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[励まされた魂は意を決し、浮かび上がる道を進み始める。
吹き上がる風の中、細い道を立って歩くことなどできず、
両手を付いて這うようにして光を目指す。
果てしない道のりだった。
気の遠くなるような苦行となるだろう。
誘い攫おうとする奈落の風におびえながら進む魂を、
ふとあたたかさが包み込んだ。]
───…
[心の裡で名を呼べば、誰かの手が立つを促す。
導きのままに立ちあがれば、慈愛に満ちた声が聞こえた。]
"我らの心は、お前の魂と共にある"
[言葉と共に、空が虹色に淡く輝いた。
体は軽くなり、足は力を取り戻す。
真っ直ぐ光を見て歩む瞳から、怯えが消えていた。
みっつめの祈りであった。]
[そうして、歩みゆくうちにもうひとつ
胸の奥から力を与える温かなものがあることに気づく。
揺るぎなく力強い導きとは異なる、
揺らぎながらもただ一つの願いを灯す蝋燭のような、
小さく優しく温かな光。
生きていてくれと、誰かの声が聞こえた気がした。]*
/*
死んでる私はのんびりと冥界冒険記を進めつつ、
どうしてもこう、マチスの顔を見るたびに、
「妹〜、妹〜」と探しながら当の妹を槍でざくざくする某ソシアルナイトの顔がちらついてしまって。
黙っているのも苦しくなったので、そっと吐き出しておきます。
ふふふ。
/*
赤囁きをぽやぽやと眺めつつ。
じゃあダーフィトに繭の攻撃をお願いして、
クレメンスは地上で告死天使の襲撃を待つかなあとか、
うっかり空を飛べば大天使様直々の襲撃を受けられるんじゃない?(シメオンがコンラートを追うのを前提として
とか、いろいろ案を練る。
意外と便利な2ID(
[どれくらい歩き続けただろう。
あるいは、ほんの瞬きほどの間だったかもしれない。
あるいは、永劫に等しい時間だったかもしれない。
暗闇が続く世界で時間を数える術はなく、
時間という概念すら無意味なのかもしれなかった。
前の一瞬に続く次の一瞬を、ただ足を前に出すことに費やす。
思考が摩耗し、意識がもうろうとする中で、
祈りの光が足元を、行くべき先を照らし、心を励まし続けた。]
[永久とも思われる間繰り返される歩みのうちに、
無になった思考の中に、泡のように浮かび上がる疑問がある。
"なぜ歩くのか"
"なせ光を目指すのか"
"なぜ、苦しみの道を自ら選ぶのか"
問いは自らの内側から湧くようでもあり、
はるかな高みから降りて来るようでもあった。]
[なぜか。と。
真っ白な思考の中で、己に問いかけた。
それを求められたから、と答える声がある。
認められたいからと望む声がある。
褒めて欲しいからと幼い声がこたえる。
生きていてほしいと願われたから、と心が軋む。
この世界に下ろされた使命を果たすために、と魂が哭く]
私には、まだ為すべきことがある。
私を求める人々が、あの光の先にいる。
[救世主と呼ぶ人々の声を思い出し、
待っている、と言った優しく慈悲深い声を思い出し、
生きていてくれと願っただれかの声を思い出した時、
世界が、光に包まれた。]
[目覚めた、と感じた。
自分が生きるべき理由を改めて心に刻んだ。
それこそが、あの闇の道を抜け出す鍵だったのだろう。
気づけば意識は空に浮かんでいた。
遙かな眼下には、虹色に輝く繭が見える。]
[あれは自分。
羽化を待ち、身体を作り換えている自分。
今はまだあそこに戻る時ではない、と理解した魂は、つかの間の自由に触れて軽やかに空を飛ぶ。*]
― 繭 ―
[繭の前には、大天使をはじめとして、3色の翼が揃っていた。
彼らが自分を導いてくれたのだと知って、胸が熱くなる。
求められている。
為すべきことがある。
その認識は間違っていなかったと、改めて強く思う。]
/*
帰ってきてふっと村覗いたときに、
この緑色が広がっていたのを見た衝撃と言ったら!
うふふえへへふぁぁ(溶けて転がるなにか)
/*
たまらない。たまらないすぎるのであれだ。ほんとやばい。(語彙
だってほら、そりゃもう嬉しいでしょう。
愛されてるなんてものじゃないよ。
聞いて良い?聞いて良いかな?いいよね??
ほんのり聞こえるくらいが美しいかな。
全部は聞かない。聞かないけどなんとなく。
夢の中でね。ほら。夢だと思ったら本当でしたくらいのね。
ふふふ〜〜〜
[ふわり漂う魂は、世界を飛んだ。
いと高き御船より溢れる天使の間を抜け、
"救済"の光の中に紛れ込み、
喜ばしいこと。
天より生まれた魂は、それを嘉し、
大地で育った心が、微かに痛んだ。]
[そうして空に遊ぶうち、引き寄せる力を感じた。
糸の巻き取られるように魂が呼び戻される。
逆らわずに飛んだ魂は、繭の中に吸い込まれる。
体の準備が整ったのだと知った。
羽化を待つばかりの身体に宿り、魂もまた眠りにつく。
目覚めの前の深い眠り。
死よりも深く、魂は無に近くなる。]
[深く、深い眠りの中で、届いた声がある。
会いたかったと、 揺らぐ波。
良かった、と。 囁くおと。
無窮の眠りの園を満たす、やわらかなこころ。]
[見上げれは、いつも星があった。
手を伸ばしても届かない、
どれだけ望んでも、近づけない星。
けれども、いつも見守ってくれる光。
会いたかった。会えなかった。
───迎えに来てくれた。
大切で、大好きな光。]
[あなたが呼ぶのならば、
深い谷も、怖れず超えていこう。
あなたが待っているのなら、
死も、わたしを留めることなどできはしない。]
[ 早く、 あなたに会いに行きたい。
眠れる御子は、夢の中で手を伸ばす。
初めて光に出会った時、
せいいっぱい、手を伸ばしたあの日のように*]
/*
墓落ちの掛かる更新直前は、落ち着きませんね。
(リアルで部屋の中をうろついているひと)
あ。私の復活ログ用意してないや。
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