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7人目、装幀家 テオドール が参加しました。
装幀家 テオドールは、恋天使 を希望しました(他の人には見えません)。
―館の前―
[また、白木蓮の季節がやってきた。
実家の庭に生えた白木蓮は、葬儀の際にほとんど手折ってしまって、今は咲いていない。
見る度に親父は哀しげな眼をするが、棺桶にいれようと言ったのも彼の案だった。
目を閉じる。深呼吸をひとつ。
…の服装は、白地に細いブラウンのストライプの入ったシャツに、ダークグリーンのジャケット。ネクタイは締めていない。
パンツはベージュで、靴はダークブラウンの牛革だ。今日のために磨いたので、脂を纏ってつやつやと光っている。
館の扉に手をかけ、中へ入った**]
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イメージ的には真田広之と寺脇康文を足して2で割ったような感じだ。
苗字は無論、後者からとった。
親父の年齢を決めないと。
寿命から言って、母親より年下が妥当だろうか。
84-4(5x1)
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自己紹介シートってみんなに配られてるんだよな?
ここで記入して自分のしか持ってないってことにしちゃうと結局見せ合って=自己紹介いちいちしなきゃいけないってことになって面倒くさいんだが。
それを避けるために提案したんだけどな。真意が伝わってなくて残念だ。
―館内・応接間―
[館内は広々としている。質の良い家具が誂えられ、応接間にはすでに何人か、参加者と思わしき男女が集まっていた。
全員…よりもはるかに若いことに少々の戸惑いは覚えるものの、まあこんなパーティーだ、そんなものだろう。
主催者の男(…はアヴェだと勘違いしている)が自分に招待状を寄越したのも何か考えがあってのことだろうと思う。
とりあえず目についた机から、『自己紹介カード』と『謎 no.1』と書かれた紙をとる>>3
すでに集まった参加者のものはコピーされているようだ。
内容だけでなく、筆致からも個々人の趣が見て取れる]
アヴェというのはあなたですか。
招待ありがとう。あの時は……すまなかった。
[ソファに腰かける男に、初対面なのに身の上話を聞かせてしまったこと>>30を謝罪した。
男のあられもない格好については、こういうパーティーだし、気後れしないように気を使ってのことだと思い、触れないことにする]
そんなことよりも。せっかくの縁だ。
ジャスミン茶片手に皆と謎を解いてみてはいかがだろうか。
[男は紙を差し出した。そこにはこう書かれている]
=================================
何か、鳴っているね。
黒、ピンク、黄緑。
昔は大きくてカラフルだったね。
今もカラフルだけれども。
だいぶちいさくなってしまった。
=================================
私も今到着したところだよ。今さっき謎とやらを受け取ったところでね。
[クイ、と視線で若人の衆を指されれば、苦笑し]
行かなきゃならないとは思うが……おじさんはいくらか気後れしてしまうね。
[敬語になりきらない口調は、さして気にならない。会社勤めではなく、手に職付けて働いているせいかもしれない。
……むしろ。こんなパーティーで自分だけ敬語を使われて蚊帳の外、なんてのは御免蒙りたいな]
君も謎を受け取ったんだろう。なら、一緒に行こう。
[彼の手に持たれた紙を見て、そう促す。
…の受け取った謎はと言えば……さほど難易度の高いものではなさそうだ。
この答えが周りの謎とどう関係してくるのかは、まだ分からないだが**]
=================================
何か、鳴っているね。
黒、ピンク、黄緑。
昔は大きくてカラフルだったね。
今もカラフルだけれども。
だいぶちいさくなってしまった。
=================================
[アヴェから受け取った紙に書かれた文面を、読み上げる]
恐らく「電話」だろうな。君たちのものに比べれば随分易しいが。
[老齢に気を使ってくれたのかな。まだそんな歳ではないつもりだが]
君の場合、女性にはウインクするより先に宝石を渡すといったところか。
見苦しくはないさ。でも、時期尚早ではあったね。
[その振る舞いは、一般の女性ならすぐに靡くものであったかもしれない。
けれどここにいるのは。全員恋天使なのだから。
優雅な振る舞いもそこまで。少しの焦りをのぞかせるカナンは、年相応の青年だ]
カナン君。君はまだ若い。
もっとゆっくり恋愛しなさい。
[つい、“恋愛”という言葉を使ってしまったが。
恋天使は自由恋愛できない。
けれど。性急な彼に、どこか厭世的な雰囲気を感じてしまい。ウインクの代わりに、…とさほど高さの変わらない彼の顔を見て、微笑んだ*]
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