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……対策、本部。
[目を見張る。
じゃあ、此処は……"外"と言う事か!]
そうか、じゃあ、さっきの気配は、脱出口……?
けど、なんであんな所に、それも突然……。
[そうぶつぶつ呟きながら。
ふと、向き直り。]
……あ、えっと。
いきなり押しかける形になっちゃいましたけど。
俺、ここにいてもよろしいでしょうか。
[ここにいることがどんな理由であれ。
"出来ることをやる"。そうカークさんに教わったから]
……!
[偶然、接触、との言葉にぴくりと反応する。
なんともタイミングの良い偶然だ。俺にとっては……ラッキーな事だ。
続く言葉には、ふぅ、と一つ息を零し、しばし考え込む。
一つ、一つ。言葉を紡ぐように声を出す。]
もしかしたら、ここからでも、俺の能力、使えるかもしれないです。
やったことないですケド。
[会場との距離がどの程度有るのか。電磁波は透視能力をも阻害してしまうのかは分からない。
でも、さっきとは違う。俺に出来ることをやる。カークさんの教えは、こんな状況でも生きている筈だ。
……俺は、そう信じてる。]
もし、俺の力が必要ならば、いつでも能力を行使します。
そうでなくとも、俺、手助けになれるように頑張ります。
[そう、自分の意思で誰かを助けられるように。]
[そう、返事をし、端末を受け取る。
そうか、中にも誰かがどうにかしようとしてくれているんだ……。
自分に出来ることは、ちょっぴりしかないかもしれないけど。
そう、自分を信頼してくれる人がいるだけで。少なくとも俺は頑張れるから。]
……と。そうだ。
[一つ思い当たることがあり、透視モードをonにする]
["もし、俺が地下で、もふに埋もれたら救援頼む"と言われ>>2:36、それきり様子を見ていなかった。
この状況になったら、直接手を出すことは出来ないけれど。この端末を使用すれば、もしかしたら援助を頼めるかも知れない。
……見えるかな、いや、きっと見えるはず。
一瞬不安に駆られるも、やるしかないと思い立ち、能力を行使する。
……透視に、電磁波の影響はさほどなかった。
距離の違い分困難になるが、ちゃんと視える。
そして、コントロール・ルームを探し始め……]
あり?
[すっとぼけた声が漏れる。
カークさん……何処?]
[うーん。やっぱり、いない気がする。
ちなみに、しっかりとメレディス少尉とジーベル伍長は見つけた。でもカークさんは……やっぱり、いないなあ。
そう考えていたら、声がかかり]
あっ。
えーっと、大丈夫です。
[そう応える。まずいまずい。
能力をつかって、カークさんを探していた……と言うのは簡単だけど。
流石にそこからどういう経緯で能力を使ったのか、と追求されると、なんとなく不味い気がする。
なんせ、許可を与えたのは既に
これは、出来れば秘密にしたいな。すくなくとも、シグルドさんの中のカークさんの印象が分かるまでは。
にしても、本当にどこにいったんだー?
まさかその人物が、"真上"にいるとは思いも寄らないだろう**]
は、はいっ。
カークさん……カーク・ケルナーですね。
[とりあえず、気づかれなくてよかった。
それに、カークさんを探すのは元々の仕事だ。
そう言われると共に、姿と顔は特に確認せずに、引き続き続行する。ある意味当然だが。]
……イベント会場の、外かぁ……。
例の穴に入っちゃったのかな。
[そう呟きながら、視線をイベント会場の外に限定させる。
……しかし、なかなか見つからず。]
うぅ、でも、会場の外にも……いないですね……。
[困惑したように呟く。
透視の連続のデメリットは特には無いが、探しっぱなしは流石に疲れる……。
ぱちぱちと瞬きをしながら、ふと上を見て……]
あ……。
は、は……
発見しました……!!
あの、上、屋根の上……!!
[まさか、"真上"にいるとは思いも寄らなかった。
というか、そこにいると、危ないですよ、カークさん……!**]
え、えっ。ちょっ!!
[兎に角、どうにかしてこちらに来て頂かないと。
でも、どうやって……と、考えてる間に。
カークさんが飛び移る所>>+33をリアルタイムで目撃してしまった。
……が、その心配も実は不要だったようで。>>+34]
……はぁ。
たった今、超絶ショッキングな映像を見てしまったような……。
[この方は、まぁ無茶をやる。
ゆっくりと落ちていく。驚きはしたが、不可解な感情はそれほどない。
この時初めて、自分と同じ能力持ちだと知った。]
……え?
[そう声をかけられ、目をきょとんとさせる。>>+36
なんでシグルドさんに面識があるってバレてるんだろう。
どうやら素で理由が分からないらしい。]
えーっと。まぁ、はい。
会場内で会いました。あと元々此処の人ですって。
[まあここら辺は伏せてもしょうがないか。]
ご存じでしたか?
[当たり前だ]
あ。成る程。
[ぽんと、手を叩く。確かに、いきなり探し始めたら知ってるのも分かるか、と。
異常事態であるが故のやる気は手に入れたものの、今一甘い部分はそのままだ。]
……え。
えーっと。泣かされて、いた、ですって。
[一体何をしでかしたんだカークさん。
訊きたいような、訊きたくないような。]
ま、まぁ、一先ず無事が確認されて、良かったですね!!
[露骨に話題をそらす]
[呆れられた様子>>+47に、肩を竦める。まぁ、こういうことから情報が漏れる可能性がある……というのだが、まだまだ未熟な身。
とりあえず後で説教の一つや二つは覚悟しておこうか。
続く言葉には。]
き、きりがないくらい……。
[思わず絶句する。"一見軽いけど頼りになる人"のイメージが強すぎるから、誰かを泣かすということの想像がつかない。
いや、もしかしたらああ見えて人を困らせまくってた、とかそういう……?
イヤイヤイヤ、そんな馬鹿な、と必死に頭を巡らせる。]
……そ、そうですね!
[話題そらしに乗っかってくれた>>+48のはありがたい。]
カークさんの話……まぁ、そうですね。
カークさんも、きっとこの状況をなんとかしたい筈ですから。
[そういえば、さっきのシグルドさんとのやりとりで意識を乱され、透視モードをオフにしてたんだった。
まぁ、大丈夫か。あのカークさんが、まさか迷ったりすることはあるまい。]
……!
カークさん……。
[もしかしたら、さっき尋ねてきた人ともう一人……恐らく初対面の人も一緒かもしれない。
何はともあれ、無事にここまで来れてよかった。
……とりあえず今は、シグルドさんとカークさんのやりとりをじっと見ている。]
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