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― 南海域/巡洋艦ヴァイ ―
[艦隊の指揮艦であるシュヴァルベから信号にて指示が飛んだ>>292]
微速前進、
[ヴァイの位置は指揮艦右後方、ヴァイスメーヴェと離れ並ぶ場所>>294。
速度を合わせ、並び奔る]
敵艦隊の動きは?
……威風堂々と東へ、か。
真正面から向かって来る様は気持ちが良いと言えば良いな。
[報告で上がってくる内容を耳にし、くつ、と喉奥で笑う]
ま、それで怯むアタシらじゃないがね。
こっちの本隊の方はどうだい?
[別の問いを投げれば、艦の並びが耳に入り、ヴィクトリアは思わず小さく笑った]
なんだ、シロウの奴こっち側に居るのか。
遊びに来る心算かね、アイツ。
[彼が持つ視野は広い。
軍医としての自負がそうさせるのか、よく他の艦の様子を見ているとヴィクトリアは思っている]
アイツが”アレ”を覚えてるなら…手伝ってくれそうだな。
[奢る、の言葉で明かした自身の名の意味。
酒の席であったため、記憶が消えてなければ覚えているだろうと。
口端を持ち上げながらヴィクトリアは舵を切った]
見えたな、行くぞ!
[予めの打ち合わせ通り、帝国艦隊の姿が見えると先ずシュヴァルベが速度を上げる。
それに続きヴァイとヴァイスメーヴェが加速し、徐々に2隻はシュヴァルベとの距離を縮めた>>297。
やがてシュヴァルベを抜き去り、それぞれ水雷艇を率いて待ち構える帝国艦隊へと迫り行く]
主砲副砲、装填忘れて無いね?
良いな、
[即ち、操船は自分に任せてタイミングを計れ、と。
挨拶代わりなどと無駄弾を放つ余裕は無い。
敵艦隊の主砲がこちらを向いている>>307にも関わらず速度は落とさず。
やや敵艦隊側に弧を描くような軌道を取り射程を狭めんとする。
射程に入る直前の位置で副砲発射の号が飛んだ。
ヴァイスメーヴェからも同時に放たれる砲撃の結果を見る前に、2隻は共に東へと舵を切る]
ちっ、なんて動きだ!
[バラバラな動きから一転、一列に揃い即座に砲撃を放ってくる高い錬度。
一気に駆け抜けることでまともに食らうのは避けることが出来たか。
ヴァイスメーヴェは大きな弧を描きながら、ヴァイはその内側を小さく弧を描きながら、ナハティガル寄りの位置を旋回する。
共に奔った水雷艇は敵砲弾の着水の影響で数隻隊列を崩していた]
[ぐるりとほぼ一回転する動きで旋回した後、ヴァイは水雷艇が後方に来る位置へと艦を進める。
その間に動いたのはシロウが指揮を執るナハティガル>>319]
来たな、ありがたい。
[微速で西へと進みながら、ナハティガルの援護を得て隊列を組み直す。
ヴァイスメーヴェを後ろに、ヴァイは前方にて周囲に水雷艇を纏う]
ち、逃げ遅れがあったか。
[先の敵艦隊の斉射により、水雷艇が2隻誘爆を起こしたらしい。
船首ごと撃ち抜かれたものも1隻あり、その水雷艇は航行不能となったようだ。
もう1隻は水雷のみに留まったが、換装が必要となってくる]
航行不能船を率いて後ろに下げさせよう。
他は問題無いな。
[是が返れば、ヴィクトリアの瞳は再び前を向く]
[微速から2速へと変わる時、ヴァイからヴァイスメーヴェへ信号が放たれた。
曰く、「ヴァイの前を横切れ」と。
タイミングまでは伝えなかったが、ヴァイスメーヴェの艦長は意図を汲んでくれたようだ]
4速前進。
[徐々に増す速度。
艦首は先日見た敵艦隊>>325へと向いている]
[4速を維持し、主砲の射程まであと一息と言うところまで来た時。
ヴァイの右後方からヴァイスメーヴェが飛び出し、左旋回の軌道を取りながらヴァイの前方を横切り行く。
駿足と大旋回を活かした位置の入れ替え、相手にはどう見えたか。
右舷を敵艦隊に晒したヴァイスメーヴェは、副砲からの斉射を行う]
5速、突っ切るぞ!
[纏っていた水雷艇を後方へと従え、ヴァイスメーヴェが横切り行くその後ろからヴァイが飛び出した。
艦首は未だ敵艦隊へ。
蛇行する敵艦の1隻に対し、足を鈍らせんと主砲を放つ。
目論見が通るなら、水雷艇が2隻、横穴を開けんと迫ることになる//]
/*
兵糧(ポテチ)取りに行って、と。
タクマを通すのがお仕事だから、ルートヴィヒ艦隊を引き付ける・追い回すのがメインになるか。
しかし少なくとも4+2隻の巡洋艦が相手になるのかこれwwww
2+1+水雷18か…押されて然るべきの戦力さだな、うむ(
被弾方法(人体)を考えねばならんのだが…。
操舵室に砲撃食らうかなぁ(
― 南海域 ―
[タクマが巡洋艦2隻を引きつれ北上せんとするその後ろで、敵艦4隻に対し2隻と水雷艇を持って抑えにかかる。
囲まんと北東へと伸び上がる敵艦隊>>343。
先に旋回していたヴァイスメーヴェは、敵先頭艦の前を横切るように東へ。
右舷は装填が間に合っていないために砲撃は無く、更に左旋回して艦首を南に向けんとしていた]
振り落とされんなよ!
[舌先で唇をちろりと舐め、握る舵を右へと切る。
狙い定めた敵2番艦との衝突を避け、背を向ける形となる他敵艦へと向き直るためだったのだが]
ち…!
そう簡単には行かねぇか!
[包囲は免れたものの、放たれた鉛の雨>>343がヴァイのみへと降り注ぐ。
右舷に数発、これにより中央の副砲が2基沈黙した。
砲弾は甲板に立つマストにも迫り、上下への着弾でヴァイが左右に大きく揺れる。
ウェルシュに相談し装甲を厚くしていたのが幸いしたか、今すぐ沈むような大ダメージには至らなかった。
しかし体勢を立て直すためのロスが生じる]
[そんな中で、ヴァイは短い信号を出し、率いていた水雷艇を散開させる。
艦数が少ない分を、水雷艇で補わんとする動き。
ヴァイと敵艦隊の北側で南進の構えを見せていたヴァイスメーヴェが動き出すと同時、16の水雷艇が4隻ずつ、敵艦隊へ取り付かんと駆け始めた。
少し遅れてヴァイスメーヴェが一番北側にある敵艦への接近を試みる。
反航戦の軌道を取り、装填の終わった右舷から副砲の連射が放たれた。
だいぶ遅れてヴァイが艦首を敵艦隊へと向けんと旋回するが、敵艦がそれを許したかどうか]
[敵2番艦へと迫った2隻の水雷艇は蛇行を繰り返しながらも速度を上げる。
しかし敵艦副砲による砲撃で思うように近付けない。
付かず離れずを繰り返しながら、砲撃の合間を縫い接近を試みるも、1隻は避け損ねて船体に砲弾を食らった。
残る1隻は動き回るうちに敵2番艦の後方を捉えんとする軌道へと移り変わりゆく//]
― 南海域 ―
[一度の反航戦の後、ヴァイスメーヴェは敵艦の合間を縫いヴァイと合流する心算だったのだが。
敵旗艦>>369単独の接近により敢え無く阻まれてしまう。
背後を追うように舵を切る相手に、ヴァイスメーヴェもまた同じように相手の後ろを追うように舵を切った。
大回りな旋回になるために多少のラグはあれど、くるりくるりと旋回する数を重ねる。
その度に砲弾は降り注ぎ、副砲並ぶ舷側や、応急処置の外装しか取り付けられていない艦首付近が被弾により損害を受けた。
元のダメージが残っているために、敵旗艦よりも艦の傷みは早い]
[ヴァイスメーヴェとの合流を阻まれたヴァイは、尚も包囲せんとする敵艦3隻に対し、反航戦の進路を取りながら急旋回。
砲弾が一時でも途切れるタイミングを狙い、東へと舵を切った。
主砲と左舷副砲から艦隊目掛け斉射した後、更に舵を切り南へと転進する。
左舷にはいくつもの砲弾の跡が残り、副砲がまた2基沈黙した。
その間に飛来する、8機の敵複葉機。
狙いは水雷艇らしく、ヴァイにまでは仕掛けてこないが、果敢にも敵艦へと向かった水雷艇の乗員が撃たれて幾人か海へと落ちた]
くっそ…!
[離れてしまっている上、ヴァイには対空装備が無い。
水雷艇の乗員達の手腕に任せるより無かった]
[南進から再び舵を切り、西側へと至らんとする敵艦隊に艦首を向ける。
視界の先で上がる、爆発音>>371。
黒煙と共に炎が見えて、味方水雷艇が功を上げたのが分かった]
乗り遅れんな!
[これに乗じて反撃に入ろうと、ヴァイが速度を上げ始める。
敵艦隊先頭で黒煙を上げる2番艦を右手に迂回しようと舵を切り、後方の2隻に砲弾を撃ち込まんとして]
[特攻にも近い動き。
迷い無いそれは、ヴァイの右舷中央へと到達する]
────っぁ!!
[艦を震わせる破裂音。
轟音と共にヴァイの艦体に大穴が開いた]
[衝撃で落ちる船足。
そこを狙い済ましたかのような砲弾の雨が降り注ぐ。
甲板や艦首を叩き付ける中]
しまっ…────!
[そのうちの一つが、操舵室の下部を掠めながら艦を貫いた。
ガラスが飛び散り、足場が抜け。
ヴィクトリアの身体は瓦礫と共に船底へと落ちて行く。
どこかで、ボン!と何かが破裂する音を聞いた。
艦の後部から轟と火の手が上がっている。
消火急げ!と慌しくなるヴァイはやがて、失速しながら海洋上に停止した^]
……あ……マズ……
[崩れた瓦礫の上に強かに身体を打った。
投げ出された腕の横に、舵が割れて転がっている]
…動かねぇ、な…
[身体と、艦と。
その両方を示す言葉。
顔にはガラスによる擦過傷が散り、どうも足は折れているよう。
うつ伏せで落ちた時に腹部も打撲を受けたらしい。
下手をすると内臓に影響が出ているかもしれない。
そして脇腹がいやに、熱い]
[船底にはじわりとした熱と、冷やりとした海水が迫りつつある]
はは……沈むのが早いか、焼けるのが早いか、か。
[どっちもイヤだな、なんて笑ってしまうのは、死を身近に感じ始めたが故]
[「いきて」。
幼馴染の声が甦る]
……あぁくそ……
[「いきて」。
幼馴染の最期の願い]
…寝てる場合じゃ、無いってのに…
[どうにか動いた右手が拳を握り込んだ]
………?
[遠くで誰かが名を呼ぶ声がする。
首を巡らそうとするが、やはり動かず。
声を返すにも掠れて、何も反応を返すことが出来なかった]
[やがて、複数の声と共に後方──艦の天井、大穴が空いている箇所からいくつかの気配が降り立つ。
呼ばれる名。
声には聞き覚えがあった]
…は……なにしに、きてんだ、おまえら…
さっ…さと、だっしゅつ しろよ
[そこに居たのは、決戦前に話をしたと年若い乗員達。
助けに来た、と口々に言う彼らにヴィクトリアは苦笑を零した]
…ば っか、んなこと、してた ら、にげおくれる ぞ
[火の手が回るのが早いか、水没するのが早いかと言う状況。
それでも彼らはヴィクトリアを背負ってでも船底から脱出しようとする]
……ばかだねぇ……
[そう呟いてヴィクトリアは意識を失った。
今のところまだ息はあるようだが、乗員達はヴィクトリアの身体を起こして驚いた。
左脇腹から大量に出血していたのである。
慌てて圧迫止血をして、一人の背中にヴィクトリアを括りつけた時]
/*
どうにか起きて来た(今日もりんごもぎ)ら、いきろと呟かれていた。
ああ、うん。
エピのシロウのお仕事になっておくよ(
/*
更に綴るのは無理だな…(時計を見た
うん、大人しく怪我人になっておこう。
ご飯食べないとりんごもぎ持たない(切実
ここで皆にありがとう、と呟いておく。
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