くで見るとやっぱり大きいねえ。
[と、巨大な柱たる『世界軸』を見上げれば感嘆の声をあげ、]
わわ、……可愛い!
[守衛の傍にいる二匹の仔竜を見れば目を輝かせ、>>54
拒まれない限りはしばらく撫でていたり愛らしい顔つきを堪能したりしていたが、
ふいに我に返ったように彼らが立つ先を見据える]
――『世界軸』――
[修行の旅から戻って来てだいぶ分別はついたとはいえ、
好奇心の強さは根っこから変わったわけではない]
わ、近くで見るとやっぱり大きいねえ。
[と、巨大な柱たる『世界軸』を見上げれば感嘆の声をあげ、]
わわ、……可愛い!
[守衛の傍にいる二匹の仔竜を見れば目を輝かせ、>>54
拒まれない限りはしばらく撫でていたり愛らしい顔つきを堪能したりしていた。
守衛が「またか……」などと呟いて意味ありげな視線を向けてもしばらくはどこ吹く風だったが、
ふいに我に返ったように彼らが立つ先を見据える]
貴女が、私と同じ石を持つもう一人?
……来たよ、はるばるとねえ。
[どこかで聞いたことのある気がする声に返す。
どこで聞いたか、記憶から引っ張り出せるのはもう少し先の話]
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