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幸福の差出人 エドワード が見物人として参加しました。
幸福の差出人 エドワードは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 惚気 『別れの話』 ―
[遠くもない過去。 淡い初恋。
桜舞う筈の3月、懐かしき高校の卒業式。
生憎の雨に、地へ叩き付けられる桜の花弁。]
(初めて、好きだと思えたのに。)
[握り締めた拙い恋文は、想い人の手に渡ることなく。
雨に濡れ、無意味に滲んでいくだけだった。
渡すだけなら、簡単だった。 それでも、渡せなかった。
何故なら彼が恋していた彼女は、
卒業式に、一秒たりとも来なかったのだから。]
― 試練当日早朝 サンデッキ ―
『そろそろお客さん達来るのと違うのですぜ?』
[無機質に響く声は右腕の腕時計から。
それに反応するは、最近結婚した新婚船員、一名。
船に乗りながらも外の空気とご挨拶出来るこの場所で、携帯灰皿を片手に柵へ寄りかかり、ゆるゆる、煙草をふかしていた。
そんな余裕も響く一声で簡単に崩れたが。]
え、
それマジですか……。
『マジマジ、ガチでマジなのですぜ。』
[腕を捲り、声を放った時計を確認すれば、現在時刻は既に午前10時半を回ろうと。]
うわわわホロ君ありがとうごばばばばばば!!!!
[目にも留まらぬ早さで灰皿に煙草を押し付け、猛ダッシュ。
ここで煙草ふかしてたのがバレたら、怒られるに決まっている。
間違いなく怒られるに決まっているから、全力で走るのだ。**]
/*
Ananasです見学です先輩魔女ですこんばんはー!
そして宜しゅうお願いしますぅううーーー!!
最初の入村の時って削除誤爆怖くて格好いいことかきたくなる。
そして先輩でも魔女だからジェム色とか書かせて貰ったけど大丈夫だっただろうか?不安なう。
凄い改行すればよかったとの後悔。みづれぇ。
とにかく宜しくお願いします!!!!!!
アルカイックスマイル凄い好きだーー!!
― レストラン ―
[急ぎ制服へと着替え、彼は持ち場に着いた。
ギリギリ営業時間前の、遅刻と言えば遅刻の時間帯。
正確に言えば準備の半分をサボったという意味では遅刻であり、レストランホールの営業時間に間に合ったと言えば間に合ったのだ。]
わわわ、ごめんって……、本当に謝るから!
今度遅れても僕怒らないから! ね! ね!
ぷんすこぷんするとお顔老けちゃうよー!
[まぁ、サボってるのは間違いない為、後輩にはぶん殴られる勢いで怒られてしまったのだが。
何より営業開始時間だ。 無意識に制服を正す。
怒られるのも、へらへら笑うのもそこでおしまい。]
[船に乗り、先ず一番最初にレストランへ足を運ぶ客は珍しいと言えば珍しいのだが、本日もまた誰一人居ないという訳ではなく、最初の客がやってくる。]
いらっしゃいませ、2名様ですね?
当レストランは全席禁煙と――――、
[仕事時とオフ時で切り替えはしっかりと。
数分前までは想像も出来なかったであろう笑みで客を出迎える。
とある証であるシャンパンゴールドと、婚約指輪であるシルバーが輝く左手を舞わし、慣れた手付きで普段通りの仕事をこなしていく。**]
/*
料理に匂いつくから禁煙とかいうとこが多いぽ。
船乗ったことないから全然分からないけども。
バーテンダー格好いいなー! 俺もバーテンとウェイターで最後まで迷ってたから決めるのに凄い助かりました……。
最初はコンビニのバイトにしようと思ってた
#新婚設定だからやめた
[営業開始時間から何時間経っただろうか。
半機械的に業務をこなしていれば、また一組の男女>>87がホールに現れ、小走りで駆け寄り、]
お客様は2名様でしょ――――、
『ちょ、エド、
あの子の薬指よく見てくださいですぜ!!』
[普段通りの接客をしようとした時。
右腕の方から声が響くのに気付き、微笑をそのままキープ。
身体の動きを止め、目線だけを動かす。
注視すれば、そこに嵌められているのはシャンパンゴールド。
つまるところ、片方は契約者と考えるが妥当だろう。]
あっ……、申し訳ございません。
1名様ですね。
『エドはドジなんですぜ!
許してくれなんですぜー?』
[彼が慌てて言い直すと同時、契約者の時計が要らない補足を。
余計なことをと思いつつ、満面の笑みを浮かべて席へと案内した。*]
/*
あれ、俺らにも視認出来る=先輩魔女 だと思ってたけど。
よくよく考えたら俺ら見習いの契約者も見えるんだよな。
(´◔ω◔`)あ、あれだ、先輩魔女の勘ってヤツダ、勘ってヤツ。
(あぁ、ホロ君の声が聞こえるということは、)
[今日が試練の日であることを彼は知っており、
補佐を頼まれていることもしっかり覚えている。
今日というタイミング。
この場に居るということは、目の前の彼女>>107が彼と同じ、補佐の魔女だろうということは容易に想像付くが。
彼はあくまで仕事中。 直ぐにコンタクトを取ることは難しい。]
『でへへへへへ!! そういうことですぜ!
そんなことより可愛い子にお礼言われたのですぜ!』
[彼が真面目に思考を巡らす間も時計は騒ぐ騒ぐ。]
……お決まりの頃にまたお伺い致します。
[今は無理か、と諦め。
はしゃぐ時計を尻目に彼女へ>>109メニューを手渡した。*]
― 運ばれた料理とメモ ―
[彼女が今現在頬張っているグラタン>>115。
先程運んできたのは勿論ウェイターの彼こと衛藤である。
テーブル脇、小さめのメモをこっそりと乗せた。]
『 今日の試練、宜しくお願いしますね。 』
[小さな手紙は、読めば桜色に弾けて消えるだろう。**]
/*
桜色薄すぎ泣いたwwwwwwwwwwww
リミテッドちゃんごめん読みづらいな!!!
読んだら消える手紙は魔法の一つにするつもり。
[ちょっとしたドッキリのつもりで手渡したメモだが、やはりドッキリの後は反応が気になる為ちまちま、彼は魔女仲間>>124の方へ視線を遣っていた。
メモが消えたのを確認した後、どんな反応をするんだとワクワクして居れば、喉へと何かを詰まらす様な、
……、というか詰まらせたご様子>>125。]
(ほ、ホロ君?!僕何か変なこと書いちゃったかな?!
も、もしお手紙恐怖症とかだったらどっどどどどどっ!)
『どうもこうも、どうにもならないですぜ。
ところで人間ってそんな病気にもなるのですぜ?』
[流石のこれには彼も内心焦りまくりである。
詰まらせた原因が全く別のものだとは露知らず。]
(お手紙ダメだったら僕、一緒に試練補佐出来るの?!)
『エド、ぼくちんの質問総無視なのですぜ?』
[契約者の質問なんて耳に入ってないウェイターさん。
かれのこころは既にぱたんきゅー状態。
悲しい勘違いをしたまま休憩時間に入る衛藤くんであった……。*]
― 休憩時間 ―
『エド、メニューとかほぼ毎日見てるですぜ?
毎回優柔不断過ぎですぜ? さっさと決めろください!』
(僕だって食べたいものは毎日変わるよ……。)
[遅めの昼食。
一度スタッフルームまで財布を取りに戻り、勤務中のスタッフと間違えられぬ様ベストを脱いでレストランまで戻ってくる。
途中、入り口付近で客の姿と、ヘルプに来てくれているであろう知った顔>>199を見かけた。
見知った顔の彼が去る姿を確認する限り、あのお客は今現在レストラン以外を目的としてあの場に居る乗客なのだろう。]
良き船旅をお過ごしください。
[すれ違いざまに、お客様>>158へ。
スタッフとして一応の笑みを浮かべておいた。*]
あぁー、刈屋さんヘルプありがとうございます!
[レストラン内。
礼を伝えるべく接客>>201外の話し掛けられる頃合いを見計らい、ヘルプの彼の傍へ寄り、一声投げかけた。]
僕今からちょっとご飯食べちゃうので、
刈屋さんも頃合い見てお昼食べちゃってくださいね……!
[小声で、手短に、働き過ぎでご飯を食べ損なわないようにとだけ伝え、自分はそそくさとお昼ご飯へ。**]
/*
ツィスカちゃんまで拾いたかったのだが眠気がお先にこんにちはしてしまったー……。 明日……明日会えたら行くのだ……。
[返される笑み>>215に、ふわりと微笑みつつ。]
それじゃ、早めに戻りますね。
[直ぐに食事へ向かおうかと思えば、結婚したかとの声>>216。
言っただろうかと一瞬悩み。
結婚指輪が思い至れば直ぐ、左手を逆の手で握って、抱いた。]
あぁ、はい! そうなんです!
別に生活は前と変わりはないんですけど、
毎日がちょっぴり、幸せになりましたねぇ。
[口元を綻ばせながら、同じ様にバーテンダーの左手にも視線が行く。
結婚してなかったような、と確認する為に見た様なものだったが、そこに嵌っていたのは予想外にも、シャンパンゴールド。
何とも言えない気持ちになりつつ、
特に触れることもなく、そのまま食事へと向かった。*]
[休憩時間も終れば、また彼は直ぐに仕事へと戻る。
同じ補佐だと思われる彼女>>213が戻ってきた姿を眺めつつ。
何気なしにヘルプの刈屋さん>>315を目で追えば、対応しているお客の子>>319も傍には契約者の姿が。
何も言わない、何も言えない。 言う必要もない。
ただ試練合格者が多くなる様、遠くから見守り、願うだけ。]
(開始まであともうちょっと、かな。)
『エドも、補佐なんて大変なこったですぜ。』
[何度も何度も、喋るデジタル腕時計を眺める。
出来るだけ時間に気を使いつつ、
異界旅行が始まる時を静かに待った。*]
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