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[けれど]
…うん。
カークも、サシャも、マーティンさんも、チャールズさんも、
それに、同胞たち――平原の、森の、それからそれ以外にだって、
あなたを慕って付いて来た多くの人がまだ傍に居るんだ。
変革を待つ人々も居る。
皆、同じ志を、夢を抱いて。
[彼の周りに集う人々、思い出せる限りの顔を思い浮かべる。
同胞らの多くはディーンに希望を見出している。
彼らの存在がまたディーンの力になるのであれば、これほど心強いことはない。]
だから、見ているよ。
ずっと、ちゃんと見てるから……
[決意を新たにした声が静寂の中に凛と響くのに、
微笑むように双眸を細めて、
空に伸べられた手に見えぬ指を伸ばし。>>4:109>>4:110]
じゃあ、僕は、
あなたがいつか、此方側に来る日が来たら。
……あぁ、でもそんな、すぐ来たら駄目だよ。
ディー兄には、きちんと幸せになって貰いたいんだから。
……
―――…だから、もし、
あなたがあなたの信じた道を歩み続けて、
頑張って頑張り切った格好良い兄さんが
いつか、こちら側に来たら。
がんばったね、って、出迎えをさせてよ。
[戦の先に辿り着く未来は未だ分からない。
けれども、彼の肩には今まで以上の苦労が圧し掛かるのだろう。
避けられぬことであるのはきっとディーンも承知で、
それすら乗り越え容れて未来に向かうのであれば。
もう隣で伸べる手も声も持たぬ身となった自分に出来ることはきっとそのくらいだからと、彼の覚悟に願いを重ねた。]
そして、本当に魂が巡るなら……
また、出会えたならば。
もう一度、あなたの傍に置いて貰えたら、僕は嬉しい――
[ふわりと微笑む。そうして今度こそ、
同じ形に曲げた手をそっとディーンのそれに触れさせた。
質量を持たぬ指はすり抜けてしまうけれど、
微かに風が抜けたように感じられることだろう。
星降る地を出てゆくディーンの背を見送り、
声なき魂は森の風に融けるように気配を消した**]
/*
ディー兄の追悼に何か打ち返しつつ。
あとはサシャとチャールズさん。
あっ、カークお花ありがとう。
この細やかな心遣いが嬉しい…!
兄さんが馬と剣回収してくれてるのも見た。わああ(*ノノ)
謝らなくてはならないのは僕の方だ。
肝心なところで意地を張ったりして、
……さよならも、必ず戻るよとも、
きちんと伝えることが出来なかった。
なんだろうな、君が女の子だからかな。
男であることを意識しておかないといけなくて。
……ちゃんと、大事に思っていたのに。
[近いからこそ言わずとも通じることもあれば、
近過ぎるからこそ見えなくなるものもあって。
これはきっとそういう類のものなのだとエドルファスは思い続けて来たが。]
いつかかならずまた会いましょう――、
……、 …うん。
[確かめるように魂は反芻する。]
ね、サシャ。
君は勇敢な戦士だけれど、
戦で命を落としては駄目だよ。
ディーン兄さんや、カークや、チャールズさんにマーティンさん、
皆のことを支えてあげて、そして、ラモーラルの光を見届けて。
この先のラモーラルがどのように「変わる」のか。
君が「変えたい」と思った国はどうなってゆくのか――
子供の頃も言ったよね。
眉下げた顔や泣き顔でなくて、君の笑顔が好きだから。
幸せに生きて。そしてまた会おう。
…約束。
[今際に紡いだみっつめの
/*
この亡霊シリーズ(ひどいネーミング)
青より灰向けだったかなと今更。
普通に回想しにくいから
いつもより多く化けて出ております……。
……
[チャールズの声をじっと、聴く。
悪ガキが。と落とされた声は、過去と同じで違うもの。
かつてなら、拳骨か雷ひとつ落ちれば即座に謝罪を切り返したものだが、今はその響きのもつ懐かしさに、そしてかなしさに刹那口を閉ざした。]
ごめんなさい、チャールズさん。
置いて逝くような形になってしまって。
[でもね、と、魂の声。]
僕自身は、こうなってしまったこと、悔いてはいないんだ。
男として、自分で選んだ道だ。
命を賭してでも、――兄さんを、皆を、護りたいと思った。
このラモーラルの未来を描く一助となりたい、と。
[だから己の死に誇りを持っている。と、
悼んでくれる人に、声ならぬ声は静かに語りかけた。
こんなことを言わずとも、彼ならばきっと理解ってくれている。
決して、非業の最期であったわけではないのだと。]
[短い沈黙の後に続く柔らかな労いに、
はっと息を呑んで、チャールズを見つめた。>>25]
………、
ありがとう。
よき大人が正しい手本を示してくれることが
まず人間の成長に必要だと説いたのは誰だっただろう。
…。誰の話であったか今はもう朧げな記憶しかないけれど、
だとすれば、チャールズさん。
あなたは正しくそういう存在だった。
[エドルファスにとっても。
きっと、今兵としてある幾らかの同胞にとっても。
チャールズは尊敬と憧れと畏れの対象であり、
そしてまたゆるりと成長を見守ってくれる大地のような。父親のような。]
あなたやマーティンさんたちの存在があればこそ、
僕は「道」を選び取ることが出来たのだと、思っている。
…そんなあなたに、
こんな風に労いを貰えていること、
少し変かもしれないけれど、嬉しく思うんだ。
[労いの中にかすかな賛辞をも読み取れば、
魂は微笑む気配を漂わせて、揺れる。]
我らの主の征く道を、王城に繋げる。
……
[それは確かに、ダーフィトとの一騎打ちの最中に己が発したもの。
チャールズの元に届いているということは、最期の言葉として
彼らの耳に入ったということなのだろう。
チャールズの深い声を追うように小さく唱和した。]
ええ、
、 …――お願いします。
[それは繋ぐ意志であり、先への願いでもある。
ディーンの副官であり解放軍の守護者たる双璧のうち一人。
そして、きっと自身にとっても『父親』に似た存在のひとりであった彼に深く頭を下げ、託す。>>28
多くの言葉を紡がぬのは、揺らがぬ深い信あってのこと。]
/*
収容場所に来て下さった方の追悼への返答を駆け足で回収しつつ。
こんばんは。
今日はチャールズさんとダーフィトさんか…大詰めだね。
ゆるっと桟敷席に座って見守るよ。
/*
ところで、先ほどやっとわかめに追いつきましたよ。
墓下でゆっくりしようとすると
うっかりログが伸びてしまうから慌てますね!
>>3:273
クロイツのこれこれ。
かあっこいい!これ格好良いね。
お師匠ならではというか。愛というか。
>>4:86>>4:91
明確な亡霊追悼返答は出来なかったけど、
カークが人知れず泣いてくれているところとか
ちゃんと見てるよ、見てたよ…!!
ぐっと来すぎて貰い泣きしてたからな僕。だいすきだ。
>>4:249
初見の時は出先で独り言を書けなかったのですがここね…
「ママ」なんだ!!?wwww
奥様をママ呼ばわりするマーティンさん萌える。萌える…
>>4:367>>4:371>>4:372>>4:377
>>4:380>>4:382>>5:11
ここの応酬が僕は大変に大好きすぎるんです。
コリドラスさんもマーティンさんも歴戦の雄であり見守る立場となった老将同士ならではのこの投げ合い。双方に戴いた主を誇るこの台詞!!
これはほんっとに熱いよね。滾る…!!
/*
クロイツにツェーザル、こんばんは。
本日もあと30分だね。
って、挨拶を間違って灰に落としてしまった。
眠くはないはずなんだけど。
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