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若社長 フェリクス は 自警団員 ハーラン に投票した
若社長 フェリクスは、自衛団員の弟 ディーク を投票先に選びました。
[シルキーを抱き締めたら、胸辺りが温かくなってくるのを感じながら>>169、己の鼓動も早く強くなっているのは彼女に聞こえるだろうか。
それでも自分の話を一字一句聞き漏らさぬ様に耳を澄ましながら聞いていたシルキーが、名前を呼ばれたら小さな肩を震わせている。
声も震わせながら、自分を兄みたいに気に掛けていたのではないかと、妹の話を聞いてやっぱり妹として接してるのではないか、という想いのすれ違いに、ハッと強く鼻を鳴らした。]
そりゃあ、俺が年上だから、兄の様になるのは当然だろ。
三十路前の男が、年上の女にやたらと弟みたいに甘える方がどうかしてるし、俺にはそんなの無理。
[プライドが高いこの男には、兄や父の様に振る舞って上に見せなきゃ落ち着かないのだから。
小さな手が背中に回り耳元で、小さな囁きが聞こえたら、ニィと笑いくつくつと喉を鳴らした。]
[少しだけシルキーと身を離してみたら、二人の間に少しだけ形を変えている白いうさぎのぬいぐるみがそこにあって。]
……あぁ、そうだな。
一つ言い直さなきゃならん事がある。
俺の女じゃなくて――。
[今度は此方からシルキーの耳元で低い声で囁き始め。]
――俺の嫁になって、俺の子供産めよ。
[ふわふわなぬいぐるみを二人の間の子供の様に見立てながら、シルキーに嫁になれ、と命令口調でプロポーズをした。]
若社長 フェリクスが「時間を進める」を選択しました
[元々自信が溢れていたのは気質でもあるが、リーダーたるもの堂々としてなければ部下に不安を与えるから、常にそうする様に父親に教えられたのが大きい。
今回の場合は、お色気な部分があったので、冷静を装わなければ、シルキーに手を出しそうだったので、必死に我慢していたのだが。]
いや、子供と見てたら、酒なんて勧めねぇよ。
[酒を売る商売をしていても、子供に売る程落ちぶれてない、とこれまたバッサリ。
暗にシルキーを大人として見ている部分はあった、と。
声を低めにし囁き返したら>>13、顔を真っ赤に染めながら良い返答が返ってきて、きゅっと目を細めた。
そして、意味深で且つ意地悪そうなニヤニヤ笑いをしながら、シルキーの顔を上げさせ、触れるだけのキスをしてみよう。]
さて、男か女か……シルキーはどっちに賭ける?
[彼女の返答は如何なものだったか。
どんな返答だったにせよ、一旦シルキーと離れ抱き上げれば、そのままベットへ直行*]
―翌日:朝―
……あ? 今日は、俺とディークなのか?
[夜が明けゆっくりと起きて、暫くまったりと二人で他愛の無い会話をしている時に、ヴェルナーからハーランとシュテルンが見舞いに行かされ、次は自分とディークがご指名を頂いた、と報告があった。
普通ならば、嫌がったり怖がったりするのだろうが、この男の場合では例外だったらしい。]
そうか……今日は俺とディーク、か。
こりゃぁ、愉しい愉しい見合いになるだろうよ……ふふっ、はははっ。
[今日は血の雨を降らせる事が出来る、と思えば愉しくて仕方が無い。
相手は死なないならば、此方側の気が済むまで暴れ放題。
しかも、奴に関しては法に問われないならやらない手は無い。
そう思えば新しい玩具を見付けた子供の様に目を輝かせるだろう。]
寂しくはなるが……その分次を楽しみにしたいね。
それがあれば、仕事が頑張れる。
[寂しそうに肩を落としてるシルキーの手を取り、白魚の様な手に唇を触れさせる。]
[ヴェルナーからの報告で、シュテルンが男の娘だった事に、反射的にツッコミを入れよう。]
おいおい、シュテルン男かよ!
そこは……まぁ無事だったらそれで良いけどさ。
[嫁がそういうのに疎そう>>*2なのは助かったと思いつつ、ふとある事を思い出して、ヴェルナーに確認をさせようと。]
ヴェルナー、アレを渡したり病院内に置いたか?
[アレとは通信機の事だ。
ヴェルナーが病院に向かわせる際、病院に送られた参加者と連絡が取れるように、と頼んだみたい。
部下は、既に近くに居た参加者に渡していたり、部屋に分かりやすい所に置いていたりしたそうだ。
もし、新しい参加者が病院へ向かわされても、ヴェルナーが渡すなり、置いてあるのを拾って使えば、何時でも此方と通信が出来るだろう。]
[楽しそうと言われて>>22も、悪びれる様子は無くケラケラとしている。でも、それはシルキーを馬鹿にしている訳ではない。]
すまんすまん。
合法的に適度な運動不足とストレス発散が出来る、と知ったから嬉しくてなぁ。
でもまぁ、こうして向こうに行くまでの間は、出来るだけシルキーとの時間を大事にしたいと思ってる。
だから、そう拗ねないでくれよ。
[恐らく、寂しい気持ちを共有してほしいのだな、というのはぼんやり感じ取っているので、抱き寄せながら頭を撫で様と。
そんな時に聞こえた通信機の声にこめかみがピクリと動いて、一気に不機嫌そうにぶつくさと文句を言い始める。]
ほぅ……俺と同じ2世世代か……その割にはサボる癖はあるようだ……くくっ。
[さて、通信機のベルを鳴らして怒鳴り声の一つを上げようか、と思ったが、それは思い止まって。]
[と、そんな所にヴェルナーの報告が入る。
シルキーの継母と関わりがあったマフィアを捕らえた事と証拠が揃った報告を受ければ、簡潔な指示を下すだろう。]
あの男は……ヤク漬け。そしてバイバイ、だな。
[ボソリと物騒な事を呟いたが、シルキーには聞こえているのだろうか。ヴェルナーは了承し、それを実行に移すつもりだ。
そんな所に「次」というのはどういう意味だ、ときょとりと首を傾げて。]
……あ?
別に会うのを楽しみにすれば、仕事を頑張るエネルギーになる、と言う意味以外何があるというんだ?
[全く話が分からない、と言わんばかりに肩を竦めるが、一瞬だけ、ほんの一瞬だけニヤリとしたのは見えたのだろうか。]
―自室―
[抱きしめて頭を撫でれば機嫌を直してくれるのか、と思っていたが、顔を背けてしまった事にほぅ、と声を漏らしたら、すぐ此方の顔を見上げている。
彼女の聡さが見えて、さて何処から話すか迷いがでて暫く考えるだろう。
まず、通信機から聞こえたサボリ癖云々に関しては正直に話していく。]
あー……、自分は何もしないでサボろうとした奴が居て、気に食わなかったんだよ。
まぁ、そういうしたたかさは必要だが、保身だけを考えてるようじゃ駄目だな、全然駄目。
[何の話か、と状況を飲み込めてないなら、通信機から聞こえた話を説明するつもり。
そこは良いのだが、問題はシルキーの継母関連。さてどうやって話していこうか。
此方の考えとしてみれば、継母と一緒に拉致まで考え実行したのだから、放置し続ければいずれはシルキーの命を狙うんじゃないか、という疑心暗鬼が、ヤク漬けにさせよう、と思ったのだが。]
……裏の世界はそういうものさ。
[継母の事を明かせぬ事と、物騒な命令の詳細は話さず煙に巻いておけば、広間へ向かおう、と促すだろう*]
―広間―
[さて、自室の黒い話は一体どうなったか。
どちらにしても、シルキーが厨房へ向かうならば、自分もと言ったがどうやら追い返されてしまった様で、仕方が無しに広間へ行ったのだった。]
やれやれ、教えたかったのに、な……。
[手取り足取り懇切丁寧に教えたかったのに、それをさせて貰えない寂しさを拭えぬまま、煙草を取り出し、紫煙をぷかぷかと。
すると、また通信機から聞こえた声に、ポツリと呟いて。]
――俺が若い頃にソックリじゃねぇか。
[自分もまだ10代だった頃は、父親が生存していた頃は、よくそんな事言ってったっけ、と昔の思い出に浸っていれば、コーヒーの良い匂いが近づいてきた。]
[シルキーがカラカラと音を鳴らしながらワゴンを押して広間にやって来た>>57。
尻尾を振って輝かん笑顔を振りまく事を期待してたら、しょんもりとしていてどうしたのか、と言いたげに見ていたら、どうやらコーヒーを作るのに失敗したようで。
でも見た限りでは、普通のコーヒーと同じ様に見えたのだが。]
あぁ、もう少し豆を入れて良いや。
でもちゃんと飲めるから問題無い、本当にありがとう。
お袋も、そうやって……あ、いや、何でも無い。
[味と香りは薄いものの、コーヒーの旨さを堪能していたら、幼い頃父親と母親が似たようなやり取りをしていたのを思い出し、よく「危ない事はしないで」と心配してたな、と。
そんな母親の忠告を受け入れなかった親父は嫌いだったな、と。
今日はよく昔の思い出を思い出させるな、と自嘲していたら、ヴェルナーがやってきて、病院に向かう時間だと告げた。]
あー……もう時間かよ。
[腕時計をチラリと見やれば、もうそんな時間が経ったのかよ、と不満げにぶつぶつと呟いて。
おいで、とシルキーを招き抱きしめ額に唇を当て、別れるその時まで離れぬ様にしたいと、と伝えたくて。]
すまん、折角用意してくれたのに、食べることが出来なかった。
……でも、コーヒーは旨かったぞ? また淹れてくれよな。
[時よ止まれ、と願っても叶わず、スッと自分から離れ頭をポフッと撫でれば、「行って来る」と言う言葉を残し、玄関へ、そして病院へ向かって行く*]
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