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今逃げたら。
私はもう二度と立ち向かえなくなると思う。
面と向かってエピでお話もできないと思う。
自分のキャラクターに振り回されて、悪役をやってる自分に酔いしれて、
愛や、思いやりや、気遣う配慮や、一緒に物語を作る、そういう大切なものを見失っていた自分を、許せない。
私はここに遊びに来たんじゃない。
ここで逃げ出したら、参加している全ての方々に、面目が無い。
おはようございます。
ふむふむ。
そんなに気負わなくても、とは思いますが、ポリシーを持つことは大事ですね。
では、具体的に何をなさいますか?
[ クロイツさんの言葉は、断片的にしか聞こえていなかった…。小さな光りを持ち、クロイツさんは部屋を出ていったようだ >>51]
………。
[ 僕は目を閉じた…
少しするとコンスタンツェさんの声が何度も聞こえた、何を言っていたのかは、分からない…、けど、脳裏には不安そうな彼女の顔が浮かび上がった…。]
「マレ………ん、…レンマさ…、マレンマさん!」
はっ…
[ 気付くと、真っ暗な部屋の中、ランプの灯りで照らされたコンスタンツェさんが心配そうに僕を見ていた。]
……。
[ 信じられないが、僕は絶望の淵を見た。
そこには、村で殺した三人組や、ベルガマスコや
もっと大勢の、親しい人や、見知った顔が、そして、教授も。
僕は上体を起こし、改めて何をすべきなのか、考え始めた。
犠牲を乗り越えてきた、英雄にもっとも近い僕が、死んだら意味がない。]
この避難所に残っている奴らを全員殺す。
[ コンスタンツェさんは、その言葉を聞いてどう思ったのだろうか。
僕はずっと肩に着けていた鞄を取って、中からぎゅーっと押し潰されたコッペパンを取り出した。]
ちょっと凍ってる…
ひんやりしてて良いか…
[ コンスタンツェさんにも分けようかと思ったが、お腹がいっぱいらしい。どこかで"食事"を取ったのか…?
最初の敵、コッペパンに慎重に一噛み目…、なんとか食べれるようだ。
気になった僕は、鞄の中身も事件が起きていないか、確認した。紙は少しぱりついていたが、問題は無さそう。
少し食べていくと、挟まれたハチミツとマーガリンが出てくる。きちんと食べていなかったせいか、その味はとても美味しかった。]
んん、んむ。
一個じゃ満足はできないけど
とりあえず生き返った…。
[ 一時の休息と食事で、生命力は回復した。]
はい。
どんな結末であろうと、応援しています。
なお、「このまま死ぬ」とお返事された場合、助走を付けて殴るつもりでした(にっこり
[ 立ち上がり、左手を軽く動かしながら、コンスタンツェさんに返事を返す。>>66 >>67]
まぁ、じゃなきゃ僕を襲ったりもしなかっただろうな…
よし、じゃあその人を食べに行こうか…って
僕にとっては食べ物じゃないから…
あと、そのリュックサックの中に、銃が入っている。
僕は右手を怪我してるから、コンスタンツェさんに預けるね。
僕はもう薬を持っていない。
照明は後回しにして、早いところ薬を見つけよう。
[ 細かい問題は考えず、とりあえず行動に移ることにした]
[ コンスタンツェさんが部屋を出ていく時>>81、灯りで照らされている内に出口まで移動しておいた。僕は少し時間を開けて行くことした。]
もう……寒さが迫っている感じがする…。
霊薬が無ければ……本当に死んでしまうのか…。
[ 僕は扉を開け、暗闇の中、廊下を真っ直ぐに進む…
方向感覚が不安になり、どこを歩いているのか分からなくなりそうだ…。
だが、視覚が無くても、聴覚がある。
段々と…声が聞こえてきた…
小さい声…一際大きい声…
すると、暗闇の先に何かが見えた。 >>102]
なんだ…?燃えているのか…?
熱いのは………苦手だ……
[広間の方が燃えているようだ…]
……そうか………僕には逃げ場が無い…
[後ろは行き止まりの小部屋、前は火
これが 敵 の計略だったのかなんなのか、考えても分からない。]
[ 避難所の中央である広間が燃えていては、こちらに燃え広がるのも時間の問題だろう。]
燃えているお陰で、方向が分かった。
倉庫は反対側か……
地下なら、安全だ。
突破すれば…間に合う。
僕は死なない。
[ マレンマは負傷している右腕と、左腕を前で組み。
火の中を真っ直ぐ倉庫に向かって駆け抜けた。]
―燃え盛る広間―
[ 重く、苦しい…バチバチと燃える広間
僕はただ生き抜く事を考え、突っ走った。]
やがて倉庫へたどり着けば、中にはまだ燃え広がっておらず、床の扉を開ける。下には階段…]
[ 下には、僕を殺そうとした張本人がいるかもしれない……
僕は閉められていた地下へ続く階段への扉を、開く向きとは反対側に踏みつけ壊し、広間の方へ蹴り飛ばした。]
全員殺す。
[ 後は、階段を降りれば…地下倉庫…]
全員殺す。
[ 足を引きずり……階段を一歩ずつ降りていく…]
あ……熱い……
[ 体質のせいか、異常に熱く感じた熱、死に物狂いで突破し、勢いで誤魔化したが、後から痛みが手や足に……]
は……あ
[ すると、階段の下の扉が開き、人が出てきた…
それは……>>139]
[ コンスタンツェ……]
は…そこに居るって事は、僕を見捨てたということだな。
まぁ、いい。
お前もクロイツも殺すつもりだった。
生き残るのは、僕一人で充分だからな。
上の扉は壊した。
後はそこを壊せば……、例え火が消えても、ただじゃすまないだろうな。
[ だが、地下への扉は頑丈に作られており、炎すら遮断する。蹴り破れるはずもなく、また、ぼろぼろのマレンマでは、このままでは不可能…]
[ コンスタンツェの手を払いのける。>>144]
お前…その言い方……
原因はお前か……
[ マレンマは心底呆れた表情をする、が。]
考えることは似ていた。
ということかもな。
[ そう言うと、手でコンスタンツェさんをどかし、一人の力で下へ進む。]
お前は後だ。
[ 広げたリュックサックの中身から、黄金のピストルだけを取り、ポケットの中へ入れ。再び下を目指す。
もはや、コンスタンツェは目には入らない。
そして、ようやく扉にたどり着くか…
というところで、扉が開いた…そこにいたのは……>>151]
はぁ…はぁ…
ここまで来れて…良かったかもな…
[ 歓迎されるはずのない重い扉は、タイミングよく開いた…]
助かった……
熱いのは…苦手だ……
[ 側で名前を呼ぶ声…、声だけで分かる。カークさんか… >>156]
生きていたのか…
悪運が良かったのか…、なんなのか……ゴホ…
[ 普段丁寧語だったマレンマの姿は無く、煙が充満してくるなか…、カークさんを押し退けさらに奥へと…進もうとする…
扉はすぐに閉まった。]
[ 扉からさらにすり抜けるようにもう一人出てくる…>>157]
誰か知らないが、死にたくなければ、どけ。
[ マレンマはドアノブへ手を掛け、回した。]
[ 扉からさらにすり抜けるようにもう一人出てくる…>>157]
誰か知らないが、死にたくなければ、どけ。
[ マレンマは暗い中を手探りで探し、ドアノブへ手を掛け、回した。]
[ ガタン………、全力で加えた力は、扉を開けた。
中には……]
生きてる人間どーこだ…
[ 中へ踏み込むと、左手でしまっていたピストルを持ち、眼前のクロイツへ向けてロックを外し、躊躇無く引き金を引いた……しかし…]
[ パァン……、左手に掛かった衝撃は、想像を遥かに超えており、ブレた弾は、クロイツをかすっただけだった…
衝撃で半時計回りにくるりと回りながら、ちょうど地下室と階段の境目に倒れ伏す…それでも銃を離さず、]
はは……
全部…終わりだ……。
……僕は…英雄になる…
[ マレンマは痺れる左手を無理に動かし、銃口を頭に着けると、ロックを外し…]
これなら"外さない"。
[ 自分の頭に向け、引き金を引いた。]
――パァン…
――???――
( 僕…また一歩英雄に近付けたかもしれません…)
[マレンマの死に際……引き金を引く瞬間、小さく呟いていた言葉があった…]
教授…ぼく…次は何を……
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