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/*クラスの人数は13人前後を想定してるんだけどもう少し少ないかな?
俺の小学校がそれくらいの人数だったんだよね。
[真理への心配で言葉を掛けるのは当たり前だが、
もう一つ教師としても人としても当たり前なこと。
英美の姿を探し、此方を見る視線>>218とぶつかる。]
英美もありがとな!
[礼を言うこと。
真似してもいいんだぞと、満面の笑みも添えた。]
[二人といくらか話した後。
時計の指す時間はまだ余裕があった。]
今日3年で国語あったっけ……?
[前にあるから見とけと言いつつ、自分で忘れるとは何とも情けないが、とても頻繁によくあることである。
時間割表を指で指し示しつつ、確認。]
数、音、理、美……。
……見事に理数と芸能ばっか揃ってるな。
[国語はなかった。
芸能系と言っても、体育が無いのは祭り前の配慮なのだろう。
学生時代、数学が苦手だった俺は、
大変だなと思いながら教室を去った。*]
/*
☆ 俺のクラスマジ天使 ☆
英美ちゃんぎゃんかわなんですけど……。
妄想族(と呼ばれる部類だと思う)真理ちゃんも超ぎゃんかわなんですけど……。
先生この二人襲撃出来ないんですけど……。
でも赤じゃない様な気がするんだよなぁ。
/*実は、元ネタを「ちいちゃんの影送り」
だけにしようと思って国語教師にしたんですが
今調べてたら「ひよこの眼」って話が高3にあるんですね。
しかも出てくる先生の名前が
相 沢 先 生 wwwwwwwwwwww
なんだこれwwwwwwwwwキセキかwwww
俺自身が高1なので知らんかったんですけどwwwww
[以降満面の草]
/*しかも今読んで見ようと見直したら先生じゃねえ。
人の名前だった……ww
これ俺多分眠いんだよな……。
相沢先生だったらなんつーシンクロだよって思った……。
いやでも相沢って子が居る時点で結構シンクロ率高い……。
ヒヨコってタイトルに惹かれたからちょっと読む……。
/*ちょ、号泣してるんだけど今。
なにこれ、悲しい話過ぎる。
こういう系弱すぎるんだけど俺。
こんなん教室で読ませたら号泣してまうやろ……。
―図書室―
[二時限目開始の時間帯。
一時限目で一年生に国語を教え、二時限目は空き授業。
授業で回収した二年三年のプリントの採点をする為に静かな場所を探し求め、図書室に辿り着く。
というのは建前。採点するなら職員室で良い。]
何で中二の国語って、
"そうかそうか、つまり君はそんな奴なんだな。"
が流行るんだろ……。 俺の時も流行った。
[土曜日まで司書の先生が居ることを忘れていた俺は、盛大に音を経て扉を開ける。普段図書室を使う授業は平日に入れているからだ。
勿論そこには、俺が忘れていただけなので司書の先生>>142の姿。 此方を向かずに寝息が聞こえる辺り、睡眠タイムらしい。
急ぎ人差し指を唇に当て、静かにしましょうと自戒。]
『俺の時も流行った。』
(そんな昔からあの話載ってるのか……。)
[ヒヨコと気楽に喋れる場所が欲しくて、誰も居ないであろう図書室を選択したのだが、どうやら選択ミスだったらしい。
出来るだけ音を立てずに図書室にある机で採点作業を始める。
俺には快眠を邪魔するつもりも趣味も一切ない。
※良い子は喋る為に図書室は選択してはいけません。]
[二年生の解答欄、流行りの登場人物の台詞だけは全員一字も間違えないのに、別のところは間違いだらけなのだから子供とは不思議なもの。
続いて三年生の採点に移る。
"登場人物の気持ちを答えなさい"だの、
"作者の考えを書きなさい"だの。
国語嫌いの子からしたら難問のそれが並ぶ。
別に意地悪してプリントを作ってる訳ではない。]
(コイツ、外部の高校行くって言ってたのに、
こんなんで大丈夫なのかよ……。)
[リズミカルに赤ペンを走らせる音は、円を描く音ではなくチェックを付けて行く音。やはり都会の学校目指し、高校からこの村を出て行くことを希望する子も居る。
ただこの惨状。現時点で志望校は無理の様な気しかしない。
秋。 今から勉強し直せば行けないことも無いだろうけど。]
『そうか計臣は3年の担任だったか。
お前は、送り出す側なんだろうな。 ずっと。』
[染み染みとヒヨコが呟く。
別に俺は人に送り出されたことが無い訳でもない。
そして俺は間違いなく、間違いなく年齢を重ねていくものであり、一生教職員という職業に就きつつ生きていくなんて不可能だ。]
(退職と死去。)
『……そういうこっちゃない。』
[分かってる、と返し掛けたところで二時限目の終了チャイム。
ふぅ、と息を吐いて首をコキコキと捻った。
ヒヨコはぴょこぴょこと頭の上で跳ねている。**]
/*本当は修道士の話も出したかった。
プレーンオムレツバスター(うろ覚え)の話したかったけどやめた。
中学の頃の国語は先生が大好きで、凄く中1中2は覚えてるから話せるんだけど。 中3は先生が変わっちゃってやる気撃沈してたなぁ。
本当にルロイプレーンオムレツバスター(うろ覚え)しか知らぬ。
ヒヨコの眼は凄く惹かれたけど、使えるかなぁ?レベルで止まってる。
ていうか表1500だし、独り言500切るって何事。
本当なんかうるさくてすいません! うるさくて!
―職員室―
[結局、三、四も空き授業のまま。
帰りのHRで挨拶も終え、放課後。
中学しか担当していない自分は殆ど毎日一時限は空きだ。
今日の様に一日一学年しか見ないことも多々あるので、採点を終えると他の授業を眺めて回ったり、(主に体育に)乱入して回ったりして一日を終える。
流石に50m走を全力で走ったら、
肉離れも必須になってしまうかもしれないが。
授業の進行は妨げない乱入をするものだから怒られるどころか、他の先生方も笑って見ている程。]
『計臣、帰ったら飯作ってくれ。』
……ん。
[ひよこの餌やり、ではなく飯作りくらいはしよう。
デスクに突っ伏して、いつ頃帰ろうかと考え中……。]
/*
中学の国語の先生がマジでこんな感じだったんだよな……。
ただもっと男気溢れてるイケメン、というより漢って感じの先生だった(˘ω˘)懐かしいいいい
ん……?
[近くで聞こえる先生>>278との声。緩やかに顔を上げた。
今居るのは職員室、先生なんて腐るほど居るが間近で言われたら俺の可能性が高いだろう。]
おぉ、樹か!
久し振りだな。 元気そうで何より。
[見えたのは数年前に担任した生徒の顔。
中等部卒業の時よりも大人びた顔に、何だか感動した。
だが、突如俺を訪ねてくる理由については少し疑問だった。
特別中学国語の成績が悪かったという記憶はない。
その疑問も直ぐ後に聞こえてくる理由で払拭されるのだが。]
模試?
お前それなぁ……。
俺に聞きに来たの高等部の先生にバレたら怒られるぞ?
[模試。 彼女が未だ中学生な訳がなく、恐らく高校の範囲を聞きに来たのだろう。 眉間に一瞬シワを寄せる。
教えられない訳ではないが、
高等部教師陣がうだうだ言ってきたらメンドクセーの何の。
それでも教師として放置する訳にはいかず。
手をひらりひらりと舞わして、問題を出せと合図。]
ま、分かりにくい授業する奴が悪いな。
何処だ?
暫く中学しか教えてない俺で良かったら。
[もう片方の手で三色ボールペンを掴み、にこり笑う。
特に午後の予定が詰まっている訳ではない。
樹が満足だと言うまで教えてから帰路へ就かせた。*]
[樹が職員室を出た直後、息を吐きながら椅子に体を沈める。
中々に物分かりの良い、教えやすい生徒だ。
敬礼に、夢が叶うことを祈りつつ。
もう一つ、考えていたモノの所為で
俺の表情は徐々に険しいものになっていた。]
『どうした、気難しそうな顔して。』
[妙に気の利く彼は、飛んで俺の正面にやってくる。
なんだアンタ飛べたのか。
驚きはそこそこに、聞かれた本題へと。]
高三の国語。
"あいざわ"君が死んじゃう話、
確か教科書に載ってたなって、思っただけ。
死を悟ったヒヨコと目が似てる相沢くん。
[高三当時の俺は、そのヒヨコと同じ目をしていただろうか。*]
―自宅―
『飯作るの上手くなったな。』
[帰宅後、少し遅れての昼食。
食に関して執着はほぼない為、遅れたって食えれば良い。
年齢の割に元気な祖父母は、
朝から敬老会だの何だのと商店街の方に出向いている。]
一人暮らし長かったから。
[居間に居て、空気と話している姿を見られても困る。
自分の部屋まで引き上げ、
小さめのテーブルに昼食を置いてヒヨコと二人。]
『寂しい想い、させたよな。
すまなかった。 俺と一緒に住んでれば。』
[コツンコツンと人間と同じ昼食を食べるヒヨコ。
見た目だけなら何とも可愛らしいものである。]
別に。 自立さ自立。
謝らなきゃならないのは、俺。
ごめん。
[箸を動かす手を止め、謝ると同時にヒヨコの方を見た。
彼も丁度此方に視線を移した様子。 二人で苦笑。]
[黙々と箸を動かす間の沈黙。]
『ま、祭りは行かないのか?』
その前にコッチ始まるだろ?
合格しなきゃ、一緒に行く奴も居ない。
[切りだされた問いに答えればまた沈黙。]
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