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居候神父 アルビン は 情報屋 イングリッド に投票した
[夜中、時が来たと、気づいてしまう。
タイムリミットなのだと、気づいてしまう。
雑貨屋に注文した本を閉じ、暖炉に放り投げ。
それ以外にも自分が偽物の神父であった証を処分して。
燃える炎は、朝までには消えるだろう。懐のナイフは手入れされないまま、しかし必要な鋭さはある]
......はぁ
結局、どうにもならないのか
つまらん生涯だったな
[堪え切れない衝動。このために幾人を殺しただろうか。
近くにいる人を殺しても何の感情も浮かばなかった自分に浮かんだ、殺したくないという感情。
あの少女を守りたいという、感情。
それを自覚した上で、訪れた衝動]
[手紙をしたためる。あの少女にだけ伝えるための手紙。
それを自室の机に起き、私服に着替える]
ああ、シェイのために尼僧服を用意しておこう。
それと教会の仕事が理解できるような本も置いておかないと。
[呟きながら用意。起こすわけにはいかないから、自室だけで事を起こす。
全ての準備が整ったのは、夜も更けた時。
そっとシェイの部屋に移動し、その額にキスを落とす]
君は、ここにいていい。
ずっとここにいていい。
ここが安全だとは言い切れないけれど、ここは君を守れるはずだから
−手紙−
急な話で申し訳ありません。
村の外で用事ができてしまったので、しばらく村を離れます。
期間はまだわかっていませんが、必ず帰って来ます。
貴女の分のシスターの服と教会の仕事を分かりやすくまとめたものを置いておきました。
貴女が自由に使って良いです。
けれど、少しだけ、わがままを言って良いのなら
待っていて欲しい
俺は、必ず帰るから
それまで、この教会を預かって欲しい。
不安になることも多いだろう。
けれど、テオドールやマリエッタ、カレルやメレディルに頼っていれば、きっと大丈夫。
帰るまで、生きていて欲しい。
わがままばかりですまない。
抜けはないけどメレディス名前間違ってたorz
ごめんメレディス
あとテオに頼み事が。
シェイを支えてやって欲しい
できれば、だが
あぁっ!
ごめんテオ
アクション使いまくらせてごめんだけど
アルビンの姿は村にも教会にもいないこと
村近くの森の奥を探せばナイフを持って死んでいること
アルビンの自室に手紙とシェイのサイズに合わせたシスター服、教会の仕事を纏めた資料があること
を伝えて欲しい
本当にすまん!
森の奥
男は森の奥に倒れていた。
鋭いダガーナイフを逆手に持ち、喉を大きく切り裂いて。
ナイフを持つ腕には狼の毛が生え揃い、足はすでに狼のものへと変わり
中途半端に狼へと変わった姿はまるで異形。
しかし男は、どこか満足そうな表情をしていた。
それは、まるで敬虔な神父のごとき表情。
守りたいと願った子供を守るために教会を出た男が
自らを殺せたことを神に感謝しながら死んだことを表す動かぬ証拠であった。
森の奥
男は目を開けない
男は何も答えない
ただ、握り締められたナイフは銀メッキが施されているのがわかるだろう。
異形を屠る、聖なる銀。
男は自分なりに、自分と闘おうとしたのかもしれない。
テオが指輪を贈るならどんなのがいいかな
剣とか使えて割と無骨なイメージがある紳士だからシルバーの少し太めのイメージがある
シュテラに渡すなら今のところは婚約指輪か?
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